「御都合主義」(武士の一分)

昨日、映画「武士の一分(いちぶん)goo映画 による紹介)」を観た。
以前観た、「たそがれ清兵衛」と同じ藤沢周平作品の山田洋次監督による映画化。
原作を読んだことが無いからどちらが悪いのか知らないが、相変わらずご都合主義のストーリー展開。
一番おかしいのが、主人公のキムタク演じる目の見えなくなった下級武士が、身よりのない、帰るところのない奥さん(身よりのないその奥さんをめとったからキムタクは偉い、みたいな話もあった。)を夜、家から叩き出し、怒りの原因が解けて戻ってくる
(これも下男の笹野高史{良い味出してる}が奥さんが居なくなって大変だから飯炊き女を雇いたいと言う→
連れてきた飯炊き女が作ったおかずを盲目の下級武士が口にする→
「これは○○{←奥さんの名前}の味ではないかっ!」→
感動)
のだけど、家を追ん出されて数日間、どうやって雨風をしのいでいたのかは最後まで全く語られない。


「「御都合主義」(武士の一分)」への2件のフィードバック

  1. 時代劇ってなんでもだいたいご都合主義だよw
    でも「たそがれ」の原作は短いながらホントにいい話で感動したけどなー。
    たしかに映画化はいまいちだった。
    武士の一分って知らないけどそんな話なの?
    どっちみちキムタク嫌いだから見るつもりなかった。

  2. 御都合主義でない時代劇も一杯あるんだけどな〜。やっぱり、良い方にしか話が転ばない「んなバカなっ」ってなのが受けるんでしょうかね、殺伐とした今の時代。
    (こばちゃんも文末に「w」なんて付ける様な人間になったか…)

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