現像液こぼしちゃったんですけど

こんな変な(自分の興味の赴くままの)サイトをやっていると、色々な「お問い合わせ」メールが来るのだが、今日変なのが来た。これまでこんな類のは無かった(と思う)し、この人が「珍しいから書いとけ」みたいな事を云うので、後々の参考のために、事の顛末を記述する。
昨日、「こどもが現像の実験をしていて、薬品をこぼして床に茶色い染みができちゃいましたけど、どうやったら取れるんでしょう?」というメールが来た。
茶色というのは、おそらく現像液が酸化した色であろう事は想像が付くけれども、取り敢えず現像液の染みの怖さ(その時は無色透明な液体なのだけど、乾いて引っ付くと酸化して茶色くなり、手に負えない。)を知っている私としては、「あきらめる」以外の解決方法?を知らないので、いつもの日芸のM先生にメールで訊いてみた。
そうしたらとても丁寧な回答を頂いたのだが、私には殆ど意味不明、というか自分の興味の無い事は頭を素通りしてしまうので、ここに転載させて頂く。
———-(以下メールより転載)———-
現像液ならすぐに停止液(お酢)で拭いて、中和させることですかね。
でも、茶色にしみになってしまっていたら、落ちないかもしれません。
そのときは、漂白剤(家庭で台所用品に使うもの)でも試されたらいかが。
それでも落ちなければ、本格的に汚れた現像バットなどに使う清浄液で、
やるよりしょうがないですね。
コダックTC-3
A液
1. 水          1000ml
2. 過マンガン酸カリ     2g
3. 濃硫酸          4ml
B液
1. 水          1000ml
2.  亜硫酸水素ナトリウム   30g
3.無水亜硫酸ナトリウム    30g
まず、A液で処理し(拭いて)水でよくすすいで、次にB液で処理する。
A液を作るとき水に過マンガン酸カリを溶かしてから、濃硫酸を注入すること、逆にすると危険です。
もっと強力なのが、
コダックTC-1もあります。
———-(転載終わり)———-
ハイ、分かりましたか?私はチンプンカンプンです。
ちなみにこれを試されて、何か起きても(強すぎて床が溶けちゃったとか)私は責任を負いませんのでよろしく。
ちなみに現像液は体によろしくありませんが、停止液と定着液は殆ど体に害はありません。「ツーン」と来るぐらいで。
現像液が危険とは云っても、カラー現像に使われる薬品に比べれば、大したことはありません(筈です)。
現像液と定着液を混ぜるとガスが発生して、確か危険です。
という訳で、夏休み、私には最早過去の話ですが、こういう事もあるかもしれませんが、色々やってみて(やらせてみて)くださいね。


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