八丈島日帰り出張で飛行機に乗れなかった話

“八丈町コミュニティバスの中から夕暮れの八丈島"

伊豆諸島の八丈島の建物の撮影に日曜日の一昨日行く事にしていた。

なぜ日曜かと言えば、撮影する建物が官公庁なので、日曜日ならば駐車場に車も居ないだろうという事だ。ただそこは町民ホールも兼ねている建物なので、週末はイベントがあって駐車場にたくさん車が停められるけれども、一昨日の日曜日はイベントが無くてちょうど良い(翌週以降は毎週の様にイベントがある)、という情報を得ていた。

自宅を朝四時四十分に出て、羽田空港に着きANAのカウンターで搭乗券を買い、その時カウンターの人に「この三脚を持ち込みたいのだけど」と言ったら「手荷物窓口で見て貰ってください」という事で横の手荷物窓口に行って「この三脚を機内持ち込みしたいんだが」と言うと、見て「持ち込みOK」の紙のタグを貼って貰った。
これでやる事は済んだと思い階下のコンビニでパンと水を買って食べ二十分位前に搭乗口の手荷物検査場から入ろうとしたら、この三脚は駄目だと言う、ANAの手荷物窓口に行って預けて来いと。手荷物窓口に行くと、もう載せる荷物は締め切ってしまったので、次の昼の便で届けるとか言う。着いてすぐ使うから駄目だと言っても埒があかないので、搭乗口の手荷物検査場に戻ったら、もう飛行機締め切っちゃったから人も乗れない、次の便でと言う。基本的には「ANAで何を言ったか知りませんが」という口調。ANAのカウンターに行ったら「次の便で行って」と。
たらい回しにされて乗れなくて、怒りは収まらなかったが、安全上の決まりなら仕方ない。これ以上ゴネてもどうにもならないだろうし、仕方なく三脚を預け、次の昼の便に乗る事にして手荷物検査場を通ったが、四時間どうしたら良いのか。

朝、早かったし中のソファで寝るかと思ったけど、気が高ぶって寝られない。結局四時間座って待って、昼の飛行機で行き、撮って帰ってきた。

午後は逆光になって良くないという役場の人の話だったけれども、ホール側は良く撮れて助かった。逆光の役場正面側は窓際に多くの荷物が置いてあって、敢えて撮る状況では無かった。もし良い画が撮れなかった場合、自腹で宿泊して翌朝撮るのも仕方ないな(けれども駐車場は車で一杯だろう)と覚悟はしていたけれども、幸運に救われて、最後の五時半の便で帰ってきた。とても疲れた。レジャー帰りの客ばかりの機内で客室乗務員が気を利かせて「美しい八丈島の思い出を胸に、明日からがんばってください。」なんて言うもんだから余計疲れた。

今更どうこう言うつもりも無いし、対応は正しかったと思うけれども、今後そういう事になって乗れないという人が出ない様に、書き留めておく。

写真は撮影が終わり空港に向かうバスの中から。


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