介助者(「お友達」とも云う)は駄目なんだって


東京都現代美術館「ピカソ展−躰[からだ]とエロス−」を観に行った。
「ピカソ」である。泣く子も黙る「ピカソ」である。御大「ピカちゃん」である(かどうかは知らない)。
おなじみの「キュービズム」とか云う対象を多方面から観るように分解した絵。それが「この森の中に動物は何匹いるでしょう?」の絵みたいになっていて、とある部分が他の部分を兼ねていて奇妙に入り組んでいる(でもってあんな訳の分からん絵になるんだと思う。以上僕の解釈です。)ので、読み解こうとすると一つの絵の前に何十分も居なければならない。
「絵なんて所詮は場の空気よ」論の僕は、取り敢えず線の妙味とか印象とか、そういうのでボーっと見て回る事に決定。
それなりに楽しめたけど、こういう絵の見方にはあわないわな、この人。1,300円分観ようと、食い入るように(解説文を?)見つめている人達を尻目に、スタコラと退散。
チケット売り場周辺、至る所に「ピカソ展の障害者付き添いの方は有料となります。」の張り紙。こういうのもあるのね。一種・二種(障害者の等級?とは別に付けられた「付き添いがないとこの人行動できない」「できる」のお墨付き)とは関係なく、公立の施設は入場料が付き添いもタダになるのが普通だけど(なぜか二人まで。二人で支えなければ行動できない障害者が居るという事なのだろうか?)。


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