あ~ やってしまった…

仙台に来ている友人に会うために、常磐線の中。もうすぐ水戸。
手帳を見たら昨日書いたのが残っていたのでアップロード。
一昨日京都帰りの途中、小田原辺りで仕事のメールが来て、
(よかったら)月曜日納品の予定だった写真を明日届けて欲しい、
との事。家までばあちゃんを送れないのは「画竜点睛を欠く」みたいで何だったけど、東京駅で中央線に乗せて別れ、自分は明日のため京橋へ。
昨朝、旅の荷物をばらしていたら、スキットルが無い!我が旅のお供の酒を入れる金属の小瓶、新幹線で前の席の背中の網に入れたまま忘れたらしい。
午後から東京駅の方に納品の用があるのでその帰りにでも行ってみる事にする。
そして東京駅のJR東海の遺失物窓口というのに行ったらあった。
手帳の予定表に出発時刻と到着時刻、列車名と号数、列と席をメモしておいたので話がすっきり通った。
窓口のおじさんは無くした物を書いた書類を見て「『スキットル』って何ですか?」って言うから、「あの、金属の携帯酒瓶みたいな奴ですよ。」と言うと、「あ、あれ『スキットル』ってーの、『抱瓶』みたいな奴ね。」と言う。
「『抱瓶』知ってて何で『スキットル』知らないんだ?」と思いつつ、奥に探しに行ったおじさんを待っていると、奥から「これ『スキットル』って言うんだよ、知ってた?」なんて声が聞こえてきた。


金閣寺から嵐山へ

昨日の続き。
金閣寺は、単なる派手な金ぴかの建物と思っていたら、木々の中に静かに建つ、京都の一つの美意識を体現する建物であった。
しかし、修学旅行生と外人しかいないなあ。
修学旅行の高校生と金閣寺
順路の最後に置かれたベンチには一つの高校の先生が待っていて、「全員無事?具合悪い人居ない?」と回ってきた生徒グループに聞いていた。
生徒はグループに分かれ、コースを巡って、チェックポイントで待ってる先生が居て。僕の高校生の頃から変わっていない、名所旧跡がまとまっている京都ならではの修学旅行の形式。懐かしい。
金閣寺のチェックポイントでの修学旅行の引率の先生
蒸し暑い中普通の住宅街を歩くのには懲りて、市バスで嵐電の北野白梅町駅へ。
古い倉庫の様な始発駅。
北野白梅町駅で発車を待つ嵐電
嵐電で嵐山へ。
駅を降りるとこれまでの京都とは違うダイナミックな自然が迫る。
京都嵐山 桂川沿いの道 /
京都嵐山 渡月橋
渡月橋を渡り景色を楽しみながら阪急の嵐山まで歩いて、
嵐山と、京都や大阪に行く線への接続駅、桂までを行ったり来たりする小さな電車で、桂に出る。
桂からバスで親戚の家へ。
そして今日。12:05京都発の新幹線で帰る。
一昨日の東京→京都の鈍行旅行と言い、昨日の京都観光と言い、思わぬリフレッシュをさせてもらった。


京都一人で観光

ばあちゃんは親戚の家に置いて一人で京都の町へ。
取りあえず京都駅で明日の新幹線の券を買い、市営地下鉄で二駅北へ行き四条へ。嵐電の四条大宮の駅まで歩き、
嵐電北野白梅町駅
帷子ノ辻(かたびらのつじ)で乗り換え北野白梅町へ。
大抵の京都の名所には行ったけれども、そういえば金閣寺には行ったことが無かったので北野白梅町駅から北に金閣寺まで歩く。
歩き始めてすぐにみつけた大衆食堂。
「きつね丼」とはなんだろうと思ったら、汁に浸かった御飯の上に油揚げと葱のはっぱが乗っているだけだった。
きつね丼
大通りから一つ入った住宅街の道を歩く。蒸し暑い上に別に楽しくない。どこにでもある様な住宅街。
金閣寺まで後数百メートルという所で甘味処を見つける。ニッキの香りのするわらび餅と苦い抹茶がおいしい。
金閣寺の門前で食べたニッキの香りのするわらび餅


関西線以降

昨日、名古屋で東海道線を途中下車して鳥羽や奈良方面への関西線に乗り換
え、亀山へ。
亀山で次の列車を待って三十分。
関西本線亀山駅
二両のディーゼルカーでコトコト。
関西本線
こんな列車。
関西本線
関西本線
途中、伊賀上野から乗ってきたアメリカ人の女性は、京都から「Ninja museum」を見に来たらしい。よく分からん。
木津から京都に行く奈良線で見せてもらったデジカメ。「和式便所を初めて見た!」と喜んでいた。


一人旅の算段

こちらでの用事も無事終え、明日は京都の親戚の家に残した婆ちゃんを迎えに、京都に再び行く。
と言っても今度は何も急ぐ用事は無く、気楽な一人旅。
我孫子駅前の本屋で時刻表(コンパス時刻表という携帯できる奴)を買って、甘味処みたいな日本茶のカフェ「竹山」に入って、白玉を食いながら時刻表を眺め、さて明日はどの様に行こうかと考える。
「何時にここで乗り換えて…」なんて時刻表をめくりながら自分の乗る列車に蛍光ペンで線をひいていく。「乗り鉄」にしかわからないであろう至福の時。
経路を決めて、一日でたどり着く事を確認して、我孫子駅に行く。そして切符を買う。


京都法事一旦帰り


婆ちゃんは昨日の法事と子供たち(僕と寝ていた応接間でお化け屋敷ごっこを始めやがった…)で疲れた様で、このまま連れて帰っても、列車の旅だけでも随分な疲労になるであろうと思われ、僕だけ一旦戻り、片付けなければならない仕事を片付けてから、数日後婆ちゃんを迎えに再度京都の親戚の家に行き、連れて帰る事にした。
最寄りのJRの駅まで送ってもらい、そこで16:32発の新幹線の切符(窓際)を買って、京都から「のぞみ」にビールとチーカマを買って乗り込んだ。これなら京都の次は名古屋に止まって、次は新横浜だ。東京には七時前に着く。
京都駅の新幹線ホームに上がると、修学旅行に出かけるであろう集団と会い、「あんな頃もあったよなあ、でも同じ新幹線に乗るのかなあ?」と思ったらホームの反対から出る「ひかり」に乗り込んでほっとしたのも束の間、乗った新幹線の同じ車両には既に別の修学旅行集団が陣取っている。ウノやらで既に大盛り上がり。いったいあの頃はなぜ酒も呑まずにあんなにハイになれるのであろうか。
という様な事を書きながらこれを書いている。
あ、荷物を下ろし始めた、名古屋で降りてくれるらしい。


京都法事行き

只今京都の親戚の家、二日目の朝。
行きの新幹線も着いてからも写真日記を書く時間など無かったので、今まとめて書く。
一昨日、行きは、新幹線の各駅停車「こだま」で三時間半かけてのんびりと。
乗った少々古い列車。車内からかける公衆電話が置いてあったであろう所。
「今何て新幹線に乗ってるかって?」
という電話の向こうの人の疑問に答えられる様に、「この列車は『こだま 657号』」と表示されている。なるほど。

昨日、朝散歩をする。家の裏の竹林を歩いていくと誰やらの古墳があって、更に歩くと学校と墓地があって、そこを下って帰ってきた。

そして法事へ。「西本願寺」なる所に行く。親戚一同三十数人が集まると、さすがに圧巻。誰が誰だか…