吉住志穂の事(思い出)

今朝、いつものようにデジカメ関連のニュースを巡回していたら、ソニー α100【第1回】お気に入りのデジタル一眼、α Sweet DIGITALとの違いは?という記事が出ていて、書いているのが吉住志穂嬢。
高校時代、雑誌CAPAに写真を投稿していて、その時に同じように出していたのが彼女。
載ると学校名が出るのだが、我が都立高校の近所の女子高に通っていた彼女がそれを見て「都立○○高校にいるはずの増田新様」宛という変な手紙(しかも便箋入り)を出してきて、クラスの人(担任含む)に冷やかされたのを覚えている。
きれいな花の写真という、僕とは全く違う写真を撮っていた彼女だが、時々会い、彼女は写真の専門学校に進み、風景写真で有名なT先生の事務所に勤め、最近独立してやっているとの事で、写真を観に行ってきたりしていた。


「天使」(ベルリン・天使の詩(うた))

一昨日の土曜日、映画「ベルリン・天使の詩(うた)予告編)(予告編その2)(87年西ドイツ)」を観た。
日比谷シャンテ・シネ」の「BOW30映画祭」の中で、土日の二日間だけ上映されていた87年の作品。
「天使」は、主人公を始めとする中年のオッサン達。人の心の中が聞こえるが、何ら関与する事無いウロウロするだけの存在。大人達には見えないが、その存在が子供たちには見える。何の為に居るのかさえわからない。
「天使」から見る「人間の世」は暗い。希望も無く、今日の糧を得る為に生きている人々、それと重なるように、というかその根底にある素地として空爆に晒されたベルリンの街の映像が時折織り込まれる。
結局、主人公の「天使」は人間界に降り立ち、一人のオッサンとして生きていく事を選ぶ。
一緒に観た亀有(かめあり)の友人と、日比谷から銀座を抜けて勝鬨橋(かちどきばし)を渡り、月島(つきしま)を抜けて佃島(つくだじま)に行き、隅田川を眺めて帰ってきた。佃島では盆踊りの準備をしていた。
良い映画を観た後、そぞろ歩くのは気持良い。
亀有まで行って、その友達と呑んでから僕はそのまま常磐線で帰宅。


夏バテ

冷房を使ってないせいか、夏バテとは疎遠。体が暑いのになれてきていて、食事も冷たい物を欲さないし、食欲もいつも旺盛である。今日の昼御飯も近所の小さなうどん屋に行ったのだが、ふと周りを見回すとみんな冷房の効いた店内で冷えたうどんやそばを食べている。ちなみに僕は一人で力うどん。今も熱いお茶を飲んでいるし、今の所「あっさりとした」「涼しい物」を欲さない。で、もりもり食べている。
おばちゃんが、最近の夏は暑いなんて事を言っているのを時々耳にするけど、それは単に冷房漬けで暑さに体が馴れる事が無くなってしまったからじゃないの?
僕の夏バテ解消法は、暑さに馴れる事。


さあ夕立だ


今日もムシムシ暑かった。冷房はつけたくないので、庭の戸を開け放って畳に寝ころんでいる。
このままだと、昨日泊まった実家から帰ってきて昼寝をするだけで一日が終わってしまうので、いや何もない日は良くそういう事になるけど、今日は先日の青森出張で撮影した写真を処理しなければならない。
でも暑いな〜、なんて事を考えながら寝っころがっていたら、来ました、夕立。近くに雷の落ちる「カリカリカリ…」という音は嫌だけど、ざーっと雨が降って、一気に涼しくなりそう。
ここの所二週間ほど毎日夕立が来てくれているので(夕立なんて市単位ぐらいの狭い範囲で起こるので、少しでも家を離れると分からないのだ。)、助かる。盛夏になれば、こう毎日の恩恵には預かれないのであろうが。


青森日帰りその二

青森空港の搭乗口のマネキンのねぶた祭人形
というわけで現在九時過ぎ、帰りの飛行機。疲れた…
小さな地方空港なんて、時折飛行機が出て、時折入って、後は静かになる。搭乗手続きも、口は二つしか無いのに殆ど並ばない。
後ろから誰かに「元気でね〜!」の声。この後は東京行き8:45発が最終だから、故郷を出る友人(恋人?)に声をかけていたのだろうか。悪いけど僕は早く東京に着きたいとしか思わない。
モノレールで浜松町に出て、今度は帰りの常磐線。帰りの飛行機の中で少し寝て、割とすっきり。我ながら若い!
けどやっぱ駄目… 帰って風呂を沸かして入り、寝よう。
青森空港の搭乗口。不思議なねぶた祭人形。はっぴ着た八頭身。


青森日帰り

搭乗はタラップで地上から青森行きのMD-90
ただ今朝八時半。青森にできた某建築物を撮るため、7:35羽田発の飛行機で青森に向かっています(一応仕事です)。
客が少なかったのか、MD-90という小さな飛行機に変更になりました。 …ここまで書いたら着陸に入ってしまいました。お昼の近所の食堂にて。


入谷のあさがお市

入谷のあさがお市
昨日の土曜日が最終日だったので、入谷(いりや)のあさがお市に行ってきた。
地下鉄の入谷の駅を出た所の通りはあさがお市の通り
鬼子母神の前の言問通り(ことといどおり)にあさがおを売る店が並ぶ。
なるほど、「恐れ入谷の鬼子母神(おそれいりやのきしもじん)」という駄洒落はこのあさがお市の鬼子母神から来てるのか。


「過酷な環境と過酷な判断」(ココシリ)

映画「ココシリ(原題 “可可西里 kekexili: mountain patrol”)(予告編)」を観た。
香港在住の日本人と、日本の中国人に、「良いよ」と言われていたので、日本でも公開されたという事で、旅から帰ってきてまだやっていたら観てみようと思っていた。(東京での公開は14日で終わるらしいけど。)
淡々と事実のみを… と言えば格好良いけれども、何か言いたくない事を隠しているような感じがする。給料さえ出ないのに、身の危険を顧みず密猟者を取り締まる組織に入る隊員の葛藤や動機、又密猟者から取り上げた毛皮を自分たちのお金にする為に売る行為、この映画の題材としてはこういう物があってしかるべきだと思うし、それに語られなければならない題材であると思うのだが、そういう事には殆ど触れられず、いやむしろ触れられたくない問題には触れないで置いて、気持ちの良い所のみを賛美する姿勢が気持ち悪い。
とは言いながら、この事以外は良い映画だと思う(何を今更という感が無きにしもあらずだが)。過酷な環境と過酷な判断をいとも簡単に下していく隊長。
映画を見終わったら雨が更に酷くなっていたので、銀座をぶらぶらするのはやめて、有楽町の高架下の回転寿司で昼御飯を食べて、近くのフジフォトサロンに行って帰ってきた。椎名誠氏の写真展をやっていて、本人がいらっしゃった。ジーンズを履いていたか、確かめるべきだったな。


今宵の食卓


左から、スーパーで買ってきたかつおのたたきと、その下がなすを焼いたの、御飯の上は豆腐が器に入り切らなくて折れ曲がっているけど冷や奴。そして右上が生姜をおろしたもの、あさりの味噌汁。
何が言いたいかというと、生姜を食べたかったのです。明日農家の人が来る日で、茄子も食べてしまいたかったし。