名古屋に行っていた

木曜日の午後東京を出て(着いたのは九時過ぎだけど)、名古屋に行っていた。友人と遊びに。遊びなので勿論鈍行を乗り継ぎ乗り継ぎの旅。
着いた翌日は、豊田市美術館に行った。名古屋駅から名鉄(名古屋鉄道)で「知立(『ちたつ』じゃないよ『ちりゅう』だよ)」で豊田方面に行く「猿投(『さるとう』じゃないよ『さなげ』だよ)」行きに乗り換え。(括弧内は僕の誤読)
知立と猿投を結ぶ二両編成の列車
知立と猿投を結ぶ二両編成の列車(車内)
単線を二両編成の赤い電車は行く。
豊田市駅で降りて、そこから美術館に歩いていく前に、駅ビルの「たこ焼き屋」なるジャンルのお店で(座って)たこ焼きを食べる。


たこ焼きの材料を店員が持ってきて「後は勝手に作って食え」という感じ。友人は手際よくたこ焼きを制作してくれるけど、関東人はその手際をただ見ているのみ。
「○○のカレシがさぁー」なんて会話をしながら学校帰りに友達とたこ焼きを食べる女子高生の会話に聞き耳を立てつつ。
翌日、犬山城に行こうと名鉄で「犬山」へ。犬山を過ぎれば、一つ先の「犬山遊園」に行くと思ったのに、列車は90度ターンみたいな(路線図上)事をして違う方へ。一つ先の「富岡前」で気付いて再び犬山へ戻ろうと反対側のホームで待つ。寂しい駅。
富岡前駅に到着した内海行きの名鉄パノラマカーの各駅停車
しばらくして来たのは少年時代の憧れ、名鉄のパノラマカー(あの気の抜ける様なパノラマカーの発する音が名鉄のホームページに公開されていた)、展望席が前に出ていて、運転席が二階にある特急車両。これが今や各駅停車として使われていた。一駅だけだけど、先頭車両の展望席に座って少年時代の夢を実現。(帰宅してから調べたら、パノラマカーはもうすぐ全車廃車になるそうだ)
名鉄パノラマカーの運転手の交代風景
犬山駅に着くと、運転手交代。
車体の外に付いたはしごをつたって上り下りする。狭い運転席に二人は入れないので、先に降りてから交代の人が上る。二人とも、両手が使える様に鞄を肩にかけて。(交代する運転手さんが持っているのは、マイブレーキハンドル。)
うーん、この光景を見られただけでも名古屋に来た甲斐あったな…
(ちなみに名鉄のパノラマカーは、その後運転席の後ろに高くなった座席が並んで、そこに客が座る後継車に変わっているのだけど、その理由が分かったかも。雨の日は尚のこと大変だろうな。)
犬山城よりの眺め
犬山城よりの眺め
犬山城近くの山田五平餅店
犬山遊園駅から犬山城に行って、帰りに前の道で山田五平餅店にて五平餅を食べる。軒先に椅子があって、一本150円の五平餅をポットのお茶(無料)を飲みながら食べる。
名古屋「鳥久」にて鶏の鍋を食べる
名古屋に帰って、納屋橋の近くの「鳥久(とりきゅう)」(体験記)へ。僕には不似合いなお座敷で値段もそれなりだけど、良い雰囲気。鶏の鍋(当然味噌風味)と鶏の刺身を食べる。


宿への帰り、名古屋駅の前でイルミネーションを見る。人が出て凄い混雑。
名古屋 東山動物園
最後の日、つまり今日は「東山動物園」に行く。何かで有名らしいのだが、何で有名だったか忘れたし、見れば普通の動物園だし、友人と顔を見合わせる。
名古屋発4:58の特別快速(新快速の新しいのみたい)に乗って豊橋まで、浜松まで行って今度は沼津まで。東京着は23:26の予定、我孫子の家には零時を過ぎる。列車の中。
(アップロードは現在沼津)