興味のおもむくまま

昨日、打ち合わせの後、昼食をとってからコニカミノルタプラザに行った。
三つの部屋のうち、ギャラリーAでやっていた『フォト・プレミオ −24人の新しい写真家登場−永冨恵子写真展「東京ノラ猫生活」』が面白かった。
内容はタイトルそのままで、東京の諸処に居る野良猫を撮ったものだけど、後から付ける理屈はあるにせよ、「野良猫が方々に居る」→「かわいい」→「写真撮ろう」という素直な気持ちに、心地良い物を感じた。
何かをテーマに写真を撮ろうと思う時、それが与えられた仕事でなければ、何らかの興味を持った事に対してカメラを向ける事になるのだろうけど、昨今、写真がアートの様な物に接近してきて特に、「興味を持つ」から「写真を撮る」に至る行動の中に色々な考えをするようになって、中には「考えた所で終わってるんじゃないの?」という写真も多くなっている。
画面の整理はできてないし、プリントは下手だし… 技術的な事を言い出せばきりがないけれども、彼女にはこれからも、そういう純粋な気持ちを忘れずに写真を撮って頂きたいと思った。今後が楽しみな人だと思う。
フォト・プレミオ−24人の新しい写真家登場−門山大介写真展 「STRIPE」
も面白かったし、今回のコニカプラザは結構当たりだったのかも。


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