東尋坊と三国港

えちぜん鉄道三国芦原線の終点、三国港(みくにみなと)からは、バスで行く事もできるけれども、歩いても三十分程で東尋坊に着く。
けれども一人で海岸沿いの道を歩いていると、見回りしている地元の人に自殺志願者だと思われ誰何される。

海岸沿いを来たので、土産物屋の連なる道は改めて歩く。
観光案内所兼休憩所の様な所で、地元の「ガサ海老」に関する知識を仕入れる。「見た目が悪いのと鮮度が落ちるのが早いので地元で消費されてしまう」だとか、これは是非と思って受付に居たお姉さんに訊いて、訊いた店で刺身を出してもらう、刺身だけというのも何なんで地酒も。

濃厚な海老で一杯やっていたら五時前になり、店の人に訊いたら東尋坊で宿を探すよりも福井駅に戻ってビジネスホテルを探す方が良さそうなので、商店街の外れにあるバスターミナルに向かう。
バスターミナル隣の土産物屋さんは、近くの民宿の電話番号を教えてくれ、大丈夫だと言うのでそこに泊まる事にする。
ツブ貝の串焼きを一本買い、頬張りながらバスで宿へ。


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