「荒らし」の心理

のまネコ問題(2ちゃんねるで誰とは無しに使われはじめて広まったネコのキャラクターを大手レコード会社エイベックスが自分トコで商標登録しちゃった問題)の中、2ちゃんねる(いろんな事を話す掲示板の集合体)ののまネコ問題の掲示板に、エイベックス社員の殺害予告を書いた奴が捕まって云うには、「自分の発言で掲示板が盛り上がるのを見たかったから。」だそうで、人を殺すだ何だ云う割には、単に他人に相手にされないから(他人に相手にされなくても本人が気にしなければ良いだけの話なのだが、何でも良いから社会の注目を集めてみようなんて考える方々が居て、とかく最近世知辛いのである。)、何か刺激的な事を云って注目を浴びてみようという単純な事なのだ。
大体2ちゃんねるは匿名性が云々なんて云われているが、2ちゃんねるに限らずネット上に匿名性なんてモンがあると思っている方が “○カ” ってもんで、一所懸命本名を隠してみたりメールアドレスを隠してみたり串を鰻みたいに一本刺したり二本刺したり三本刺したりしてみて喜んでいる方々がいらっしゃるが、そういうのは本当におめでたいとしか思えないのだ。
掲示板みたいに各々が自分の意見をぶつける場を作ると決まってこういう、単に目立ちたい一心で刺激的な事を云ってみる「荒らし」という方々が居るのだが、結局無視が一番なのである。
しかし、刺激的な事を云って自分の地位を上げようとか、自分の本を売ろうなんていう、芸術家や評論家や心理学者や… ともかく昔からこういう人はたくさん居て、そういう人がこういう人を語ったりするのだから、世の中はうまくできている。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です