トレボンの事

江古田「トレボン」
母校日芸の江古田校舎に写真展の案内葉書を置きに行った帰り、学生時分よく日芸の先生と(今は亡き横須賀功光先生とも)行っていた学校近くの喫茶店、トレボンに久々に行った。
ビル毎コンクリート打ちっ放しの建物に改築されて一階にセブンイレブンが入っていたから「もしや」とか「やはり」とか思ったけど健在で、中の造作や雰囲気は殆ど昔のままで、安心した。
紅茶と、昔と変わらぬシュワシュワとした食感のレアチーズケーキを頂き、出ようと「昔よく来た」なんて話をすると、ヒゲのマスターは何とも光栄な事に十数年前の事を覚えていてくれて、嬉しくてお金を払うのを忘れて店を出て、踏み切りを渡ってから気が付いた。
長く続く店というのは凄い物だ。
今回はiPhoneのパノラマ写真を撮る機能を使って撮って横長なので、クリックすると大きな画像が見られる様になっています。


日芸の知り合いの写真展へ

廃校になった中学校を利用した3331アート千代田
昨日は、日芸構内の暗室の番人の様な、生徒のアドバイザーの様な、対外的にはおそらく助手と言うのが通りの良い、安彦祐介さんの写真展「スウィート・ホーム」を観に、神田の廃校になった中学校をアートの場とした、「3331アート千代田」に行って来た。
卒業生や在校生が数十人集まってのパーティ(既に写真展は始まって数日経っているので「オープニング」では無いのだろうが)に参加して来た。
僕の在校中のT先生と同じ様に、HPCから来ている広告写真のK先生や、安彦さんの同窓生のカメラマンの方々と、最近の例に漏れず、「駄目だね」とか「仕事が無くて」とかいう聞き飽きた身内話をした。
食い詰めたカメラマンやスタジオがブツ撮りに手を出しているけれども、「ブツ」を中国で作って日本の会社に納めるならば、中国の製造元でカメラマンを雇って商品写真を一緒に撮ってしまえば楽な筈で、そういう仕事で糊口をしのいでいるカメラマンは数年で仕事が無くなるだろうという見通しは面白かった、確かにその通りだと思う。
お昼を食べた馬喰町のイズマイで、店のDさんに薦められてスパイスカフェというお店で作ったラッサムというレトルトカレーをお土産に持って行った。Dさんの受け売りで「が可愛いでしょ〜」と安彦さんに言ったら、入り口の芳名帳を置いた机の上に置いてくれた。


ゆで玉子サービス無料というだけで


昨日久々に行った江古田にて。
駅前で貧乏日芸生の腹を満たしていた安いラーメン屋では、只今「ゆで玉子サービス無料」。
学生の課題でももらって使ったのか、スタジオでちゃんとライティングして撮ったらしい玉子が。
たかがラーメン屋の「ゆで玉子サービス無料」如きになんじゃこりゃ。
(新しいデジカメを信濃大回りの旅以来、ずーっとオートホワイトバランスで使っているのだけど、今回もうまく雰囲気を壊さずの微妙な値を出している。)


早い宅配便

築地のそば屋「さらしなの里」の穴子天もり
今日は某I社の関西の工場から、物件の写真と色を合わせる為のタイルが届く日だったのだが、
打ち合わせにも、日芸の卒展にも出かけるから家には居られないな。
なんて思って、目覚めの朝風呂に入り出てきたら玄関のチャイムが鳴った。
なんだろうと思って玄関横の流しの上の窓から首を出すと、クロネコヤマトのトラックが止まっていて、「宅急便で~す」。
配達の人は男性だったし待たせるのも悪いので、パンツ一丁のままドアを開けて荷物を受け取る。
「やけに早い宅配便だな」と思い時計を見ると、九時十分前。
数日前、柏のビックカメラで買ったDENONの五万円のスピーカー(こっそり自慢)を配達してもらった時も(別の会社だったけど)九時数分過ぎだったし、どうもわが家の地区は、
「どうせ家族ばかりでみんな朝から起きてるし、先に済ませてから他を配ろう。」
という地域になっているらしい。
ミッドタウンの富士フィルムフォトサロン日芸の卒展を観て、ついでにサントリー美術館でやっているロートレック展を観る。
凄い人で、絵が見えない。ザワザワとした喧噪の雰囲気を絵の中に描き込める人だなあと。
三月半ばまでやって、次はローランサンだそうで、こりゃまた混みそうだなあ。と思ったらこれは大阪の天保山だった。
-以下メモ-
MacOS10.4のSpotlightは、書類の文章の中身まで検索してくれる便利な機能だが、「プライバシー」という設定で、検索されたくないフォルダは検索対象から外してくれる。
しかし検索対象にしたくないフォルダ或いはそのフォルダが入ったフォルダの名前が半角英数字以外で始まる場合、「プライバシー」の設定は意味を為さず、検索されてしまう。これはMacOS10.4.11でも修正されていない。
検索結果に秘密のフォルダの中身が出てきてびっくりした。
お昼は打ち合わせ先近所の築地のそば屋「さらしなの里」の穴子天もり。


兎の懐中時計

「不思議の国のアリス」のイラストが描かれたコップ
お茶の水に、日芸デザイン学科IDコース(インドストリアルデザインコース)の卒業制作展を見に行く。
北千住の丸井の上の、ラケルでオムレツを喰う。紅茶のカップに「不思議の国のアリス」の兎が描いてあって、朝、懐中時計のぜんまいを巻いていないのを思い出して急いで巻いた。しかし既に十一時過ぎで止まっていた。


江古田へ

江古田の日芸生御用達「洋包丁」
昨日、学校の先生に、近況報告などに江古田へ。
一時に来てくれということだったので、近所の日芸生御用達の食堂「洋包丁」でお昼御飯。学食で食べない奴は大抵ここに行っていたなあ。
定食類はみんな七百円代に値上がりしていた。
「スタミナ定食」を頼むと、油たっぷりの豚のバラ肉のギラギラした野菜炒めの上に生卵がドロリと乗っている、こってりの二段重ねみたいのが出てきた。
さすがに少々気持ち悪くなって、学校近くのトレポン「トレボン」にてお茶を飲む。こっちは学生時分良く来たなあ。今は亡き横須賀先生とも色々(変な)話をした。
江古田の日芸近所の喫茶店「トレボン」
帰りは七時過ぎの常磐線で。平日のこの時間にしては空いている。金曜日の今日は、みんな忘年会かな?


学食で御飯を

昨日、三時から中野の哲学堂の方で打ち合わせだったのだけど、早く来てしまったので、江古田の学校の学食(学生食堂)で御飯を食べた。
校舎改築真っ盛りで、学食は小さなプレハブの中になっていて、外にテーブルが出してあったのでそこで食べた。
日本大学芸術学部の学生食堂に置かれた爆笑問題寄贈の看板
ちょうどお昼時で、学生に混じって並んで食券を買ったのだけど、メニューを貼った看板は「爆笑問題」が寄贈した物らしい。
「(有)○○商事」とでも書いてありそうなこんなフツーの板を母校に寄贈するような人達だったんだ。しかも「安全は 一人一人の 思いやり」なんて標語付きで。一応居た人ではあるけれども大体中退したんじゃなかったっけあの二人?
中野通りのパン屋さん「ロイスダール(Loisdal)」の二階のレストランでお茶を
お昼を終えて哲学堂の方に移動したけれどもまだ時間があって、中野通りのパン屋さん「ロイスダール(Loisdal)」の二階のレストランで、雨の中野通りを眺めつつお茶を。


はっきりしない天気の一日

京成電鉄町屋駅
今日は、新文芸座(紹介)で「プラダを着た悪魔」と「007 カジノ・ロワイヤル」の二本立てを観るべく、朝から池袋に出る。
新文芸座は、その映画のDVDが出る頃に「昨年気になった映画」みたいのを二本立てでやるので、気にはなっていたけれど見過ごしたといった風の映画を観られて重宝なのだ。(感想は明日書こうと思う)
ただ、二本立てなので二本の映画を続けて観なければならなくて、今日は10:50から「プラダを着た悪魔」。25分の休憩を挟んで13:05-15:30「007 カジノ・ロワイヤル」。いつも休憩時間は十分ぐらいなのだけど、お昼は長くて助かった。
コンビニで買ってきておいた菓子パンをお茶で流し込む。
池袋から西武線で少し行った江古田の学校の先生に、久々に写真の加工などについて訊く。学校から出たら少し雨が降ってきていた。
池袋に戻って、霧雨の中を都電に乗ろうと少し歩く。
東池袋四丁目の電停の側でラーメンを食べて(体験記)、そこからチンチン電車で三ノ輪橋の方へ。
電車の窓は結露して、道を行く車の明かりがぼーっと見えて、雨の路面を走る「シャー、シャー」という音が聞こえるのみ。王子の飛鳥山も真っ暗で見えない。尤も桜も終わったし、良いか。
都電は地図で言うと、東京の上の方をぐるっと巡って行くので、諸処の駅で背広姿のサラリーマン(半数が酒臭い)を乗せたら、行く先々で段々と降ろして、また駅で乗せる。
町屋駅前で降りて、荒川区のちっちゃなバス(コミュニティバス「さくら」というらしい)で、常磐線の南千住駅へ。
駅前にいかにも「大衆酒場」というどじょう屋があって、いつかあそこで一杯やりたいなんて思っていたら、再開発で周りの他の店と一緒に取り壊されていた
町屋駅。京成線の線路の下を、都電はくぐっていく。


新聞切り抜き の続き

新聞を見たら懐かしくなって、一昨日電話して、昨日夕方、大手町の読売新聞社へ行ってきた。
同じ授業を受けていたK子も来るというので一緒に行く。
相変わらず御多忙らしく、面会は社内の喫茶店で三十分。
僕の近況報告では無く、彼女の近況報告で三十分は終わる。(う〜む、僕も色々聞いて欲しかったのに〜。)
そのまま神田方面に歩き、赤提灯。彼女曰く「日本酒と焼き鳥のある店が良い」。オヤジみたいなヤツだ。
少々二日酔い。目を覚まそうと風呂を沸かし直して入ったら、昨日洗濯にお湯を半分使っていたのを忘れていた。思いも寄らぬ半身浴。
頭が廻らない…


新聞切り抜き

読売新聞編集委員の芥川喜好(あくたがわきよし)先生の文章
昨日いつもの北柏のカフェ「Calla(カラー)」にて、店でとっている読売新聞(家では朝日新聞しかとっていないので、ここに来てなおかつ時間に余裕がないと読売新聞までは読まない。)を見たら、日芸で習っていた読売新聞編集委員の芥川喜好(あくたがわきよし)先生(専門の先生ではないので週一回しか来ない、文芸学科の講師だったが他学科公開の授業だったのでとっていた。)の文章が載っていた(文章の内容は、こちらの記事検索で、登録すれば無料で見る事ができます。)。
「芸術家の生き方」みたいな事を語った文章で、なんだか授業の内容をそのまま文章にしたような(普段云っている事と新聞に書く文章が違うのはそれはそれで困ったものだが…)内容で、なんだか懐かしい。
なんて事を考えながら、切り抜いて記事を持ち帰り、スキャナーで読み込んでいた。