信濃路へ(あずさに抜かれながら)

実家から歩こうと七時半頃家を出たら、丁度バスが着たので西荻窪駅へ。日曜日なのでここに中央線は停まらないから三鷹に出る。
予定ではここから特別快速で終点の高尾まで出て小淵沢行きに乗るつもりだったのだが、時間に余裕があるので丁度来た「ホリデー快速『おくたま・あきがわ』号」に乗る。
この電車は立川から青梅線に入ってしまう筈なので、立川で後から来る高尾行きに乗れば良いという事だ。
ホリデー快速と銘打つくらいだから、車内はもっとホリデーホリデーしたものかと思ったが、車両は普通の中央線の通勤電車だし、車内を見渡しても普通の人ばかりで、リュックを背負った中高年とか、ハイキングっぽい方は余り見かけない。
立川で降りると駅の電光掲示板には来るはずの特別快速の所に「普通」と。不安になって駅員さんに「三鷹を8:05に出た筈の特別快速は何分に来ます?」と聞いてみる。「17分に来ますよ」「でも特別快速なのに『普通』と…」「立川からは全部停まりますので」。この「知らないの?」とでも言うような、オタクの人をバカにしたような目は…
終点の高尾で甲府の向こうの小淵沢(こぶちざわ)行きに乗る。
十一時過ぎに終点の小淵沢に着くまで後はボックスシートでぼーっとしていれば良い。
席を陣取って鞄を置いて、ホームの売店でおにぎりとお茶を買い、走り出したら食べ始め、ぼーっと。
空はどんよりとしているが、冬の茶色い景色の中で、庭や畑に植えられた桃や梅がきれいだ。
今山梨市という甲府の手前の駅であずさ号の待ち合わせ。


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