早い宅配便

築地のそば屋「さらしなの里」の穴子天もり
今日は某I社の関西の工場から、物件の写真と色を合わせる為のタイルが届く日だったのだが、
打ち合わせにも、日芸の卒展にも出かけるから家には居られないな。
なんて思って、目覚めの朝風呂に入り出てきたら玄関のチャイムが鳴った。
なんだろうと思って玄関横の流しの上の窓から首を出すと、クロネコヤマトのトラックが止まっていて、「宅急便で~す」。
配達の人は男性だったし待たせるのも悪いので、パンツ一丁のままドアを開けて荷物を受け取る。
「やけに早い宅配便だな」と思い時計を見ると、九時十分前。
数日前、柏のビックカメラで買ったDENONの五万円のスピーカー(こっそり自慢)を配達してもらった時も(別の会社だったけど)九時数分過ぎだったし、どうもわが家の地区は、
「どうせ家族ばかりでみんな朝から起きてるし、先に済ませてから他を配ろう。」
という地域になっているらしい。
ミッドタウンの富士フィルムフォトサロン日芸の卒展を観て、ついでにサントリー美術館でやっているロートレック展を観る。
凄い人で、絵が見えない。ザワザワとした喧噪の雰囲気を絵の中に描き込める人だなあと。
三月半ばまでやって、次はローランサンだそうで、こりゃまた混みそうだなあ。と思ったらこれは大阪の天保山だった。
-以下メモ-
MacOS10.4のSpotlightは、書類の文章の中身まで検索してくれる便利な機能だが、「プライバシー」という設定で、検索されたくないフォルダは検索対象から外してくれる。
しかし検索対象にしたくないフォルダ或いはそのフォルダが入ったフォルダの名前が半角英数字以外で始まる場合、「プライバシー」の設定は意味を為さず、検索されてしまう。これはMacOS10.4.11でも修正されていない。
検索結果に秘密のフォルダの中身が出てきてびっくりした。
お昼は打ち合わせ先近所の築地のそば屋「さらしなの里」の穴子天もり。


NPSやっと

NPS会員証
昨日帰ったら、ポストに郵便局から不在通知が来ていたので、今日改めて配達してもらった。簡易書留は、ニコンからのNPS会員証(プロ会員証)だった。
審査の書類を出したのが昨年12月、審査を通ったので入会金を振り込めと言われて21,000円振り込んだのが1月26日。
すぐにでも修理して欲しい(出来上がりには関係ない部分なんだけど)機材があったので電話して、「振り込みの証明持っていくから修理してよ」と言っても「会員証が無いと駄目です」の一点張り。「会員証の発行までは一ヶ月近くかかります」「え…」「(ガシャ ツー ツー)」。
結局一ヶ月近くかかって今日来ましたよ、寝起きの顔の会員証。
早速明日撮影があるので出しに行って代わりの機材を借りてこよう。


港北ニュータウンへ

横浜の港北ニュータウンの横浜市立茅ヶ崎南小学校前の梅並木
横浜の港北ニュータウンに打ち合わせに。
行きは東海道線で横浜まで来て市営地下鉄に乗り換えて来たのだが、帰りは逆に「あざみ野」に出て東急田園都市線で渋谷に出てみた。
以前知り合いが「青葉台」に居て、良く田園都市線に乗ったのだけど忘れていて。「あざみ野」って「青葉台」より渋谷側だったんだ。
小学校前の梅並木。


東京タワーのみやげ物屋

東京タワーのみやげ物屋にあった提灯や金の模型
日曜日、友人に付き合って東京タワーに行った。これまで夜中行った事(学生時分、無意味に友達と自転車に二人乗りして行き、車の居ない駐車場に潜り込み、寝っ転がって点滅するタワーを眺めた。)はあったけど、ちゃんと昼間行くのは始めてで、みやげ物屋というのは今もあるのかと思ったら、下のビル内にみやげ物屋が集まった一角があって、「東京タワー」と書いたペナントや提灯、金の模型なんてのがあった。


「ぜんぶ、フィデルのせい」映画の感想

武蔵野線西国分寺駅に停まっていた583系
一昨日実家に泊まって、昨日は恵比寿ガーデンシネマに、「ぜんぶ、フィデルのせいgoo映画による紹介)」を観に行った。
主人公の少女アンナは、弁護士の父と雑誌編集者の母を持ち、裕福な家でカトリック系の小学校に通う女の子。
けれどもある日両親が共産主義に目覚めてしまったお陰で「富を占有するのは良くない」と家を移るハメになるし、学校ではキリスト教の時間に出られなくなるし、新しい狭い家にはヒゲ面の「革命家」なる怖いオジサン達が出入りする様になるし…
そして少女は自分なりの結論を出す。「ぜんぶ、フィデル(キューバのカストロ議長)のせいなのね!」
親の(きまぐれな)方針に否応なく付き合わされて、少女は困惑する。
だってこれまでは白人のお手伝いさんがスイミングスクールに連れて行ってくれたり、身の回りの事をやってくれたのに、変な黄色人種のお手伝いさんは来るし、
富の再分配なんて知った事じゃないのに、まずい食事は食べさせられるし。
前は喜んで遊びに来てくれた学校の友達は逃げちゃうし、
髭のオジサン達とお店屋さんごっこをしようとして、物を売ろうとすると「それは…」と小難しい話をされて揚げ句に「物々交換しよう」なんて言われちゃうし。
そして困惑して終わらずに、聞き分けの悪い少女は環境の変化を受け入れて、その中で生きようと前を向いて歩いていく。自分からミッション系の学校から普通の、白人以外の人種もいる公立学校に移ると言い、「お友達がいなくなっちゃうわよ」と母親に言われると「またできるから大丈夫」と応える。
「困惑」からの展開は、ドラマも面白い話も無いし、ここまで「どうなるの?」と思わせておいて「渋々現実を受け入れる」様な、これかよ。と思われる感じもするけれども、それがこの女性監督の、現実的な目なのかもしれない。
今日、浦和に行こうと思って西国分寺から武蔵野線に乗り換えようと思ったら、旧国鉄の「働きマン」583系(昼は特急電車、夜は寝台車になった。)が停まっていた。


兎の懐中時計

「不思議の国のアリス」のイラストが描かれたコップ
お茶の水に、日芸デザイン学科IDコース(インドストリアルデザインコース)の卒業制作展を見に行く。
北千住の丸井の上の、ラケルでオムレツを喰う。紅茶のカップに「不思議の国のアリス」の兎が描いてあって、朝、懐中時計のぜんまいを巻いていないのを思い出して急いで巻いた。しかし既に十一時過ぎで止まっていた。


携帯ラジオ780円

AudioComn(オーム電機)の携帯ラジオ
柏の映画館に「陰日向に咲く」を観に行った後、携帯ラジオが欲しいなと思っていたので、駅前のビックカメラへ。
安いのはなんと780円。それなりの名の通ったメーカーなら二千円以上するけれども、こんな物にブランド志向を貫いても仕方ないので、この「AudioComn」というアヤシイ奴にする。中国のアヤシイ企業かと裏を見たら、一応住所は「埼玉県吉川市」なので、恐らく毒は出てこないだろう。でも「Made in china」だ。(しかしビミョーな本社所在地だな)
(値段の)高い物と何が違うんだと店員に訊いたら、「高い物は短波が入るんで競馬や株式情報が…」って、そんなの要らん。こっちは落語番組を聴きたいだけなので。
イヤホンだけでなくスピーカーもあるので、普通のラジオとしても使える。


この鳥なんの鳥?

Nikon D2x AF-S VR Nikkor 70-200 2.8G F2.8 1/100sec W/B Cloudy ISO100
最近数日おきに雪や雨が降って、庭の畑の周りに水たまりができていたので、土が柔らかいうちにと畑を掘り起こしてみたら、土の中からみみずやら小さい虫が顔を出す顔を出す。というよりも突然の自分の環境の移動と崩壊に、「何が起きたんだ?」という所だろう。
そうすると今度はその虫たちを目当てに小鳥が、掘り返された畑に来た。
「こつこつ」という様な声を出す小鳥、家の中から望遠レンズで撮ってみた。


雪の日の外出

青山ブックセンター(ABC)本店と同じビルの un cafe(アンカフェ)のサンドウィッチ
前夜寝るときには、しとしと外から聞こえてきたのに、朝起きると静か。止んだと思って雨戸を開けたら、夜の雨は雪に変わって降り続いていた。
髪がいい加減伸びてきたので、床屋に行く。雪の日の朝から来る奴もいないだろうと思って行ったら、考えることはみんな同じ様で、既に二人待っていて終わったのは昼。
今日は数週間前から楽しみにしていた青山ブックセンター(ABC)でのチェコアニメーションの無料上映会なので、「何もこんな日に降ることも無いのに」と思いつつ家に戻ってバス停へ。
我孫子駅に行くバスは時間通りで、逃してしまった。悔しいからそのまま、雪の上を用心しいしい駅まで歩いたら、時間がかかってしまった。素直に次のバスを待てばいいのに、と、いつも歩いてから冷静になって思う。しかも折り畳み傘の袋を無くしてしまった。
そして上映会。
アニメーションフィルムBOOKシリーズ1『ふしぎな庭#01』(宙出版)刊行記念
『ふしぎな庭』 ポヤル&シュチェパーネク アニメーション作品上映会

「ふしぎな庭シリーズ」全5作品上映
「動物がすきな男」「広がる霧」「トラを捕まえろ」「銀紙に包まれたねずみの話」「クジラのラジク」

こうしたほのぼのとした素朴な世界を、儲けに関係なくその道を追求できたというのは、一つの良い時代と社会だったのだろうけど、今の日本は資本主義の成熟した形として社会主義の方向へ(共産主義じゃないよ)行っても良いと思う。
お昼を食べる間もなくここに来たのだけど、上映会が終わっても雪はまだ降っていて、外に出るのさえも億劫なので、同じビルの同じ地下一階にある喫茶店「un cafe(アンカフェ)」へ。
サンドウィッチのセットが1,365円、「さすが青山」と思ったけれど、来てみると大きなお皿においしそうなサンドウィッチ二つとフライドポテトとピクルス二本。サンドウィッチに挟まれたローストビーフはおいしいし、レタスもトマトもおいしい。
写真日記に載せるつもりもなくケータイに付いたカメラで撮ったので、色が転んでポラロイドみたいになってしまった。
折角なので、アサヒカメラを立ち読み。D3と一緒に出たニコンの新しいナノクリスタルコートの24-70mm F2.8 レンズ、良さそうだなあ。逆光でゴーストが殆ど出ない(記事によるとそうらしい)ってのは良いよ。
持っているのが12-24mmと70-200mm。ちょうど間を埋めるのに17-55mmではなく24-70mmってのは良いよな、なんて。
さて、表参道から千代田線で我孫子行きに乗ってのんびり帰るか…って、常磐線への乗り入れ止めてるよ。北千住で乗り換えて帰るか。