「豪華ケンラン」(オペラ座の怪人)


柏に、映画「オペラ座の怪人」を観に行く。あの「ソ」から「シ」までを、半音ずつ(ピアノで云えば黒鍵も)順番に五つ弾くのを行ったり帰ったりするダケのテーマ音楽のアレである。こういうアホみたいなメロディーを作って金取る人を「エラい」というのだ?
筋はともかく、凄い。「豪華絢爛」というのは、この映画を云うためにあるんじゃないか(んなわけないけど)という位凄い。観ても損はない。最後はお決まりの、「愛による救済」で大団円!なのだけど。
帰りに高島屋八階の「GINSEI」にてCDを買う。
久我山(東京都杉並区)(何か杉並区の紹介をする良いページが無いかと探していたら、「杉並の歴史」というサイトを発見。「杉並区の旧町名」が面白い。)のピアノの先生に、棚を眺めつつ電話。ブレンデルを勧められるが、結局バックハウス(「ヴィルヘルム・バックハウス」1884-1969)に(済みません)。私が倒れたおり(なんて云えるのも今や感慨深い)、ここに滞在していた母親が残していったCDがその、バックハウスの物であって、それを気に入ったのだった。
市井の意見を問えば、「楽譜の通り」とか「厳格」と云った言葉が出てくるが、何か憑依した様な情熱的な、恐ろしいまでのその演奏は、気迫まで感じられてそら恐ろしい。
なんて云いつつ半年前まで「『アシュケナージ』? 何が凄いの?」なんて云っていたんだけど。今もそれにさして変わりはないかもしれないが、知ったかぶりをするというのも、その第一歩だとも思い。
胃の調子が悪いので、「紹興酒 (600ml)」を買ってきた。中国の老酒の一種、以前はよく呑んでいた覚えがあるのだが、現在の体の状況?では蒸留酒系を探した方が良いみたい(「紹興酒」は醸造酒なので)。酒を呑む度に七百幾らでは…


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