「イタエッチ」(魚と寝る女)

再び「新文芸坐」にて、映画「魚と寝る女」と「悪い男」を観た。
「悪い男」は公開中観た上、DVDまで持っているのだが、せっかくタダで見せてくれるというのでオマケに観て、本命は「魚と寝る女」。
「悪い男」のキム・ギドク監督の99年の作品。この作品によって「鬼才」として日本でも知られるようになる。
取りあえず、湖上の貸し小屋の管理人らしき女性。なんて事はどうでもよく「何で?」という世界がめくるめく展開する。
でクライマックスはこの女が性器に釣り針を刺して飛び込み、それを泊まり客の男が釣竿を引いて引き上げる、という、映画。
あえて云えば、谷崎潤一郎調、でも不条理の要素もあるけど、シュールレアリズム程人を寄せ付けない感じ(偏見?)でも無い。
面白かった。


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