「男性というだけで動機がある」(それでもボクはやってない)

柏の高島屋の一階にある映画館で、映画「それでもボクはやってない予告編goo映画による紹介)」を観た。
「シコふんじゃった」や「Shall we dance?」の周防正行監督の最新作。痴漢として女子中学生に捕まった(「痴漢です」と言われて腕を捕まれ、説明しようと駅事務室に行っただけで現行犯逮捕が成立してしまうらしい。)青年が、弁護士や家族、友人の協力で冤罪を晴らそうとする物語。
殆どのシーンが法廷や留置所で進行していって、はっきり言って観て楽しい映画では無い。しかしリアルな、今そこにある話。何も救いは無いし、じゃあ痴漢冤罪を避ける為にはどうしたら良いかと言ったら、何も提示されない。女子学生の側に寄らないとか、満員電車でモゾモゾしないとか、それしか無いらしい。周りの人も、駅員も、警察も検察も、結局は裁判所も、あてにはならないのだから。何より痴漢という犯罪には、残念ながら(女性弁護士がそう言う様に)「男性というだけで動機がある」のだから…
映画が終わったのが三時半だったので、バスで北柏のカフェ「Calla(カラー)」に行き、お茶を飲む。
雛人形が飾ってあった。
北柏の喫茶店「Calla(カラー)」
お茶を飲んで新聞を読んで、家まで歩き出す。
手賀沼湖畔の農家の庭の梅の花
家の庭の梅はまだ咲いていないのになあ。


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