「もてあそばれるのも良いもんじゃん?(人のセックスを笑うな)」

荻窪の福祉事務所の受付にあった新しい杉並区のマスコットキャラクター「なみすけ」のぬいぐるみ
昨日、渋谷の映画館で、映画「人のセックスを笑うなgoo映画による紹介)」を観た。
題名も刺激的だが、原作も山崎ナオコーラという凄い(安直と紙一重?)名前の人。
美大に通う三人の仲良し(男二人と女一人)。そこに臨時の女教師(永作博美)が来て、男A(松山ケンイチ)が引き込まれていく。けれども女A(蒼井優)は男Aが好きだけれども大人の女の魅力には勝てなくて何もできなくて。傷心の女Aの事を男B(忍成修吾)は好きで。
最近こういう「美大もの」が受ける(美大系って少人数の実習授業が多いからか、基本的に寂しがり屋が多いからか。)(「ハチミツとクローバー」とか)らしいけれども、僕にとっては、学生時分の自分のバカを見ているようで、結構不快。
隔離された「田舎の美大」という世界とその田舎の地元とのつながりも面白い。
何せ人の多さに驚いた。平日の昼間から映画を観るような若者がこんなに居たとは。僕は一時間前に買っておいたので良かったが、この回の券は(ここは全席指定席券)十分前に早々と売り切れていた。
その後用があって荻窪の、杉並区の福祉事務所へ。受付にあった杉並区のマスコットキャラクター「なみすけ」のぬいぐるみ。「以前のすぎまる君はどうなったんでしょう?」と職員の人に聞いたら、「消されては無いと思うけど、確実に出番が減っているとは思いますよ。」だって。かわいそうに。
(リンクしようと思って探してみたけど、もう殆ど消されてるじゃん。89年生まれのキャラクターじゃあ、仕方ないか。)


どうやらプロらしい

年末のカメラ修理に出したいけどどうしよう話で懲りたので、堂々と修理の間、代替機が借りられるニコンのプロサービス(NPS)という奴に登録を申し込んでいたら、今日(来たのは昨日だと思うけど家のポストを開けてなかったので)、ニコンから「入れてあげても良いよ〜」「でも入会金21,000円振り込んでよ〜」という書類が入った封筒が来ていた。
ニコンのプロサービスというのは、色々特典がある(銀座のサービスセンターで曇りガラスのドアの向こうの、プロ専用のサービスセンターに入れる優越感もあるけど。)代わりに、なんか色々申請の為の書類がうるさくて、推薦人になって貰う為に日芸の先生の所行ったり(カメラマンの友人というのが居ないんだよね、みんなカタギの職業に就いちゃって。)、名前入りの自分の作品が載ってる本をかき集めたり(確か三冊必要だったと思う)、大変だった。
その他にも、入れば修理が安く受けられるので、他人の機材を修理しちゃわないよう、自分の持っているニコンの機材全て(僕の場合引き伸ばしレンズからストロボまで)の機種名と製品番号(シリアルナンバー)を書類に書き入れないといけなくて、物凄く面倒くさい作業になってしまい、ほとほと疲れてしまっていたのだった。
まあこれで21,000円振り込めば、会員証が送られてきて、安く修理が受けられて、修理の間代わりの機材を貸してくれるのだろうけど、心配なのは会員証の写真。
以前別件で中学の友人から書類を書かされて、そいつの金で駅前の無人のトコでボサボサ頭の無気力の顔で撮った証明写真を使い回しさせてもらったのだが、それが会員証に使われてしまう、イヤだ。
こないだカード会社からは人間と認めて貰えず、今度はニコンにプロカメラマンとして認めて貰った。「どうなんでしょう…」と思う今日この頃。


カードが作れなかった私

首都圏のJR東日本に乗ったり、駅のコンビニなんかで買い物もできる電子マネー「SUICA(スイカ)」と、ビックカメラのポイントカードが一緒になったカードができたらしく、普段二枚のカードを財布に入れている僕としては、二枚が一枚になって財布の中身が薄くなるならばそれにしようと思って、ビックカメラの店頭で申し込みをした。
そのカードにはJCBのクレジットカードも(要らないのだが)付いていて、銀行口座やら書かないといけないので、帳簿上も面倒だし、仕事の口座として使っている三菱東京UFJ銀行の口座の情報を書き入れた。
ところが、先日実家に送られてきた書類には、「…今回は見送りという事に…」という書類。
まあ考えてみれば向こうをバカにした話で、その三菱東京UFJ銀行の口座は、いつも金が入るたびに僕がせっせと隣の千葉銀行(我孫子駅前では)に持って行っていて、常に数万円しか入っていない状態になっている。
カードを作らせる様な仕事をしている友人に聞いたら、「(他で踏み倒しでもしてない限り)一々口座まで調べてないよ〜」ってんで金が入っていない口座で作ってみたんだが、駄目だった。
今回のカード作成の僕の目的は、財布の中の二枚のカードを一枚にするという事しか無いので、だったら三菱東京UFJ銀行のキャッシュカードと、SUICAが一緒になったカードもあるんだけど、今使っている三菱東京UFJ銀行のキャッシュカードは、随分前に出たディズニーのくまのプーさんの奴なんで、それをやめてこんな無愛想なのにするのは嫌だ。オレはプーさんが良いんですよね…
なんて事をこないだ仕事後にお茶を飲みながらI社のSさん(男性三十代後半)に力説したら、「君がそこまでそのプーさんにこだわる信念が分からん。」と即座に、そして冷ややかに言われた。この悩ましい気持ち、分からないかなあ?
ちなみに千葉銀行のカードはもちろん、タンタンです。
そう言えば先週、渋谷の「シネマ・アンジェリカ」という映画館(始めて行ったのだけど、道玄坂を上がって、小さな道を入ってまた曲がるという非常に地味な映画館。)で、ソ連時代の1957年に作られた、「雪の女王」を観た。以前から観たいとは思っていたアニメーションではあるのだけど、ディズニーとは違う、地味に作り込まれた壮大な世界、という感じ。
小学校卒業の時、下級生に見せる劇(オペレッタ)でこのお話をやって、僕は山賊の親分をやったという過去は秘密…


今年もお札は「一陽来復」

早稲田大学前の喫茶店「3つのオレンジの恋」のカリカリのカラメルの乗ったプリン
先週の金曜日、恒例の「一陽来復」の御札を買おうと、高校の後輩を誘って、早稲田の穴八幡宮に行った。
御札を買って早稲田大学前の喫茶店(去年も同じ後輩とここに入ったな)「3つのオレンジの恋」で休憩、入口にはやっぱり「箱根駅伝優勝おめでとう云々」の紙が。僕は紅茶と、カリカリのカラメルの乗ったプリンを食べる。考えてみたらここは卵料理の専門店だった、おいしいわけだ。
「一陽来復」の御利益は、他の「金が儲かる」というのと違って控えめに「金銀融通」のであって、「特に金が入る訳じゃないけどうまく廻してくれる」みたいな感じでよろしい。
そのお陰か僕もここ数年、何だかんだ言って金銭が「融通」されている。足る事を知る。


帰路・体重の怪

宿のチェックアウトは十時、帰りの特急に乗るためのバスは13:50草津発。
時間を潰さないといけないし、どうせ来たのならと、湯もみと踊りのショーを小屋に入って観る。一人五百円也。
草津 湯もみと踊りのショー
のんびりと歩く婆ちゃんのお陰で、以外にもスムーズに時間は潰れ、草津温泉のバスターミナルへ、
行く途中、人だかりがしてるので何かと思って覗いてみたら、「ズン・ズンズン・ズンドコきよし!」の氷川きよしがいた。
高崎の「だるま弁当」
帰りの特急の中ではやっぱり、高崎の「だるま弁当」。貯金箱になります。
そして今西荻の家に帰宅、疲れた。
宿のお風呂で体重を量ったら、60kgになっていた。半年前の夏頃は55kg行くか行かないかだったのに…


草津散策

温泉街を歩く。
草津の温泉街
ガラス工芸の店というのは意味もなくどこの温泉地でも出没するな、などと思いつつ。
昼に食べたこんにゃくの刺身。
こんにゃくの刺身
一人でぶらぶら。
ここら辺は地元だもんね。
小渕優子のポスター
そして西の河原公園(さいのかわらこうえん)(ライブカメラがあった、楽しい。)へ。道ばたのお地蔵様。
ハム太郎の帽子をかぶったお地蔵様
流れる水が全部温泉。
でも旅館の浴衣に丹前と羽織じゃあさすがに寒い。
草津 西の河原公園


草津温泉へ

群馬から帰ってまた群馬へ。
婆ちゃんを連れて昨日から二泊、草津温泉に来ている。
上野駅に入ってくる草津5号を撮る若い女性達。

そして草津の湯畑(ゆばたけ・各旅館に回す前にお湯をこうやって冷ましているらしい)
草津温泉の湯畑(ゆばたけ・各旅館に回す前にお湯をこうやって冷ましているらしい)
草津温泉の湯畑(ゆばたけ・各旅館に回す前にお湯をこうやって冷ましているらしい)
草津温泉の湯畑(ゆばたけ・各旅館に回す前にお湯をこうやって冷ましているらしい)


正月群馬へ

大晦日、元旦は実家で過ごし、二日父親と、父方の実家の群馬へ。
着いた次の日(三日)は、父親と親戚のおじさんの車で、一ノ宮の貫崎神社(ぬきさきじんじゃ)に初詣に行く話だったのだけど、父親は風邪ひいて寝てしまい、置いていくことに。
父親が行かないのだったら、おじさんの手を煩わせる必要もなく、一人でのんびり行くことに。
家のある秋畑からは、最寄りの上州福島駅までバス(とは名ばかりのマイクロバス)で出る。
那須から上州福島駅に出るバス「上信ハイヤー」
上州福島から上信電鉄で上州一ノ宮へ。
上信電鉄 上州一ノ宮駅
神社へ向けてとぼとぼ歩く。
上信電鉄 上州一ノ宮駅
初詣を済ませて屋台で買った焼きまんじゅうを食い、上州一ノ宮駅に戻る。以前は初詣の時に開いたのであろう駅舎横の臨時改札口は、今は自転車置き場になっていた。
上州一ノ宮駅の臨時改札口
電車まで三十分あるのだけど、ホームで待つ。天気は良いのだけど、空っ風が冷たい。
上信電鉄 上州一ノ宮駅 ホームよりの眺め
上州福島へ戻って父親に頼まれた買い物をしていたら、バスが行ってしまった。
次のバスは二時間後。行きにバスの運転手さんに「あそこそばおいしいよ」と教えてもらった、小幡の城町にある、「大和茶屋」に行ってみるも正月三が日はお休み。
一階が住居で、二階はかいこを飼う所になっている、ここら辺の典型的な農家の作りの店。
甘楽町小幡のそば屋「大和茶屋」
仕方なく城町のバス停に戻り、ベンチでバスを待つ。遠くに見える榛名山、寒そうだなあ。
群馬県甘楽町の風景と榛名山