一泊二日高松へ

予讃線の車窓の眺め
予讃線の車窓の眺め
ちょっと高松で写真を撮りたいので、松山の知り合いの所に荷物を置いて、11:49松山発の観音寺行きの電車に乗り、高松へ。この電車なら終点の観音寺で乗り換えれば五時前に高松に着き、高松のユースホステルで夕飯にありつける。
予讃線の車窓の眺め(伊予桜井)
やっぱり鈍行の旅は良い。
車窓を流れる景色、止まった駅の景色を眺めながら、そこにある生活や色々を想像するのは楽しい。
予讃線の車窓の眺め(伊予三芳)


道後温泉本館へ

伊予鉄道松山市内線 環状線の本町六丁目(ほんまちろくちょうめ)で電車を待つ
一昨日呑みすぎて、昨晩はあんま呑めなかった。夕方、滞在先の知り合いと家を出て、本町六丁目(ほんまちろくちょうめ)の電停から環状線で上一万(かみいちまん)に出て道後温泉行きに乗り換え(お金を払って「乗り換え券」というのをもらうともう乗り換えた先の電車では払わなくて良い)て、古い建物の道後温泉本館へ。
道後温泉本館のお風呂は去年入ったら塩素臭くてもういいやと思っていたけど、今度は改善されていた。中に、消毒に付いての断り書き(「消毒については苦労してるんだよ」みたいな)のがあったし、同じ事を考える人が他にも居たという事か。
本町六丁目の電停で環状線の電車を待つ(この人は知り合いではありません)。環状線は市内電車ではあるものの、家の間の専用軌道を単線で縫って走る。


松山への特急の洗面所

岡山発松山行きの特急「しおかぜ」(JR四国8000系)の砥部焼(とべやき)の洗面台
どうも特急というのは車窓の写真を撮る気にならん。待ち合わせも無くズンズン進んでしまうからホームに出る事も無いし。
この特急車両、車内が木目調のインテリアで、トイレに行ってみたら、洗面所のボウル(ってのか?)は砥部焼(とべやき)だった。
今治(いまばり)に着いた。伊予北条に停まったら次は終点、松山だ。


四国へ

JR四国の8000系「しおかぜ」の木目調の車内
以前は二泊ぐらいしてやっと岡山から瀬戸大橋を渡って四国に入って感慨もひとしお、の筈だったのに、10:50東京発のぞみ25号は “その日の” 15:13に岡山に着き、15:22岡山発のしおかぜ17号は18:13に松山に到着する予定。
岡山から乗った特急はアンパンマン列車じゃなくて普通のだった。今朝我孫子の駅で指定席券を買う時に、「岡山からの『しおかぜ』は松山に向かって右側(つまり瀬戸内海側)の窓際!」と言ったのに、なぜか左の窓際で、しかも窓の間の柱の所で他の席はがら空き。発車早々車掌さんに言って右側の「ナイスビュー」な席に替えてもらったけど、あの席はJR東日本の嫌がらせか?文句をブーブー言うお客のせいで、終点松山まで空いている席を調べたり杖をついている僕を心配して別の号車まで後を付いてきてくれたり。
新幹線は車内に時々「ただいまの速度は○○km」とか出るんだけど、結構300kmとか出てて、小さい頃の絵本に「フランスのTGVが250kmで云々…」とか書いてあった僕としては隔世の感。


慌ただしく旅立ち


物件の竣工も一段落して(大抵マンションや地方自治体の大型物件ができあがるのは新年度)、梅雨時は外で写真も撮れないし(今年は梅雨入りが遅れるらしいけど)、昨年に続いて恒例行事?となりつつある梅雨の旅に出掛けた。
今年も取り敢えずは松山の知り合いの家に逗留しようという事なのだけど、今年は鈍行でゆっくり… とはいかず新幹線で岡山に出て、そこから特急で一気に松山に行くつもり。
先週は色々な事を片付けて、月曜日にI社の今年度のカタログの最終的な色校チェック(写真の色がきちんと出ているかというのを見る)をすませて、今週火曜日の朝から出ようと思っていたのだけど、担当の人が具合悪くなっちゃって、火曜日になり、結局今日になった。今日は朝からもう出るつもりだったのだけど、先々週ぐらいの別件の撮影の請求書が何とやらというので、朝から遣り取りして、結局11:50東京発の新幹線に乗った(こういう事もあろうかと切符も買ってなかったので海側の席しか残ってなかったけど)。
朝からの請求書の担当の方には、パソコンで出した書類を一度印刷してから判子を押してそれからまたスキャンしてパソコンに取り込み、それをメールで送ってもらう(僕が家に居れば郵送してもらえば良いのだが)という手間をとってもらい、新幹線に乗ったらノートパソコンを広げパチパチ… 何の事はない普通のサラリーマンと同じ事をやってるだけだったり。
東京を出ると車内の出張っぽいオジサマ方は一斉にお弁当タイム。
それを横目に、僕は買った弁当を窓の上着かけにぶら下げてパソコンを開いて居残り勉強みたいな気分。
しかし新幹線って出張だと思えばそうでもないけど、味気ないモンだな。


庭園美術館

東京都庭園美術館の庭のバラ
昨日は友人を誘い、目黒の東京都庭園美術館で「モダン日本の里帰り 大正シック ホノルル美術館所蔵品より」(7月1日まで)を観た。
流麗な線と、落ち着いた破綻の無い綺麗な構図が心地良い。建物も心地良いのは言うまでもない事。ここに来ると、いつも、物を観る時の空間という事を考えさせられる。
雨の上がった庭に出ると、ばらが満開だった。


日曜日

こないだ(映画の感想を写真日記に書かなくなってからいつ何を観たんだか分からなくなってきた)日曜日の朝一番で映画館に行ったら結構空いていたので、今日も柏の駅の映画館に行ってきて、チャン・ツィイーの出てる「女帝[エンペラー]」を観てきた。
なかなか見応えのある作品ですよ。中国の映画というと貧乏くさいのばかりだった反動か、何か最近多いね、こういうワイヤーアクションで剣振り回すの。「アメリカには負けられない、こっちには歴史があるもん。」という事か?
中国人の漢字の名前が全部片仮名で出てくるので覚えられない。これも最近の流れなのだろうか、その内三国志の登場人物も全て片仮名になるのだろうか。
十時二十分の初回は案の定空いていた。それとも作品が余り受け入れられてなかっただけ?終わって出てみると外は豪雨。そのままビルの中で御飯を食べてから、駅前のビックカメラを冷やかして帰宅。常磐線は遅れてるし、道路が冠水して車が水没してるし、凄い雨でした、のでしょう。


小さな一人のアパレル系

yaqua(ヤカ)
以前代官山のビルの二階に居たレディスのアパレルブランドが、渋谷に移っていて(ブランド名もyakaからyaquaに変えて、でも読みは「ヤカ」のまま。)、今、秋冬の服もあるとかで、ちょっと見に行ってみた。
狭いマンションの三階の一室のキッチンの流しに板を渡して、図面ひいて女一人でコツコツ。青森やら広島のお店にも最近は置いてもらってボチボチ売れているそうだ。
道の向かいで二人でラーメン食べて、帰宅。