ワヤンを観る

クルタクルティによるワヤンの上演後幕
今日は今回の実家行きのメインイベント、ワヤン (ジャワの影絵劇) の上演をいつものだだ広い喫茶店の地下でやるというので行ってきた。クルタクルティという日本人で上演しているワヤンのグループ、上演も日本語。演題は「チントコプロの城」という、インドの叙事詩「マハーバーラタ」の一節を脚色した物。
細工の施された影絵人形が縦横無尽に掛け回る幽玄の世界、ガムランの音色が否応にもその雰囲気を盛り上げる。ジャワの暑い夏の夕方、外の草原でのんびりワヤンなど観たら良いだろうな。
オバケが、ガイコツはガチャガチャ、ろくろ首は首を伸ばしたり縮めたりしながら、それぞれの芸?を披露しながら逃げ出していく、子供達は大笑い。
上演終了後の幕。上演前から上演後まで常に人形が立てかけてあった。
本来の正面はこちら側なのだが、この裏で劇団員がガムランを演奏していて、様々な色で塗られた人形を、一人の人が物語や登場人物の台詞を喋りながら演じているのを見るのも楽しい。


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