金町にて一杯


昨日、取引先に請求書を出し納品し、帰り際、以前も行った金町の焼鳥屋(モツ屋?)に寄って帰った。
以前品切れで気になっていた「ガツ刺」や「テッポー刺し」を肴に踏切の音が聞こえてくる店で一杯。
金町に停まる常磐線の各駅停車は大抵我孫子行きなので、寝ていると着く。


ギャラリー巡り

qwalunca cafe
昨日は都区内フリーパスを買って(実家の西荻窪は丁度東京の西の端なので、都内しか使えないフリーパスはとてもお得)JRで東京を行き来してギャラリー巡りを。
新宿のコニカプラザでは、昨日から
プレミオ 中村美帆「Senegambia Dining」
プレミオ 野口博行「静止する川」
齋藤亮一「佳き日 A Good Day」
中村さんは、通信社を退社してアフリカに行って撮ってきた写真を。アフリカというと内戦とか危ないイメージしか無いけれども、長閑な感じ。
野口さん、河岸の風景を整然と並べると、凸凹、色々な物が見えてきて面白い。
齋藤亮一さんの「佳き日 A Good Day」 紀行写真の様な仕事写真を撮りながら、作品としても同じ様な物を撮っている、僕の理想とする生き方の若き写真家。長閑な景色の中で、晴れの舞台の市井の人々が胸を張っている。
そのまま恵比寿の東京都写真美術館に移動するつもりだったけれども、コニカの入った所にある、他のギャラリーの案内葉書がたくさん貼ってある掲示板を見たら、近くのプレイスMの下で鬼海弘雄さんの写真を展示しているというので新宿御苑の脇まで足を延ばす。
そこは写真集に使った写真のオリジナルプリントが十数枚。
恵比寿へ。
江成常夫「昭和史のかたち」
鬼海弘雄「東京ポートレイト」
鬼海弘雄さんは街と雷門で撮った人のポートレイトを入れ替わり立ち替わり見せていく。
大きな美術館での展示なのに、謙虚にも真ん中の椅子には「感想ノート」が置かれていて、面白い。
今丁度、年に一度有るか無いかという様な濃い内容の写真展が重複している(多分に自分の趣味もあるが)。
今日は実家でゆっくりし、午後から駅の側の「qwalunca cafe」へ。さすがに日曜ともなると人は引きも切らず、平日の様に茶を一杯で一人で大きなテーブルを占領して何時間も新聞を読むというのは多少はばかられる。


お盆の帰省

お盆と正月恒例の、群馬の父方の田舎に今年も14〜16日の間行ってきた。
高崎駅から地方私鉄の上信電鉄に乗り換える。高崎を出る電車より。
西武鉄道で製造した中古車両を改造してワンマンで使っているので、運転士が車内を見渡せる様にミラーが付いている。
上信電鉄
叔父さんと父と、碓氷峠のアプト式を使った旧線跡の遊歩道に行く。あんな重い鉄の塊が行き来していたとは思えないほど、息の切れる坂道。
日向に出ると暑いのだが、トンネルに入ると涼しい。
筑波鉄道の廃線跡の様に、木陰さえない平野の中を数十キロも進むのと違って「ああここをゴトゴト鉄道が走っていたのか」という感慨にふける事は難しくとも、散歩道としては気持ち良い。
碓氷峠の旧線の遊歩道
途中の碓井湖というダム湖でおにぎりを食う。その日は終戦記念日だったのでついでに黙祷も。
碓井湖


思いがけず花火の御相伴に預かり


今年は震災による周辺の花火大会中止の影響で、手賀沼花火大会が中止になり、東雲の友人の所で毎年見ていた花火中止になり、「今年は花火を見られない夏(花火大会をやっている場所に行けば見られるけれども、気の置けない友人達と酒を酌み交わしながらのんびり眺めるのが僕の花火鑑賞のスタイルなので)か…」と思っていた。
一昨日、三浦半島のイラストレーターの友人がtwitterで「今日は花火だ!」と呟いていて、「良いなあ」と返事をしたら、「じゃあ来る?」という話になって、急遽三浦半島まで109.6kmの旅に出た。
都営地下鉄浅草線の本所吾妻橋(浅草の一駅手前)から直通の三崎口行きの先頭車両に乗ったので、1000系のVVVFインバーターの「ファーソラシドレミファーソー」参考)を発車の度に聞かされ、いささかうんざりして三崎口に着く。最寄りの三浦海岸駅は花火大会で混んでいるだろうと言う事で、三崎口駅まで旦那さん運転の車で迎えに来て貰う。
花火は居間の大きな窓の丁度向こうの入り江の台船から打ち上げるそう。
高橋さんはジャガイモと鶏にバルサミコ酢をかけて焼いた料理(多分滅茶苦茶大雑把な認識ですが)を作るのに大忙し。
旦那さんは明日締め切りの仕事とかで大忙し。
僕は打ち上げの時間までダラダラする。ここからの眺めは高橋さんのサイトトップページのイラストそのままの景色。
シャンパンとビールをしこたま呑み、我孫子の建具屋さんに「週末友人達が泊まりに来るからその部屋のボロボロの押し入れの戸を交換して」と言っていたのを思い出し、翌日昼頃帰宅して建具屋さんを出迎える。