Advanced/W-ZERO3[es](アドエス)雑感


ケータイと共に持ち歩いているPHS、ウィルコム(Willcom)W-ZERO3[es]を「Advanced/W-ZERO3[es]」に買い換えた(乗り換えた)。
このシリーズ、元はW-ZERO3というタルの断面図みたいな如何にも「オタクのおもちゃ」というような機種がウィルコムから出て、
携帯電話とパソコンを一緒にした様ないわゆる「スマートフォン」という物は無かった日本で(欧米ではこんな物も出ているけれども、日本では携帯電話を手帳にするという概念が今ひとつ浸透しないで、企業も二の足を踏んでいた。)始めて発売された、記念碑的商品なのだけど、その後「W-ZERO3[es]」という、以前僕の買った物が出て、その次に「Advanced/W-ZERO3[es]」という今回買った物が出て(本当に面倒な名前なので、略して「アドエス」なんて言う人も多い。)、一体どうなっちゃうんだろうというぐらい名前がややこしくて、以前カメラには同じ様な経緯で名前がゴチャゴチャになっちゃった「YASHICA FX3 Super 2000」という非常にややこしいカメラを思い起こさせる。
閑話休題。W-ZERO3[es]から、新しいAdvanced/W-ZERO3[es]に乗り換えてどうか、という事を書き留めておこうと思う。
一番戸惑ったのは、ペンを内蔵していない事。
店員の説明では、「入れる場所が無かった」との説明だけれども、購入したらおまけに紐(ストラップ)にぶら下げる輪っかのペンが御丁寧にも付いてきてその上、「キャンペーン中」とかで、ボールペンみたいな大仰なペンが付いてきて、相当この事に関して苦情が多い事が見受けられる。
恐らく次の機種は(どんな名前になるのだろう)ペンを内蔵して出てくるだろう。IT業界には「技術屋の『できない』は『面倒くさい』という意味である」という名言がある。
以前はあったWebブラウザボタンとメールボタンも無くなって、わざわざ画面の中のスタートメニューを開かずに済んだ二つも、ボタン一発で開く事ができなくなった。(「3」のボタンの上の「文字」ボタンを長押しを割り当てる事もできるけれども)
開いた時のキーボードは、以前の扇の様な並び方から、普通のキーボードの様な並び方になってしまったので、位置関係が変わって(例えば「A」キーの上は「E」だったのに「W」だとか惑わされる。)。
それと数字キーが無くなったので、数字を打つ為には「Fn」キーを押しながらキーボード右側のキーを打たなければならない。
色々文句もあるけれども、僕自身は今回の新機種への乗り換えを納得している。文句は色々(これ意外にも)あるけれども、馴れの部分もあるし、W-zero3メールで絵文字を受信できる様になったり、無線LANカードを内蔵したり、便利な事は多い。
処理能力が上がった事なんて、大したことじゃない様で、結構便利なものだ。以前の機種をデータ移行の為に使ってみると、押したはずのキーが処理速度が追いつかなくて取りこぼされたりして、本当にイライラする。
僕としては、購入した人が「新しい『アドエス』を買ったのに、何でこんな不便な事が多いの?」なんて感想を持つ事の無いよう、乗り換えて戸惑った事を列挙してみた。
参考
Advanced/W-ZERO3[es]徹底レビュー:失ったものと得たもの――アドエスは“ケータイ”に近づいたのか?
植えた朝顔、芽が出てきた。


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