東京版「ジャスコ」?


「ギロッポンズルヒ」じゃなくて「六本木ヒルズ」に始めて行った。映画「ディープ・ブルー」(英BBCのスタッフが7年かけて撮影したとかいう海洋ドキュメンタリー)を観る為。
六本木ヒルズ」というのはあの象徴的なビルを含んだ一帯をそう云うらしい。「どっかで観た事あるよな、この風景。車で来ると家族一日遊べる、一っ所に映画館やらスーパーやらレストランやらある…」と思ったら、田舎によくある「ジャスコ(を代表とする大型ショッピングモール)」の大きい版じゃないですか。今日も御苦労な事に地方から来たであろう母子がウロウロしていたけど、こんなトコ来なくても地元の「ジャスコ」行きゃ良いじゃないですか。(以下続く)
今や新名所?となった「死の回転ドア」。献花台には寂しく「…当施設におきまして発生いたしました事故で幼い命が失われることになりましたこと悲しみにたえません。…」の一文だけが。「失われた」ではなく「失われることになりました」というのが如何にも「うちらは知らないよ〜ん」という森ビルの態度を表していて妙。しかし3月26日なんですねえ。「去る者は日々に疎し」という事なのでしょう。
映画「ディープ・ブルー」の方は、気合い入っていてそれなりに面白い。あの清々しい海岸の風景や大波小波を大スクリーンで見ていると、海行きたくなります。
でも結局はナショナル・ジオグラフィック的というか、如何にも欧米的に、「鯨は何%に減りました。だから守りましょう。」みたいな短絡的な結論で終わっていて、「減らしたのは誰なんだよ〜」と云いたい。僕は。
ドキュメンタリーはお手の物のBBCのスタッフ制作ということもあったのでしょうか、手慣れた感じが鼻につく。去年観た「WATARIDORI」の方が良かった。


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