かめ


「かめ」と云ってもお婆ちゃんの話では無い。「かめ」というのか「つぼ」というのか、とにもかくにも、昨日いつもの北柏の喫茶店で「傘なんかを立てるかめみたいなのが欲しいんだよね〜」なんて話をしていたら、常連の近所のお婆ちゃんが使わず寝かせてあったのを思い出し、くれた。


畳替え


この古い我が家、建築以来替える事の無かった畳を、ついに丸ごと替えた(一番使っているこの六畳の部屋のみ)。多少は前日にも本棚の物などを、使っていない部屋に移動していたのだが、今日は朝八時過ぎに畳屋さんが来て持って行くというので、六時に起きて片付けていた。
それでも終わらず、畳屋さんに手際よく残りの物を移動してもらい、畳を上げて持っていてもらった。
さて新しい畳が来る一時過ぎまで、やる事が無い。畳を剥がされ出てきた板を拭いた頃には眠気が襲ってきた。家中いわゆる「爪の立つ間も無い」という状態で仕方なく廊下に椅子を出して昼寝。
さて、新しい畳、縁は黒の無地にした。以前の金糸の入ったわけのわからん奴より余程パリッとしていて良いけど、なんか畳がアール・デコ調(というかライトみたい)。


せかせかするのも何なので

水天宮(中央区日本橋)
銀座にて、映画「ヴェラ・ドレイク」を観ようと朝一の回に行ったら、三十分ほど前だというのに長蛇の列。満席が近くて、座れたとしてもかなり前の方だとか。私は字幕を読まなくても良いほど英語が堪能では無いので、映画は諦めて、日本橋の「ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション」に、昨年末亡くなった奥さんの「南桂子追悼展」を観に行く。子どもの頃、色鉛筆でこういう絵を書いたことがあるような気がする。
そのまま梅雨明けの空の下、ぶらぶら歩くと、水天宮(中央区日本橋)がある。素通りも何なので、入る。
どうもここは、赤ちゃんを連れてくる神社らしく、境内は赤ちゃんを抱えたお母さんとその家族ばかり。ベビーカー置き場はあるし、奉納の酒樽はマタニティ専門店だし。
かなり場違いな雰囲気に、早々に退散して、交差点の「三原堂」という大きな和菓子屋でおみやげを買って(支払いはあちら)、いつもの北柏の喫茶店へ。


DNG Converter メモ

Nikon D2xを買ったので、少々知ってるっぽい事を。
D2xは、他のNikonのデジタル一眼(現在発売されている)と違って、RAWデータの.NEF書類がPhotoShopCSでは認識できない。最新の CS2 では可能なのだが、そんな(バージョンアップの)金は無し。
別売りのNikonCaptureも買ったけど、これが恐ろしく重い。
そこで今まで通り、CS側でRAW現像できないか。それができる。裏技とかそういうのでは無く、正々堂々と。
Adobeが無料で配布(素晴らしい)しているソフト、DNG Converterを使う。これは、各社独自のRAW形式を、CSの読み込める、Adobeの策定した各社共通のRAW形式に変換してくれるアプリケーション。読み込んで自動的に変換された.dngファイルを、PhotoShopのファイルブラウザで見ると、CSによってRAW現像できるようになる。
と、自分で発見した方法みたいな事を云いつつ、ここに書いた事は全て友人の古関さんにメッセンジャーで教わった事なのです。どうも済みません。


石橋を、叩いて渡る初陣(字足らず)。


四日前の十三日、お仕事撮影。こいつ(オリンパスE-20)も頑張ってくれたが、何せレンズが固定なので今の建築中心の撮影には広角側が足りなくて…
そのまま柏のビックカメラにて、前から欲しいと思っていた Nikon D2XDX Nikkor 17-55mm F2.8 のレンズを買う。
ここまでが前置きで、今日、初めてこのカメラを使った。クライアントの同行しない撮影だから、馴れない操作に現場で慌てても大丈夫。無論、テスト撮影(とデジタルカメラはテスト取り込みも)はしたし、体で操作を覚えるように、手元に置いて始終いじるようにはしていたのだが。
十字頃、東武野田線を春日部で降りる。「どこぞで朝ご飯を…」と思ったが、結構大きな駅の筈なのに駅ビルはおろか、周囲にビル一つ無い。
「田舎」というのはまだ、幾らか愛情の余地がある云い方だと思うのだが、ここは、「閑散」。
仕方無く、開店したばかりのイトーヨーカドーの地下でたこ焼きを喰う。
きちんと撮れているかはまだ分からない。帰りの電車の中だから。
今日は我孫子の神社のお祭り。駅に行くバスが止まっていたので駅まで歩くと、駅の方ではバスが山車の後ろを走っていた。


無計画な買い物


衝動買いの余波は重く、快適にはなったけれども、こんな感じです。無計画な買い物をするとこうなるという見本の様です。
ディスプレイが大きくなって、スピーカー(Creative I-TRIGUE L3450)がその後ろに隠れちゃうし、本棚のCDが取り出せません。左の後ろには青い目玉のLacieの外付けハードディスクが三台あるのだけど、それもいじりにくくて仕方がありません。


衝動買いをしてしまった小心者


そろそろiBookを買い替える(PowerBookに)事を考えていたのだが、MacOS 10.3 で使いたいのに、銀座のAppleStoreのPowerBookは既に10.4になっていて(確認済み)、単に愚痴るだけ?のつもりで銀座のAppleStoreに行ったら、店員さんが在庫を探してくれて、二台だけあった。迷ったのだけど、結局買ってしまった。それに液晶のディスプレイまで。
占めて三十数万円。前の銀行でおろしてしまったけど、本当にこんな買い物を気軽にしてしまって良いのだろうか…?
でも今買わないとソフトも新しくしなけりゃならなくて、後十数万かかるし… 今少々仕事が忙しいから処理速度は早い方が良いし… 仕事のカメラ(デジカメ)を新しくしたら処理速度が追いつかないし… 近々子供ができたら孫の姿をDVDに焼いて親に見せてあげたいし(これは本当にウソ)…
なんて、我ながら破綻した言い訳を呪文のように唱えつつ、己の罪悪感(自分の貯金なのだが)を打ち消すことに必死なのでした。
メモリを増設してもらっている間、近所のファーストキッチンで590円のベーコンエッグバーガーを喰うお大尽。


「やるせない話」(リチャード・ニクソン暗殺を企てた男)


映画「リチャード・ニクソン暗殺を企てた男」を観た。(公開中)(予告編
うだつのあがらない家具店の店員。人を騙す事(と云っても営業トーク)ができなくて、それならば自分で起業しようと銀行に融資を持ちかける。奥さんは子供を連れて出ていき別居中。よりを戻すため”勝手に”子供と触れ合ってみたり、奥さんの勤めるバーに毎夜押し掛けてみたり…
そして、勤めていた家具店を解雇され、融資を断られ、役所からは正式に離婚が成立された旨の書類が来る。
周到とは云えない予行演習をし、足が不自由な人のふりをして金属の装具にピストルを隠し、空港へ向かう。アメリカの王、一部の成功者の代表、ニクソン大統領を暗殺しようと、ホワイトハウスにハイジャックした飛行機を突っ込ませる為に。
搭乗する人の列に並んだ彼は、前の人の金属探知機が鳴ったのに戸惑い列を離れる。しばしの沈黙。次の瞬間、彼は隠し持っていたピストルを抜いて、機内に乗り込み、乗客を人質に取り飛び立つ様に指示。唖然とする副操縦士の頭を打ち抜き、機長にも一発。結局到着した警察官に窓越しに撃たれ負傷した彼は自分の頭を打ち抜いて自殺する。
これだけ。何とも「やるせない」話が展開していくだけ。でも、なんとも「やるせない」。おすすめです。
銀座で発見したとある店舗の前の、七夕の笹に付けられた短冊。ブラックユーモアなのか、本当の店員の願いなのか…?


悪いコ

本日は土曜日(別に私が云うほどの事でもないが)。
家でだらだら。洗濯をしたり、部屋を掃いてみたり、溜まった新聞を読んでみたり…
読みかけの小説は後少しの所で止まっていて、読破しきれていないが、これを読む事は適わず。
夕方になり仕事の連絡を数件、お休み中すみません。
涼しくなってきたので、ウイスキーのストレートという奴を片手に少々お仕事(悪いコ)。