白髪

風邪が治ったら、昨日一昨日と撮影が入って、一昨日は静岡(から高速バスで一時間行った御前崎の方)、昨日は別会社ので市ヶ谷に撮影に行っておりました。
僕の場合デジカメで撮ってそれを4×5(「シノゴ」蛇腹が付いたレンズで、後ろから布かぶって覗く奴。)並の画質を出す為に、単にカメラ構えてシャッター押して終わり、じゃなくて撮影後加工する事を前提としたRAWデータで撮って、画像をいじって画像を作る、現場で撮った物はあくまで素材、
なので、撮影に行っても後処理作業が色々あって一息ついてる場合じゃないんだけど、取り敢えず久々の自宅で(風邪ひいてから{風邪ひく前に撮った写真の後処理で風邪が一番酷かった頃は実家に帰れなかったのは既述だけど}実家に帰っていたので)なんか「ほっ」と。
一昨々日、翌日静岡に行く為に機材を取りに実家から我孫子に一旦行きがてら、新宿でコニカミノルタプラザに寄ったら、師匠の秋山亮二さんとエレベーターのトコでばったり、「写真(作品としての)撮ったら見てください。」って、昨年末写真展を観に行った時も同じ事言っていた様な…
静岡への新幹線、常磐線グリーン車に乗り慣れて?みると、余り快適とは言えないなあ。新幹線のグリーン車だと快適なんだろうか(おいおい)。
静岡は暖かくて、と思ったら東京も暖かかったようで、翌日の市ヶ谷ではお堀端の桜が一気に満開になっていた。朝の雨もお昼にはあがって晴れてきて、周辺で働く人達が、ランチを桜の下でしていた。
朝風呂に入って出てみたら、白髪が一本生えている。お疲れなのか分からないけど、なんか格好良い。もっと白髪生えないだろうか。写真を載せようと思ったけど、自分の頭の白髪の写真なんて、撮りづらくて諦めた。


体温計のある生活

韓国みやげ チャングムまんじゅう
思えば一週間ぶりですが…
前述の通り月曜日、代官山に撮影に行った帰りの電車の中で急に寒気がしてきたので「これはヤバいな」と思い、帰って風呂に入って早々に布団に入る。
「こうしておけばすぐに治るさ」と寝付いてみたはいいものの、翌日の晩になっても熱はひかないし(体温計は家には無かったのであくまで「感じ」)だるいし鼻水は出るし…
またその翌日(水曜日)になっても治らないどころか酷いまんまなので、家から少し歩いた若松のバス停のトコの武内医院に行くと、案の定祭日で休み。隣のエンドウ薬局で(とうとう詰まらない男の意地を捨てて?)体温計を買って、いつも店のおばちゃんが座っているソファで計らせて貰うと8度3分。風邪薬も買って帰宅。体温なんて計っても熱が下がるわけじゃないけど、体温計ってあるといい。御飯を作る(実際はねまきにどてら引っかけてその薬局の向かいのKEIHOKUというスーパーまでお粥を買いに行くだけなのだが)のも億劫だし、何もなければ実家に戻って寝ているのだが、仕上げないといけない仕事があって…
翌朝は薬のお陰か7度9分にはなり、昼頃実家へ。
実家の近所の近藤クリニックくと、綿棒で鼻の穴をぐりぐりされて、めでたくインフルエンザだとか。
もらった薬を飲んで寝ていたら、次の日には6度台まで熱は下がり(でも喉やら胸は苦しい)、今日もそんな感じ。
昼に家族で食べてみた、韓国に出張に行った父親のおみやげ、チャングムまんじゅう。おっかなびっくり食べてみたけど、今の所残念ながら体に異常無し。


代官山下見

月曜日、代官山のマンションの撮影なので、ちょっと下見に行くことに。
以前代官山近辺をうろうろしていた頃に良く行ったDeco’s Dog Cafe」が近所にあり、入ってお昼御飯。
Deco's Dog Cafe
この古い屋敷みたいのがお店。
ハンバーグプレートの和風というのを食べる(メニュー)。
Deco's Dog Cafe
ドッグカフェ(ペットの犬も一緒に入れる喫茶店)なので当たり前なのかもしれないけど、公園の水道みたいな犬を洗う所がある。
帰りに近所で友達がやっているセレクトショップ「chocolata(ショコラータ)」を覗いてみるかと思ってケータイに電話してみたら、まだ店を開いて居ないとか、ちぇっ。

ぶつくさ言いながら恵比寿駅へ。
三時過ぎに客人(浦和の日芸のデザイン学科の先生)が寄るというので帰宅。
マンションに当たる光の向きやら影の様子を見たかったのに、下見の時は曇っていて、今ごろ晴れてきていやがる。
我孫子駅前で客人と呑んで帰宅。我孫子の駅前で呑むのは初めてだなあ。


グリーン車なんて言ってる場合じゃ

夜のラッシュの常磐線グリーン車
昨日、日曜日の最終回までに、実家に録画してある先週の「華麗なる一族」を見てしまおうと実家に帰って風呂にも入って夕飯を食べていたら、某I社のSさんから先日天候に恵まれなかった代々木上原のマンションの撮影を、明日しない? というメールが来たので、慌ただしく八時過ぎ、我孫子に帰る。
もうタダで乗られるのは18日のダイヤ改正まで残す所数日だし、疲れたし(眠いモードに入っていただけ)、上野から常磐線のグリーン車で我孫子に帰ろうと思ったら、常磐線はグリーン車どころの話では無く、普通の車両さえ入るのがやっとといういわゆる「ラッシュ」の世界。普段通勤などしないもんだから、夜九時過ぎの常磐線の混み具合など知るよしもなく…
我孫子で降りてホームからグリーン車を覗いたら、まだこの有様。
今日(この日の翌日)、撮影帰りに昼間乗ってみたら、営業開始に備えて車内販売のメニューがあった。
常磐線グリーン車車内販売メニュー
PHS(W-ZERO3[es])のカメラで撮影


建具屋さん

我孫子の建具屋さん
土日に友人夫婦(旦那さんが僕の学生時代からの知り合い)が来るので、ふすまを張り替えてもらったり、風呂場の戸のレールを直してもらったりしたのだけど、トイレの戸を替えるのだけはすぐにはできなくて(成田線の方に大工さんを連れて床の張り替えに行くのだそうだ。最近は「建具屋」という商売も成り立たなくなっていて、店を畳む人が多いので、その建具屋さんも我孫子・柏のみならず成田線の方まで行かなくちゃならないそうだ。)、週明けの火曜日になるという事だったけど、急用ができたとか言うので日曜日、起き抜け(件の友人夫婦と前日の夜中の三時まで呑んでいた)に来てもらった。雨が降っていたので軒先でお仕事。
建具屋さんが帰った後近所(我孫子市若松)の喫茶店「ティティカブログ)」で三人でお茶。僕はチャイと木の実のタルトを。
マツキヨで旦那さんの花粉症の薬を買った後、手賀沼公園から少し駅の方に上がった所のお茶屋さんに行ってほうじ茶を買って帰る。そんな土日でした。


夢の世界から


ビッグサイトでの「建築・建材展」の最終日なので、行くために十時頃家を出る。本当はもっと早く出るつもりだったのだが、昨日の撮影の後始末や洗濯で遅れて。
新松戸に出て、武蔵野線の東京行きに乗ると、京葉線に入って新木場に連れていってくれる。
途中舞浜を通るのだが、ここはいつ通ってもディズニーランドに行く人、帰る人が乗り降りする。
夢の世界に居た人(風船持ったり、ミッキーの袋持ったりした子供は良いとしても大人)が、いきなり首都圏の近郊電車に乗って、思い切り浮いてしまっているのが面白い。
夕方には頼んでいた建具屋さんが直したふすま(こないだ家で酔ってふすまを突き破った)を持ってきてくれるので帰らないと。
夏なら全部開け放ってるから勝手に入られて、その他のこと(風呂場の戸のレールが壊れていたのでその修理も)をして帰って行くのだけど不便だな。


「逢魔が刻」(叫{さけび})

映画「叫(さけび)goo映画による紹介予告編)」を観た。
黒沢清監督の、役所広司主演のホラー。
何か全編通して、分かったようで分からない。これは別に良くない作品とか言うのでなくて、不条理の世界という様な事。
何でこいつが祟られなきゃならないんだ。たまたま前を通りがかっただけじゃないか、大体他にも人はいたじゃないか。
こういう訳の分からない、不条理な、割り切れない世界が、そういう物、というか発想が無いアメリカで受けたという話を聞いたことがあるけれども、訳が分からないだけに怖い。恐ろしい。
後、前編通して夕方。「逢魔が刻(おうまがとき)」とでも言う様な時間で、部屋には西日が差し込んでコントラストの高い、けだるいような空間を作り出している。
江戸時代から、怪談と言えばこの時間に何かが起こるもんだが、その伝統はここにも受け継がれて居るらしい。狂気が写り込むような、時間なんだろうな。学生の時、「歌舞伎研究」という授業をとっていて、一年間かけて「東海道四谷怪談」を読ませられたけど、何か思い出してしまった。
コニカミノルタプラザで、「山方伸写真展『over the river』」を観る。前のプレミオでの写真展その前観た時はこう思っていた)の時からこの人の写真が好きだった。期待に違わず良い写真。始めて御本人にお会いして、色々話す。同じ様な事を考えていて面白かった。
故郷を出て東京で一人暮らし。居酒屋でバイトしながら、お金が貯まると日本各地に旅して写真を撮るそうだ。格好良いなあ。のほほんと生きてる自分としては多少は見習わないとと思いますよ。


本日はDIY

台所の流しから分けてある(これは取り付けた業者の人がやった)湯沸かし器(今をときめくリンナイ製)への蛇口が漏ってきたので、蛇口の中のパッキンが駄目になったかと、蛇口を分解してパッキンを取り替えることにした。
これまでこういうトラブルは水道屋さん任せだったのだけど、こんな事で五千円だか一万円だかとられるのも癪なので、こういうサイトを参考にしてやってみる事にした。
閑だし、今日は風はあるものの暖かいし、水周りをいじるには良い日だろう。
まず駅前の金物屋に言ってウォーターポンププライヤーというレンチみたいな工具と、換えのパッキンを買ってくる。そして庭の元栓を閉め、DIY開始。
分解までは順調に行って、パッキンとそれに付随した金具を取り外し、買ってきた物に換えてみたものの、金具が管にストンと落ちてはまらない。新しい金具がビミョーに(0.数mmぐらい)大きいみたい。摩耗しているわけでもなさそうだったので、金具はそのままにして、ゴムのパッキンだけ換えて元に戻して締める。
緊張の開栓。漏れないし、きちんと水は出る、取りあえずは安心。けれども蛇口をひねる度に引っかかる様な感じ。
初めて蛇口を分解なんかしたので、なんかしたのかと再び庭に出て元栓を閉めて分解。
見るとパッキンもきつい様で、中で引っかかっている。結局これも元の古いパッキンにしたらすんなり行って、水漏れも止まった。何だったんだ。使わなかった新しいパッキンは袋に戻して工具入れの中へ。
かくして僕のDIYデビューは終わった。日曜大工なんて何が面白いんだろうと思っていたけど、この達成感、気持ち良いカモ。


偕楽園に行く

来ていた婆ちゃんを連れて、水戸の偕楽園(かいらくえん)に梅を見に行った。我孫子から件の無料のグリーン車で臨時の偕楽園駅(水戸駅からも近い)まで一直線。
偕楽園(水戸)の神社に居た猿回し
隣の神社の境内に、猿回しが居た。

梅林を中心に、芝生や日本庭園があって、お父さんが子供に、「あの橋(日本庭園の池に架かる)の上で、手叩いてみ。『将軍』が出てくるから。」と今しか使えないようなマニアックな冗談を言っていておかしかった。
偕楽園(水戸)で中継の準備をするNHK
NHKが中継の準備をしていた。