春風亭一之輔真打ち披露興行

新宿の末廣亭での春風亭一之輔真打ち披露興行が今日で終わりだったので、行ってきた。
ともかく絶え間なく客をどっかんどっかん沸かせる、芸。
古典落語を良くも悪くもまああれだけ自由気ままに脱線させられるものだ。
師匠春風亭一朝(この人の話芸は師匠柳朝譲りのべらんめえの口調と静かで堅実な語り口が相まって、好き。)の放任が、良い形で現れた人だと思う。「あんなのは落語じゃないよ」と言う事は簡単だが、古典落語をあれだけ派手に演じる人も必要だと思う。しみじみ演じるのはこれから幾らでもできるのだから。
他の噺家が言っていたが、「桂枝雀に通じる狂気を感じる」高座。
実は一之輔氏は僕より年齢が一つ上。同世代の人が頑張っているのを見ると自分も勇気を貰う。
漫画の世界に入った某嬢は名声を得てもさして凄いと思わなかったけれど、彼は純粋に凄いと思う。


少し早い花見を

江戸東京たてもの園にて少し早い花見
昨日は良い天気。うららかな陽の中、小金井公園の中にある、地方から様々な建物を移築してきている江戸東京たてもの園参考)(Wikipedia)にて、友人の子と遊ぶ。
アノ人曰く、「税金の無駄遣い」だそうだが、楽しんでいる人は多く、見せつける「アート」では無く、ゆるい空間。
「アート」を発見したい人は自分ですれば良い、というのは日本には馴染まないのだろうか。
友人が持ってきた団子とペットボトルのお茶で少し早い花見。
そして今日、我孫子に戻り、我孫子での暮らしを再開。やはり気ままな一人暮らしは良い物だ、外は凄い嵐だけれども。