七輪用語の基礎知識

七輪の炭を入れる所の下に空間を作る為の炭の下に敷く台
仕事も一段落し、今夜は久々に鴨の皮でも焼くかと思いそれは買い込んだが、
七輪の炭を入れる所の下に空間を作る為の炭の下に敷く台が崩壊していたのを思い出し、旧街道沿いの金物屋へ。
説明したのだがそんな微妙な物が分かって貰える訳も無く、娘さんには「五徳?」と言われるが、それじゃない事は分かっているんだが…
奥から出てきたお婆さんは僕の言うことを理解してくれて出してきたのがまさしくそれ。次買わなければいけなくなった時の為に名前を訊いておく、「目皿(めざら)」と言うんだそうだ。


演歌のコンサートへ


演歌番組の公開生中継に行ってきた。関係者が知り合いでも無ければ一生或いは数十年は関わる事が無いであろうという世界へ。
夜八時開演、昼間浦和に行っていて、埼京線の渋谷で降りるも「ここはどこ?」という、ハチ公も109ヒカリエプラネタリウム(それは無い)も無い渋谷の裏の様な所に降ろされる。
埼京線が渋谷まで伸びてからもう随分経つ筈だし、度々同じ目に遭っている筈なのだが、懲りていないのだろう。
自力でたどり着く事は諦めタクシーでNHKホールへ。運転手は普段品川を流しているそうで、ホールどころか、警備員に会釈していつの間にか社員の通用口の様な所に来てしまう。
学生時分NHK浦和放送局でバイトしていた時、撮影したばかりのニュース映像のテープを届けに来た所だ。
少し歩いてホールの玄関へ、随分の人が並んでいる。当たり前だが年齢層が高い。
入ってくじ引きの結果らしい指定席の券を貰って見ると、三階席の真ん中辺り。楽しみにしていた訳でも無いのにちょっと悔しい。
ロビーは開演前に腹を満たしてしまおうという老人達で一杯。椅子は一杯で腰掛ける事のできなかった人は床に座り込んで壁にもたれかかり食事中。
この世代が日本を駄目にしたのか、復興を成し遂げたのか。
開演し歌が始まるが、三階席では歌手は豆粒ほどにしか見えず、舞台上に設置されたスクリーンに写し出される映像を見る外無い。クラシックコンサートと違い、聴こえる声はマイクを通した音なのだから、本当に楽しみたかったら、家でテレビを見ていた方が良いだろう。
ただテレビに映らない所(舞台上の移動とか)での大物演歌歌手が、意外と横柄で無いのを見られたのは面白かった。
どこで腹を満たそうか考えつつ、駅まで歩く。