落語ドラマの話

今日は金曜日。ドラマ「タイガー&ドラゴン」の日です。
ちなみに僕はPalm(電子手帳みたいなの)の予定表に入れて、毎週観ています。
クドカン(宮藤官九郎)脚本の、世にも珍しい(てか今まであったんだろうか?)噺家ホームコメディ。
そりゃまあ突っ込み所は一杯ありますよ。
けれども落語と云えば地方の公民館で大御所が「独演会」やるヤツ。位にしか思っていないごく普通の人々に、師匠が居て、弟子が住み込んで居て、寄席がある十日間は、前座はまだ人の居ない時間に噺をやって後は楽屋で他の人(自分の師匠以外も)の小間使などをする。という世界の存在をおもしろおかしく示したという意味は大きいと思うのです。
又、赤の他人が一つ屋根の下で弟子と師匠という関係で生活するという不思議な空間は、面白い事が起きない訳が無く、ここに目を付けたクドカンは、本人も云っているように努力家で、「日々の研鑽による物なんだなあ」と思い又、「やっぱり日芸生」と思うのです(関係無し)。
けど師匠の林屋亭どん兵衛役の西田敏行の落語ははっきり云って下手。役者なのだから仕方がないと云えばそれまでだが、どうも… 三遊亭金馬なんかどうだったのだろう?ドラマに出ているのも観たけれども、なかなかだったと思う。
でもちょっとした落語ブームとやらで、寄席に行く人も増えている様で、そうしたら僕の好きな、桟敷で寝っ転がりながら落語を聴く、というのができないなあ。
あ、六月六日(毎年六月の第一月曜)は「寄席の日」で、千円少しで入れるそうです。
銀座のAppleStoreにiPodのFMトランスミッターという物を買いに行く。これを使うと、iPodの音楽を普通のFM電波にして飛ばせるので、行きつけの北柏の喫茶店「Calla(カラー)」で自分の好きな音楽を流せる。フフフ。
銀座ニコンサロンにて、渡邉祐一写真展「侵食」を観た。(6月11日まで)良かったです。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です