温泉街水上

上越線を来た電車はここ水上(みなかみ)まで。高崎行きまでの一時間、駅を出て水上の温泉街を歩く。
水上の温泉街は草津や野沢温泉の様に「駅からバスで何十分…」という訳ではなく、駅から歩いて十分という所にある。

水上の温泉街は、昔は賑やかだったと地元の商店主曰くであったけれども、今や、大きな旅館やホテルが数軒あるだけで、温泉街としての華やいだ雰囲気は無くなっていた。
温泉街入ってすぐの大きなホテルは潰れて放置されて何年経つのか廃墟と化しているし、件の地元の商店主によると、もう少し先の藤屋というのも潰れたんだよと話していた。
駅に戻って高崎行きの列車に乗る。
水上から高崎の方へ下る(上りの)列車は結構あるのに、長岡(新潟の方)に行く列車は一日に五本。

走り出してしばらく行くと、いつの間にか雪は止んでいた。だいぶ平野に降りてきたという事か。風が強いとかで、渋川の手前の大きな川にかかる橋をゆっくり行く。風が窓を揺らしてピューピューガタガタ。
十一時、家に着いた。
野沢温泉の宿から小一時間、アスファルトの道を下り続けたのがいけないのか、腰が痛い。荷物はほとんど衣類で普段よりも軽いくらいだから、原因はそれだろう。
しかしそれよりもむしろ眠い、お休みなさい。


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