高級マンション疲れ

仕事で最近、方々の最低八千万、平均一億という都内の高級マンションという奴に伺っていて、買いもしないのに部屋の中まで見て廻っているのだけど、いやまあ凄いですよ。
不思議なことに上の階に行けば行くほど高級で(地面に近い方が良いじゃんと僕は思うのだが)、上の方になると集合住宅なのに二階建てになっていたり、屋上があったり、そしてお風呂は前が全面ガラス張り。昼は隣の森(大学やら公園)、夜は都心の夜景が望める。玄関にはホテルみたいなロビーがあり、受付の人(執事みたいなの)が常駐している。
で、こんなのどういう人が買うんだろうと思ったら、ホテルみたいな玄関に黒いクラウン(なのがちょっと減点)で乗り付けて、運転手を車の中で待たせて、見に来たのは中年の夫婦。奥さん着物で、全身から溢れる「富裕層」オーラ。見終わって帰って来ると黒いクラウンは玄関前にスッと出てきて、運転手が降りてきてドアを開ける(「MKタクシーみたい」と庶民は思った)。そして立ち去る「富裕層」。
人には色々な幸せの形があるけれども、今、その時に「幸せ」と言えるのが一番幸せでると思う。そういう意味で言うと、我孫子の平屋で、適当に働いて、偶に自分の作品作って、幸せです。
そして、図書館で借りてきた落語のCDでも聴きながら、畳に寝っ転がって、最高に幸せですよ。


ビッグサイト


有明の東京ビッグサイト(国際展示場)に、「建築・建材展 2006」を観に行った(今日まで)。
日本経済新聞社の主催する「こんなのあるんだ」的六つの展示会(「JAPAN SHOP 2006」「建築・建材展 2006」「RETAIL TECH JAPAN 2006」「IC CARD WORLD 2006」「SECURITY SHOW 2006」「フランチャイズ・ショー & ビジネス・エキスポ 2006」)の集まりの一つ。
会期からして、7日(火)〜10日(金)という、明らかに業界人向けの展示会。
業界向けの展示会とは云っても、IFF(インターナショナル・ファッション・フェア ファッションブランドの大規模展示会)みたいに、ワクワクした(建材相手にワクワクするわけも無いか)雰囲気もなく、ただ粛々と。
そういう僕も、建築写真の取引先から券をもらって行ってきたのだが、何か異世界(オイオイ)を覗いているようで、それがなかなか楽しかった。
何か人が集まっているので見に行ったら、建築現場の足場の新製品のデモンストレーション。


Nikon Capture でイメージダストオフが効かない

また写真の話ですので一般の方はご覧にならない方がよろしいかと。
去年の七月、Nikonのデジタル一眼レフD2x」を買った。レンズ交換式のデジタル一眼レフは画像素子(CCDなんか)にゴミが付きやすい(ホントはゴミが付くのはローパスフィルター)という話を聞いていたので、標準レンズとして使えるであろう17-55mm(35mm判換算では約25.5-82.5mm)を一本買って、レンズ交換はしないつもりだったのだが、昨年の終わりに、遂に望遠ズーム買う事になって、偶にこっちに変えて撮る事になったのだが…
そうしたら来ましたよ、鬱陶しいゴミのヤツ。ボヤ〜っとした糸くずのような物が画面に写ってきやがって。
待ってました(本当は「遂に来たか…」)とばかりにNikonのデジタル一眼レフカメラに付いている「イメージダストオフ機能」を使って別売りのNikonCaptureというRAW現像ソフト(異論はあるかもしれないけど、僕の中ではそういう認識。)でゴミを消そうとしたのだけど、全く反応しない。ゴミが消えない。

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年末のワタクシ


白金で休憩して、アクセサリーショップCのIさんを呼び出して麻布で昼食、いきつけのパスタ屋というのに行くが、勘違いしたモダンというのか、赤と白のギラギラした店内は落ち着かず、結局近所のスタバで話す。
大江戸線で上野の広小路を歩いて上野駅に行ったのだが、白金と違って生活感溢れるこちらは凄く混んでいた。全員がアメ横に用があるわけではあるまいが、年末の雰囲気を味わうならば、上野。
一編成を残すのみとなった(軽薄な)緑の103系電車、三月のダイヤ改正でいよいよ姿を消すそうな。偶に乗る分には良いんだけど、今のE231に比べると、結構揺れます。


仕事撮影の大掃除

ただいま白金高輪の駅の上のスタバで暖かいお茶を飲んで一服しております。
何でこんなトコでこんな事をしているかと云うと、白金と三宿(みしゅく。三軒茶屋と池尻大橋の間くらいの246沿い)の建築の取り残しを撮ってしまおうと云うのです。
朝五時に起きて支度して、六時頃家を出る。大晦日の常磐線の空いてること。それでも北千住から千代田線に乗り換えると、なかなか混んでいて、大手町や霞ヶ関で降りる人も結構居ます。
八時頃、白金高輪には着いた物の、陽のあたり具合がなんともで、先に三宿を済ませてしまおうと、タクシーで三宿へ。(何しろビルの谷間は風が強くて、そこに三十分程居たのですっかり凍えてしまって。タクシーは意外と多い。)
三宿の吉牛で焼魚定食を食べ、撮影を済ませて再び白金にとんぼ帰り。白金の物を撮って、駅上(地下鉄ですから)のスタバで人心地という訳です。
けど寒いし風強いし、風で倒れて三脚のパン棒折れるし、散々だよぉ〜
大晦日の午前のスタバ。年賀状書きに勤しんでいる人あれば、我関せずと本を読む人あり。


レンズ二本テスト

今回は全く写真(カメラ)の話です。興味のない方は読まない方が良いです。
70-200mm F2.8 のレンズを買ったので、以前から使っている 17-55mm F2.8 とあわせて、D2xでの撮影テストをしてみた。
取り敢えず場所だけ定めて三脚を据え、その場のTTLの値(三つ絞ってf8にしてその時の出た目でシャッタースピードは1/400)を固定して、後は機械的に17-55mmは17,28,55mm、70-200mmは70,80,105,135,200mm、の各点で撮影した。感度はISO100、画像はJPEGの最大(4288*2848pixel)、最高画質。シャープネスはOffで、階調も一番眠いモード。カラープロファイルはAdobeRGBを当ててあります。
画面端の色収差(偽色というのかな?明暗差の激しい部分に出るにじみのような物)に関しては、相変わらず派手に(というのか分からないが)出ていますが(特に広角側)、これは致し方ない事なのでございましょう。RAW撮影すれば、ニコン純正のNikonCaptureやPhotoShopで、消す事ができますし。
そのままのJPEGデータなのでEXIFも残っています。見てみてください。一枚5MB程あります。.Macのスペースが空いているので放り込んでおきましたが(Dionに移しました)、このデータは将来的に消える可能性があります。
AF‐S DX Zoom Nikkor ED 17〜55mmF2.8G(IF)
17mm / 28mm / 55mm
広角端の17mmでは周辺が流れるなあ。広角だから仕方ないのかもしれないけど。
AF-S VR Zoom Nikkor ED 70〜200mm F2.8G(IF)
70mm / 80mm / 105mm / 135mm / 200mm
ニコンのDXフォーマットですから周辺を使っていないわけで、安定して周辺までびしっと来ます。


なんだかなあ


お仕事撮影の機材、手持ちの17-55mmだけでは足らなくなってきて、 70-200mm F2.8(手ぶれ補正付き) というレンズを買ってきた。
柏のビックカメラにて、二十二万数千円也。写真を撮るようになったのは中学生の頃、飛行機の写真を撮ったのが始まりで(こういうの撮っていたんだよな〜 友達とエアバンドなんて聞きながら)、その頃はこんな明るくて良いレンズは焦がれても買えなかったのに、あっさり。そして更に問題は、困った事に全く感動しないのだ。
悔しいので、ポイントでiSightというアップル純正のビデオチャットをするためのカメラを買ってきた。一万数千円。これは一年ぐらい以前から欲しかったのだが、特に無くても困るものでは無いので、そのまま放っておいた。だけれども今日、「純粋な物欲」のみで買ったという訳。
特に何かに使うわけでは無い。只、自分の顔を相手に見せながら喋るという事に、たまらなくワクワクするのだ。


年末戦線続く

今日、毎月末のI社の写真の納品を終えて、「疲れた疲れた…」なんて、明日は洗濯でもして日溜まりで新聞でも読もうかと思っていた(予定)ら、明日既に撮影した建築物をもうちょっと追加で撮る事になってしまった(現実)。
納品終えたらのんびりする予定で、昨日は珍しく深夜二時まで年賀状の宛名書きにいそしんでいたというのに、しかも年賀状の送り先が増えて(二度目)追加を再び買ってきたというのに…


DNG Converter メモ

Nikon D2xを買ったので、少々知ってるっぽい事を。
D2xは、他のNikonのデジタル一眼(現在発売されている)と違って、RAWデータの.NEF書類がPhotoShopCSでは認識できない。最新の CS2 では可能なのだが、そんな(バージョンアップの)金は無し。
別売りのNikonCaptureも買ったけど、これが恐ろしく重い。
そこで今まで通り、CS側でRAW現像できないか。それができる。裏技とかそういうのでは無く、正々堂々と。
Adobeが無料で配布(素晴らしい)しているソフト、DNG Converterを使う。これは、各社独自のRAW形式を、CSの読み込める、Adobeの策定した各社共通のRAW形式に変換してくれるアプリケーション。読み込んで自動的に変換された.dngファイルを、PhotoShopのファイルブラウザで見ると、CSによってRAW現像できるようになる。
と、自分で発見した方法みたいな事を云いつつ、ここに書いた事は全て友人の古関さんにメッセンジャーで教わった事なのです。どうも済みません。


石橋を、叩いて渡る初陣(字足らず)。


四日前の十三日、お仕事撮影。こいつ(オリンパスE-20)も頑張ってくれたが、何せレンズが固定なので今の建築中心の撮影には広角側が足りなくて…
そのまま柏のビックカメラにて、前から欲しいと思っていた Nikon D2XDX Nikkor 17-55mm F2.8 のレンズを買う。
ここまでが前置きで、今日、初めてこのカメラを使った。クライアントの同行しない撮影だから、馴れない操作に現場で慌てても大丈夫。無論、テスト撮影(とデジタルカメラはテスト取り込みも)はしたし、体で操作を覚えるように、手元に置いて始終いじるようにはしていたのだが。
十字頃、東武野田線を春日部で降りる。「どこぞで朝ご飯を…」と思ったが、結構大きな駅の筈なのに駅ビルはおろか、周囲にビル一つ無い。
「田舎」というのはまだ、幾らか愛情の余地がある云い方だと思うのだが、ここは、「閑散」。
仕方無く、開店したばかりのイトーヨーカドーの地下でたこ焼きを喰う。
きちんと撮れているかはまだ分からない。帰りの電車の中だから。
今日は我孫子の神社のお祭り。駅に行くバスが止まっていたので駅まで歩くと、駅の方ではバスが山車の後ろを走っていた。