富士見ヶ丘に止まる急行(椿三十郎)

井の頭線富士見ヶ丘駅に急行停車
昨日、柏に、映画「椿三十郎」を観に行った。
リメイクというのは端から不利な話ではあるんだけど、やっぱり黒澤作品と比べちゃう。
三船敏郎のむさくるしさ、というのがあって、あの映画はできているのであって、やっぱり織田裕二じゃあ都会のヤサオトコがぎっくりばったりやってるようにしか見えないよ。「汚い」「汚い」と周りの人に言われ続ける
いつも不機嫌で、何か言ったらすぐぶん殴られるんじゃないかというあの雰囲気…
最後の決闘で、血がどぴゅーっと吹き出るのも無かったし、最後まで何人人を斬っても血が流れる事もなく(血がしたたる音だけする)、終わる。
にしても、オリジナルと比べるからいかんので、一つの時代劇映画としては面白い…かな?
北千住で用事を済ませてから久我山のピアノの先生の家に行こうと、渋谷から井の頭線の急行に乗ったら、明大前を過ぎたあたりで、なんか故障でもあったらしく、「この電車は車両点検の為富士見ヶ丘に停車し、車庫から出てきた新しい車両に乗り換えてもらいます。」という放送。
富士見ヶ丘は急行が止まらない駅なのだけど止まって、みんな下ろされてホームで待っていると(富士見ヶ丘は島式の、一つのホームの両側を線路が通っているだけの小さな駅。)、車庫から新しい電車が出てきて、それに乗り換えさせられた。
面白いのは「これからも急行として運転します」という事で、次久我山止まったら次は終点吉祥寺までノンストップ。富士見ヶ丘で偶々電車を待っていた人は大喜びしてた。
という知らない人には何も面白くない話。
富士見ヶ丘の駅の次の列車を知らせる電光表示板は、普段なら「通過」となるのに「急行」だって。凄い、歴史的瞬間かも!


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