暑いよ


朝六時に起きて本日のお仕事。納品というヤツなのだ。昨年取り替えて以来、温度管理が必要な暗室作業の時以外動かしていなかった、台所のクーラー(「えあこん」とも云うらしいけど)を点け、暗室机にiBookを置いて。
十一時半、仕事終了と共に頼んでおいた畳屋さん(知り合いのガラス屋さんに網戸を頼みに行った時に紹介してもらった)が見に来る。
上半身裸で短パン一枚。うちわをパタパタやりながらお出迎え。
畳表だけ替えれば良いと思っていたら、「中も替える御予算あります?」と、中がブヨブヨになっているんだとか。やけに神妙な畳屋さんだこと。
十数年放ったらかしにしておいたにしては、随分安くすみそうだけど、その日には、本棚や机をどけないと。
仕事が終わると同時にクーラーを切っていたので、暑い暑い。机に戻って、庶務。台所の温度計は、既に三十六度を越えている。暑い。
二時、ようやく納品に行くために電車に乗る。ほっ、涼しい。
帰途、夕立、そして雨上がる。
夕飯はいつもの北柏の喫茶店「Calla(カラー)」。
帰宅してウイスキーを開ける。


にわかサッカーファン

一応断っておくが、私は(意地でも)サッカーファンでは無い。
ところが夜遅くの地震(千葉県を震源とする少し強い)で目が醒めてしまい、それがちょうど二時半ぐらいで、そのままサッカーコンフェデレーション杯の日本対ギリシア戦に突入してしまい、結局最後まで観てしまったのだ。
素人見(いつもそうだけど)には、この前の鈍重な北朝鮮戦とは大違い。キビキビ動いて、玉もスッと転がって心地よかった。
眠い…


規範としての「良い写真」


代官山にて仕事の打ち合わせがあり、川崎市市民ミュージアムにて「時代を切り開くまなざし -木村伊兵衛写真賞の30年-」を観た。(6月19日まで)
もっと早く行こうと思っていたのだが、我孫子と川崎は遠く離れていて。
武蔵小杉の駅(東急・JR南武線)から、ミュージアム行きのバスに乗る。一万円札しか無かったので、バスに待ってもらって、銀行にお金をおろしに行く。
取りあえず、規範としての「良い写真」を知るという意味では観ておいた方が良い(日曜日までだけど)。
何か皮肉な云い方をしたけれども、良いのは確かです。当時日本の一番の、写真表現を系譜立てて提示されるのは、圧巻。
こうやって並べられると、九十年代以降の受賞者にしか、共感を覚えない。それ以前の方々についても、凄いですよ。けど「まぁ、気持ちは分かるんだけどね。」なのです。
無論?初の女性三人同時受賞だとか、在庫一掃だとか云われた2000年度の三人は除きますが。
打ち合わせ後、(薄暗くて音楽がかかっている私には縁のない所)代官山のバーにて。


雨の中(ライフ・アクアティック)

映画「ライフ・アクアティック」を観た。ドキドキワクワクの、海洋冒険活劇。
青山スパイラルガーデンにて、齋藤亮一写真展「桃源郷フンザへ」(12日まで)を観る。
階段に掛けられた大きな写真がドカドカと。
銀座・秀友画廊にて「小さな写真のメトロノーム〜齋藤亮一の旅のゆくえ〜」(18日 まで)を観る。
雨の中、小さなビルの六階は辿り着くのに骨が折れたけど、写真をゆっくり鑑賞するのにはこちらの方が余程良い環境。これまでの写真から数点をポツポツと。
画廊なので、一枚何万円かで売っているけれども、あらかじめ「私買いませんから」と宣言。その画廊の女性と色々話し込む、「写真は総じて(日本では)売れない」だとか「それでも齋藤さんの作品は好きな人が居る」とか。ファンは僕だけじゃ無かったか…
雨の一日。このまま梅雨に突入しちゃうのかな。


つれづれなるままに

朝、したたかに腰を打った。まだ痛い。
今日は一日家に居るつもり。
仕事先の人に、「乃木坂のスポーツバーで、サッカー観ない?」なんて云われていたのだが、お断りした。やっぱり「みんなでワーッと」はどうも。家で焼酎片手に観ますよ。今夜の北朝鮮戦。
大体これで日本が勝ったら北朝鮮は五連敗で、選手は自宅を追い出されるらしいじゃないですか(ワイドショー情報)。
卒業後、就職してオーストラリアに行った友人(女性)とMSNメッセンジャーで会話。彼女は、「変死体」とは「変な死体」だと思い込んでいたらしい。赤フンドシ一丁で首を吊っていたりすると、彼女の云う所の「変死体」なのだろうか。
ゆうげの膳にと、庭からにらをもいでくる。部屋中にらの匂いが充満。


ワイワイ渇望


mixiの中に、「PhaTphoto(ファット フォト)」という新しい若者向け写真雑誌の、コミュニティがあって、それのオフ会というかバーベキューが二子新地の多摩川の河川敷であったので行ってきた。
学生時分から「みんなでワーッと」という事に縁が無く(サークルにも入っていなかった)、卒業してからは会社にも入らず淡々としている身の上なので、総勢二十数名のバーベキューには正直ドキドキしたり。
しかし結局の所「みんなでワーッと」という事にはならず、隅の方で親に連れられて来ていた小さい子と遊んでいました。結局この方が落ち着くようです。
河原には大勢の集団が集まり、それぞれ思い思いの青春を愉しんでおりました。写真は、どこぞの大学のサークルの新歓コンパらしきもの、輪になって一人一人、自己紹介。


二十八階からの眺め


日芸の同級生の家が、東雲(しののめ)(東京都江東区・地下鉄有楽町線の「豊洲」駅近くの、今流行りの臨海地帯。)のマンションに引っ越したというので、見に行く。夕方、突然曇ってきた。
二十八階なんて人間の住むところじゃないゼ、なんて高いトコ嫌いの僕は思う。


落語ドラマの話

今日は金曜日。ドラマ「タイガー&ドラゴン」の日です。
ちなみに僕はPalm(電子手帳みたいなの)の予定表に入れて、毎週観ています。
クドカン(宮藤官九郎)脚本の、世にも珍しい(てか今まであったんだろうか?)噺家ホームコメディ。
そりゃまあ突っ込み所は一杯ありますよ。
けれども落語と云えば地方の公民館で大御所が「独演会」やるヤツ。位にしか思っていないごく普通の人々に、師匠が居て、弟子が住み込んで居て、寄席がある十日間は、前座はまだ人の居ない時間に噺をやって後は楽屋で他の人(自分の師匠以外も)の小間使などをする。という世界の存在をおもしろおかしく示したという意味は大きいと思うのです。
又、赤の他人が一つ屋根の下で弟子と師匠という関係で生活するという不思議な空間は、面白い事が起きない訳が無く、ここに目を付けたクドカンは、本人も云っているように努力家で、「日々の研鑽による物なんだなあ」と思い又、「やっぱり日芸生」と思うのです(関係無し)。
けど師匠の林屋亭どん兵衛役の西田敏行の落語ははっきり云って下手。役者なのだから仕方がないと云えばそれまでだが、どうも… 三遊亭金馬なんかどうだったのだろう?ドラマに出ているのも観たけれども、なかなかだったと思う。
でもちょっとした落語ブームとやらで、寄席に行く人も増えている様で、そうしたら僕の好きな、桟敷で寝っ転がりながら落語を聴く、というのができないなあ。
あ、六月六日(毎年六月の第一月曜)は「寄席の日」で、千円少しで入れるそうです。
銀座のAppleStoreにiPodのFMトランスミッターという物を買いに行く。これを使うと、iPodの音楽を普通のFM電波にして飛ばせるので、行きつけの北柏の喫茶店「Calla(カラー)」で自分の好きな音楽を流せる。フフフ。
銀座ニコンサロンにて、渡邉祐一写真展「侵食」を観た。(6月11日まで)良かったです。