私は幸福です…?(ビフォア・サンセット)


撮影の仕事で音羽(おとわ)(東京都文京区)へ。都会の真ん中に、丘に建つ豪邸。「旧鳩山邸」とかで、和夫(衆議院議長)、一郎(総理大臣)、威一郎(外務大臣)、由起夫(衆議院議員)、邦夫(衆議院議員)…と続く名門政治家一家のお屋敷。門を入ってくねくねとした坂を登ると、「お屋敷」に必須?の「鹿の首」がにょきっとお出迎え。今は500円(障害者は300円)で、公開されているらしいが、高いので、外から眺めるのみ。
門の所には、五代目の都議会議員「鳩山太郎事務所」の縦看板が。どういう事務所やねん!
麹町(こうじまち)(東京都千代田区)に行ったので、折角だからとJCIIへ。
明治の古写真 「スティルフリードが見た日本」』外人が見た江戸時代の「オー!エキゾチックジャポーン!」の湿版写真。作者の動機はそうでも、それが記録となるのでしょう。
仕事を終え、新宿のコニカミノルタプラザにて(いずれも2月14日まで)
わだ晶子写真展「豊美なる伝統行事」〜ヒンドゥークーシュ山脈の異教徒カラーシャ族〜』『高田昭雄写真展「橋脚になった島」1972〜2004』『兼平雄樹写真展 「同潤会江戸川アパートメント」』を観る。
「同潤会江戸川アパートメント」は、もうちょっと陰の部分があった方が良いと思う(いろんな意味で)。あああけすけにカラーで撮られると…
恵比寿ガーデンシネマにて、映画「ビフォア・サンセット」(Yahoo!ムービーによる解説)を観る。
十年前、一夜を過ごした男に再会した男女の、飛行機がパリを発つまでの限られた時間に再燃する恋、ひたすら会話のみ。面白い映画なのだが、何か…
それは私が25歳だからなのかもしれない。
久々に再会した男は、流行作家としての地位と恵まれた家庭を持つ。ヒステリックになる女に、男は様々な気苦労を説明し、云う。
「僕が君より惨めで安心した?」


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