CLIEからiPhoneへ

電池を交換しようと思い壊してしまい、修理に出しておいたCLIEについて、ソニーから見積もりの電話が来た。早く直して欲しいので「三万円以下ならどうするか訊かなくて良いからやっちゃってください」と言っていたのだが、電話で聞いた額は五万幾ら。だったら良い潮だから「もうCLIEは諦めて、新しくiPhoneを買うよ。」という事にした。
一昨日の晩、安い8GBの物にしようか、もっと安い(けれども携帯電話回線を使ってネットに繋げない)iTouchにしようか、悩んだ末、今一番高級で高速な、3Gsの32GBの物にする事にした。
今なら金利ゼロで新規に購入する機種代金を二年間分割で払えるのだが、それも気持ち悪いし、最初に機種代金七万弱を一遍に払っておいて後は毎月五千幾らを払えば良いか。明日は朝一番に銀座のAppleStoreに行って…
なんて考えていたら、嬉しくて嬉しくて寝付けない。結局三時頃まで布団の上でゴロゴロしていた。
いい歳してクリスマス前の子どもみたいだな。
そして昨日AppleStoreへ。通帳や判子を持って勇んで出掛ける。結局着いたのは十一時ぐらい。
一応店員さんに相談する。最初に機種代金を現金で今払っておいて、後は通話料だけ(+機種代金を最初に払っていなかった場合、引かれるべき金額を引く)を毎月銀行から引き落としで払うようにしたい、と言ったら、それは駄目だそうで、最初に現金で機種代金を払った場合はクレジットカードから毎月の料金を落とさねばならず、クレジットカードで機種代金を払ったら現金で毎月の料金を払う事ができる(クレジットカードで機種代金を払ってもクレジットカードから毎月の料金を落とす事は可能)そうだ。
店員さんはソフトバンクに問い合わせてみてくれたけど「そういう決まりになっている」そうで、店員さんも「何でなんですかねえ?」と首をかしげていた。
それならば仕方が無いので購入の際には一銭も払わず、二年間にわたって毎月機種代金を銀行から引き落とされ続ける方式にする事にした。
しかしいざ買おうと思うと、パソコンやiPodを買う時の様に即座に「ハイ、どうぞ」という訳には行かず、手続きやら色々あるので二階にあるカウンターに行く様に言われ、行ってみると順番待ちやら予約をしている人が居て、僕の番は一時間ほどしてからという事だった。
さてどうやって閑をつぶそうかと思うと、ふとさっきここへ来る時に有楽町の駅前で「献血お願いしま〜す!」と怒鳴っていた人を思い出し、有楽町の駅前に戻ってその人を捕まえて、交通会館の六階の献血会場?に行ったのだった。
所要時間は休憩時間も含めて四十分ほどだと言うから、iPhoneの手続きには間に合うなと思い、献血は初めてである事を伝えると、チェックシートの様な紙を出してきた。
それには献血をしちゃいけない人が書かれていて「梅毒・エイズにかかった云々」はもちろん、「輸血をした事のある人」というのもあった。
一旦「大丈夫です。全部当てはまりません!」といい加減な事を言ったけれども、僕は脳の手術をした時に輸血したかもしれないなと思い、父親に(意識が無かったから自分じゃ分からないのです)電話で訊いたら、「あるかもしれない」と言われ、それを入口の人に告げて止めてきた。
有楽町駅前の交通会館のビルを出ると既に十二時を過ぎており、周辺の会社は昼休みに入り、そんじょそこらのファストフード店は混雑が始まっている。
このまま暑い中三十分(手続きの予約は十二時半だった)、銀座の街頭で立ち続けているわけにもいかないので、AppleStoreの近くにあるルノアールへ。
お茶を飲みながらしばし休憩し、AppleStoreへ。
やっぱり何だかんだ言っても携帯電話だ。色々手続きに時間がかかる。身分証をスキャンしてソフトバンクに送ったり、色々。
ソフトバンクショップで買うと色々なコースに入らされたりするらしいけれども、ここはその場で購入した液晶保護シートも貼ってくれて(僕はこの液晶保護シートを貼るのが恐ろしく下手で、これまでもデジカメの裏の液晶に貼るのに何度となく泡を入れてきた。)助かった。
そして今、iTunesの音楽(殆どが落語だが)の全て、デジカメ写真の全てを入れて、遊び倒して、今は楽しんでいる。
どうやら使い込んで慣れてくれば、CLIEの代わりに手帳として使う事ができそうだ。


「CLIEからiPhoneへ」への1件のフィードバック

  1. iPhone購入おめでとうございます。ひと足早く3月からiPhoneを使ってますが、Palmの後継としては十分使えると思いますよ。
    個人的には、PalmVxで使っていたDateBK(予定表アプリ)のiPhone版が出てくれれば、ほぼ完璧なんですけどねえ。

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