そば屋の二階にて

築地のそば屋「さらしなの里」の二階
築地のI社に行きがてら、築地の駅前(地下鉄の駅だから駅上か?)の、そば屋「さらしなの里」に行くと、人が一杯で「お二階へどうぞ」と言われた。
昼下がり、下でそばを手繰っていると、二階はいつも団体さんの宴会で、どうなっているのか一度行ってみたいと思っていたのだが、こうなっておりました。座敷があって、テーブル席が少し。
よくここでは噺家の桂右團治を呼んで、落語会をやるみたいなのだが、噺家を呼んで一席やってもらうには良い空間だろうね。


色々巡った

「日本一安全な街 柏」という駅前の横断幕
今日は五時に久々に日芸の先生の所に行って、プリンタの色(カラーマネジメントっちゅう奴ですな)について聞く話になっていたんだけど、その為だけに山手線の向こうまで行くのも癪なので、品川のキヤノンギャラリーSで写真展を観て、恵比寿の東京都写真美術館に行き、新宿のコニカプラザでフォトプレミオの年度賞の展示をやっているのでそれに行く…のは無理だったのでそのまま新宿を通り越して江古田へ。
恵比寿の東京都写真美術館では森山大道さんの展示をやっていたけれども、見に来ていた半数以上が女性だったのにびっくり。
何か柏の方が騒がしいようだが、事件が起きたのは柏と合併した旧沼南町。我孫子は最初合併に加わるなんて話もあったんだけど、抜けて良かった。
数日前映画を観に行ったときに見た横断幕。駅を出たらこんなのがあっちゃあ、治安の悪いのを自ら宣伝しているようなものだと思う。
映画「ザ・マジックアワーgoo映画による解説)」を観た。
もう文句無く面白い。面白すぎると笑いの反射神経が麻痺しちゃって、笑うのに疲れちゃうんだけど、緩急付けて、笑わせたり息詰まるシーンを入れて、計算し尽くされた笑いが凄い。


死刑制度について少し考える

蔵前のブリキのおもちゃ屋さんのショーウインドウ
昨日、映画「休暇goo映画による紹介)」を観た。
刑務官として、とつとつと毎日をこなす中年男。死刑囚の青年。
死に向かわせ死と対峙させる事が罰、というのが死刑という制度だとしても、
執行日が数日後に決定しても本人はもちろん、面会に来た家族の前でも平然を装い、執行の時には、刑場を掃除し、狼狽した当人を刑場に引きずり出し、教戒師の話を聞かせ、ボタンを押して刑を執行する。
「支え役」という落ちてきて痙攣する死刑囚を支える役をすると、特別に一週間の休暇がもらえるという事で、彼は結婚したばかりの妻との新婚旅行の為、自ら進んでその役を買って出る。
彼の結婚式で、新郎の紹介に立った人の心ない言葉「…彼等こそ、極悪非道の輩共と毎日戦っているのでありますっ!」に、列席した同僚の刑務官が皆困惑した様な、怒りを秘めた様な顔をして下を向いてしまうシーンが印象的だった。
死刑という制度がどうかは分からないけれども、少なくともそこで働く刑務官という仕事の人々に、仕事という範囲を超えた精神的苦痛を与える制度である事を考えた方が良いよな、なんて思う。
仕事の打ち合わせに出て、ついでに両国の東京隅田川ユースホステルでユースホステルの会員証の更新をした。
蔵前の辺りはおもちゃ屋さんが多くて、ブリキのおもちゃ専門店なんてのがあった。


日暮里の寄席

地下鉄ももうすぐ開業のようで、時間もできて(できなくても行ったかもしれないが)、日暮里駅の近くにある公民館みたいな「サニーホール」に「日暮里特選落語会」というのを聴きに行ってきた。
布団をもう一つと思っていたので、柏で見て、日暮里へ。
日暮里の公民館みたいな「サニーホール」で、寄席みたいに色々落語会をやってくれるのは良い。
中央線沿線に居た頃は末広亭によく行ったけれど、今は新宿は遠いし、上野の鈴本は近いけれど、どっちみち圓楽一門や立川談志一門は閉め出されたままで、トリ以外の人の持ち時間は概ね十数分で、それぞれの噺をみっちり聴くという感じでは無いし。
寄席は寄席の良さが(色々な人の噺を聴けて時間に比べ料金が安くて、奇術や漫才や太神楽や紙切りや三味線漫談なんて芸も楽しめるとか。)あるんだけど。
最前列に女子高生がお母さんと二人で来て居た(なぜ女子高生と分かったかというと制服を着ていたからだ)。平日の六時半なんて年寄りしか来ないのだろうと思ったけれど、会社帰りのおじさんや、若いカップルなども居て、客席も明るかった。しんみり聴かせるというよりも、明るく笑わせる噺家が次々出てきて、けれども一人一人二十数分はしっかりやって、面白かった。
けれども面白かったからと言って、「また来よう」と思うかと言う気持になるわけではないから、落語は面白い。
いや一般論であってこの会の感想ではない。このただ楽しく笑う落語も、本寸法で良いよね。
中入りでロビーに出て携帯電話を点けたら、柏の靴屋から底が減ってきたので取り替えてくれる様に頼んでおいた靴について留守番電話が入っていた。どうせ柏をうろうろして、その店の前も通過していたのだから寄っておけば良かった。
出演者(出演順)
春風亭柳桜・立川談幸・桂小文治・柳亭燕路・三遊亭吉窓・立川文都
立川流の人は始めて聴いたのだけど、談幸という人は随分笑いを取っていて、二つ隣のおっちゃんはゲラゲラ笑いっぱなしだった。
立川文都という人は関西弁で上方落語っぽいし、先代の細い桂文我に姿形も話し方も似ているから、その弟子で談志の預かり弟子か何かかと思って家に帰ってインターネットで調べてみたら、彼自身のホームページによると最初から談志の弟子らしい。
前座は確か、立川松幸という兄ちゃんだったと思うけれども、噺を忘れない様に追うのが精一杯と言った感じで、早口なのがどうも。自分は知ってるストーリーだから良いんだろうけど。でも前座というのはこんな物か。その後出てきた柳桜さんが、「彼がもうちょっと長くやってくれればあめ玉を舐め終えたんだが」なんて言っていた。


秋葉原無差別殺人について思う事

昨晩、西荻でmixiの人と呑んでいたのだが、その中の一人の女性が言っていた。
彼女はアノ事件が起きた時、秋葉原の現場に居合わせたそうだが、道に倒れた被害者、心臓マッサージをしている人の周りをケータイ持った大勢の群衆が取り囲んで、写真撮っていたんだそうだ。
それは異様な光景で、とても腹立たしかったそうなのだけど、だからと言ってそんな関係ない人々が何かした所で状況が良い方向へ進むとは思えないし、またそういう野次馬根性から真実を知らせる報道というのは起こってくる(ミャンマーに行ってデモのビデオ撮ってて死んじゃった人なんかそうだし)のは分かるんだけど、やはり想像するだに異様な光景ではあると思う。
テレビや新聞は凄惨な現場だけではなくて、ああいう異様な光景こそ報道すべきだ。という様な事が彼女の話の趣旨であったと思うんだけど、よく覚えていない。
今日は夕方から撮影なので、そろそろ出ますか。
最後に、この事件は丁度七年前の付属池田小の事件と無関係ではないと思う。犯人を死刑に処してしまって良かったのかどうか。


アドレスブックの画像をコピーする

Macのアドレスブック(住所録)には、個々人に画像を設定する事ができて、その人からメールが来ると、メールの文頭にその人の顔が出てくるので、便利だ。
しかし個人はそれで良いとしても、仕事関係の人は名刺交換の度に顔写真を撮るわけにもいかないので、会社のマーク(ロゴ等)をどこからか、例えばホームページから持ってきて、アドレスブックのその人の項目に顔写真の代わりに会社のマークを設定している。
ただ、同じ会社の人の場合、他の人に指定している画像(イメージ・ピクチャ)をそのまま移せ(複製でき)ないものかと以前から思っていた。いや再びその画像をダウンロードしてきて指定すりゃ良いんだが、そうすると再び切り抜き範囲を指定しなくてはいけないので、微妙に位置や大きさが異なる、これはA型の僕としては許せない。第一面倒だ。
画像(イメージ・ピクチャ)のコピーぐらいできても良いものなのに、と思ったけれども、Googleで検索してみても何ら解決法は出てこない、困っている人もいないらしい。僕の探し方が悪いのか?
仕方なく試行錯誤、色々試してみて、「もう嫌だ」という頃になると、ふとできる事があって、それをよく考えてみると、
これまで画像をアドレスブックのその人の顔写真を置くべき部分に持って行ったのを、そこから外れた部分に持って行く(ドラッグしてピクチャを置く部分まで行かずに手を離してしまう)と画像の切り抜きはせずに、最初からその画像が収まった状態になり、無事何の手も患わせずに、他の人の画像を持ってくる事が可能な様だ。


久々に映画なぞ

昨日、急ぎの納品があって、築地に行った。行って帰るのも癪なので、日比谷シャンテで映画「ゼア・ウィル・ビー・ブラッドgoo映画の紹介予告編)」を観た。
最近どうもお金が減らないと思ったら、映画を観たのは約二ヶ月ぶりだった。
石油に取り憑かれた様に働き、障害があってもまた立ち上がり、のし上がる為には自分の誇りを捨てて、泥だらけになって生きていく。
けれども突然現れた「弟」を信じ込み、むしろ自分から信じようとしてしまう様な気持さえ感じてしまう。
久々に凄い映画を観た(無理矢理用事を作ろうと適当に選んだ映画だけれども)。
細かい感想はこちらこちらのブログが詳しい。