雪の朝


ここで一つ解決しておかねばならない問題がある。それは、02年6月に書いた日記MacOS X("テン" 10の意)についての意見だ。
要約すると、「派手なパフォーマンスをこめたインターフェイスで、デモには(人に見せるのには)向いているが、日常的に使うのには不都合である。」というようなことを書いた。
そしていつか、この、ユーザーとメーカーの乖離現象を解消するために、MacOS X は、一度大きな修正を迫られるのではないかと思っていた。そして私はそれを信じ、「クラシック」と云われるOS9を使い続けていて、最近(一週間ほど前)移行した。
それは、新しく10.2に続いて出てきた OS10.3 の登場で、目新しい、コンピューターマニアを喜ばせるような新機能はないものの、いわゆる "User Centric(ユーザー中心)" という考え方に立ち返った部分が多々見受けられて、「これなら良いかな」と思ったのである。
世間の(アップルの)波に押されて、という見方もあるが…