なんだかんだで0円ケータイ


ケータイをズボンの後ろポケットに入れていた頃は、auの「a1402s」という携帯電話は小さくて良かったのだけれど、胸ポケットに入れる様になってから(お尻のポケットに穴が開いた)は、どうも分厚くてかさばるなとは思っていた。
もう携帯電話なんて殆どの機種が0円という時代から機種変更をしていないので、色々な機種の値段を見る度にびっくり。
始め狙っていたのは以前と同じメーカー、ソニーエリクソンのreという奴。ところがこれ三万幾らもする、発売されたばかりの「夏モデル」という奴だかららしい。
それで見つけたのが春モデルで安かった(それでも一万円)W61Pという奴
薄いしワンセグでテレビ見られるし、SUICAなんかも入っていておサイフケータイだし(使わなそうな機能ばかりだけど)。
一万円の出費は仕方ないかなと思っていたら、なんか僕が持ってきたチラシ(よく見てなくて二千円の割引券が付いているという事しか知らなかった)で、夏モデルじゃない古い?携帯電話は半額になるらしく五千円、そこから割引券のお金を引いて三千円。長く使っているのでポイントというのが溜まっていたらしくこれが丁度三千円分。という訳で目出度くゼロ円でご購入という事に相成りました。
昼過ぎ買ってきてまだ大して触っても居ないけれど、良さそう。
本体は薄いんだけどボタンは盛り上がって更に文字部分がミミズ腫れみたいに盛り上がっていて、押した感触がきちんとする。
畳と、買った赤色が似合っていたので、一枚。


熱にうかされて


昨日、映画「クライマーズ・ハイ予告編)」を見た。
亀有の駅から少し離れた所に出来た田舎のジャスコみたいなショッピングモールの中にあるシネコン、MOVIX亀有は、夏休みの子ども連れで一杯。みんな「ポケモン」に行く。
日航機の事故と、地元の地方新聞社の物語。
実は原作者が横山秀夫とは知らなかったのだけど、そういえばあの人は群馬の上毛新聞の記者だったのだし、地方新聞社の内情に詳しいわけだ。
この話が面白いのは、日航機の事故という主題よりも、むしろ地方新聞に勤めていては一度遭遇するかしないかの大ニュースと、それに伴って起きる一地方新聞社内の内実である。
社内には「大久保清事件」や「あさま山荘事件」(大久保連赤)で活躍した世代が偉くなっていて、若手記者に当時の話を自慢げに語ったり、精神論をぶちあげて内心呆れられている。そこに起こった日航機墜落事故。若い記者達はいきり立ち、次々現場で他社を出し抜くような特ダネを物にして来る。けれども
紙面を割くために近所のショッピングセンターの開店の広告を落とし、販売の人に「必死に頭下げてその広告とってきたのにっ!」と怒鳴られ、
十五日には群馬県出身の中曽根首相の靖国参拝を一面にするとか、でもそうすると福田(赳夫)側がうるさいんじゃないかとか、
特ダネの裏がとれるまで発行を遅らせるため、配達のトラックの鍵を盗んで配達に出られない様にしてしまい、販売側とにらみ合いになったり。
刻々と配信を受けている共同通信からニュースが入り、それが局内に「キンコーン・キンコーン」と鳴り響き、その下で怒鳴り合う記者達の緊迫感は凄い。
ちなみに「クライマーズ・ハイ」とは、山男が山登りの中、頂上を目前にして高揚した気分の中で普段ならしないような危険な行動に出てしまう事を言うらしい。
映画の後、青山の友人の実家のマンションに行って友達と食事をする。


復旧


サーバ移転に伴うごたごたで、ここ数日間写真日記が不安定な状態になっていた。今はもうちゃんと直して元の様になった(日記のソフトのバージョンを少し上げたので、各日記のページから直接検索できたり、過去の日記に行く事ができたりする様になった。)
けれども一番残念なのは、各日記のファイル名が変わってしまった事。これまで各々の日記に張って貰っていたリンクが外れてしまった。MovableTypeの仕様らしいけれども、Export→Importの度にこうなるのは何とかして欲しいなあ…
数日前の朝見てみたら、朝顔に遂に花が咲きまして(近所の人からもらった種だったから、どんな花が咲くのかも知らなかった。)、庭に飛び降りて撮っていたのだけども、このゴタゴタで載せる事ができなかった。悔しいから今。