時代の香り

壊されつつある日芸(日本大学芸術学部)の校舎
日芸(江古田)で「エリオット・アーウィット(Elliott erwitt) オリジナルプリント展」なるものをやっているというので観に行く。(6月17日まで)
あんまりこの人の写真って好きでは無いんだよなぁ。ユーモア云々と云いつつ野暮であからさまで… けどプリントを観に、行く。
久々に学食で冷やしたぬきうどんを食べる。もう無かったから作ってもらう。
上野の都美術館で、「アール・デコ展 -きらめくモダンの夢-」を観る。「アール・デコ」なんても、日本の大正期の「モボ・モガ」からローランサンからライト松岡正剛氏による「ライト自伝」の書評 ISIS立紙篇)から杉浦非水三越ミュージアムによる解説)まで、範囲が広くて最初は捉えどころが無かったけど、どうやら観終わるまでには「アール・デコ」の何たるかがおぼろげながら見えてきた、と思う。
けど総じてハデハデで(これは好みとしてハデハデなのであって下品なハデハデでは無い。一応。)、三十分程でサーッと観覧。
こういう見方をしていると、目に止まる物があって、それが添え書きを見てみるとライトの作品だった。
僕は小学校に上がる前、自由学園幼児生活団にいて、ライトのデザインに浸っていて、ひかれるらしい。
訳分からんながらも、ガキの内に良い物にふれておくというのは大切だと思う。
「暗いー」だの「つまんないー」だのぐずる小さい子をなだめながら美術館に来ているお母さんなど頬笑ましい。
日芸の学食から外を見る。解体中。


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