「愛について」(うつせみ)

映画「うつせみ予告編)」を観た。
「魚と寝る女」「悪い男」「春夏秋冬そして春」「サマリア」の韓国のキム・キドク監督の最新作(と思ったら予告編で夏の終わりに公開の「弓」なる映画が出ていた。)。
キム・キドク作品の衝撃的な世界に慣れ親しんでいる向きには、最近の作品は衝撃性(「訳のわからなさ」とも云うのだが)としては弱まった感じだが、精神的な衝撃性は健在である。
女は自分の理想の男を現実の男の後ろに観る。結局、男女の愛なんてこんな物かもしれないな。何だかんだ云っても、凄い映画です。そして、凄い監督です。
そのまま同じガーデンプレイスの中にある東京都写真美術館で「私のいる場所—新進作家展vol.4 -ゼロ年代の写真論-」を観た。こういう、現代美術みたいな写真を観るといつも思う。
たかが、写真なのにさ。
って、駄目?


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です