懇意にしている日芸のデザインの先生から、「行かない?」と誘われ小学四年生の息子ちゃんと一緒に連れて行ってもらった草津(群馬県)のリゾートホテル。
三日間の休暇を終え、昼過ぎ宿を出た後、湯畑で待ち合わせて単独行動。
まずは行ってみたかった「西の河原露天風呂」。駐車場で別れて砂利道を下ってゆく。話には聞いていたが、男湯が道から丸見え。
蝉の大合唱を聞きながら、高地の風に吹かれて風呂に入るのは良い気分。
温泉街の店で、温泉玉子を食べる。
正月、婆ちゃんと行った温泉街としての草津温泉とはまた違う、リゾートとしての草津温泉という別の一面が見られたののは面白かった。
今日仕事の撮影が入っていて、昨日一人で帰る予定だったのだけれど、明後日に延期になったので、今日まで居る事ができた。
明日からまた日常に戻る。
カテゴリー: 旅
帰路・体重の怪
宿のチェックアウトは十時、帰りの特急に乗るためのバスは13:50草津発。
時間を潰さないといけないし、どうせ来たのならと、湯もみと踊りのショーを小屋に入って観る。一人五百円也。
のんびりと歩く婆ちゃんのお陰で、以外にもスムーズに時間は潰れ、草津温泉のバスターミナルへ、
行く途中、人だかりがしてるので何かと思って覗いてみたら、「ズン・ズンズン・ズンドコきよし!」の氷川きよしがいた。
帰りの特急の中ではやっぱり、高崎の「だるま弁当」。貯金箱になります。
そして今西荻の家に帰宅、疲れた。
宿のお風呂で体重を量ったら、60kgになっていた。半年前の夏頃は55kg行くか行かないかだったのに…
草津散策
温泉街を歩く。
ガラス工芸の店というのは意味もなくどこの温泉地でも出没するな、などと思いつつ。
昼に食べたこんにゃくの刺身。
一人でぶらぶら。
ここら辺は地元だもんね。
そして西の河原公園(さいのかわらこうえん)(ライブカメラがあった、楽しい。)へ。道ばたのお地蔵様。
流れる水が全部温泉。
でも旅館の浴衣に丹前と羽織じゃあさすがに寒い。
草津温泉へ
群馬から帰ってまた群馬へ。
婆ちゃんを連れて昨日から二泊、草津温泉に来ている。
上野駅に入ってくる草津5号を撮る若い女性達。
そして草津の湯畑(ゆばたけ・各旅館に回す前にお湯をこうやって冷ましているらしい)
二階建て新幹線に乗った
しばらく写真の仕事は無さそうだったので、レンズの端の方にカビが生えていたレンズ二本(17-55mm F2.8 と 70-200mm F2.8)を、銀座のニコンに行って清掃に出したら、
金曜日横浜の撮影の仕事が入ってしまった。学生時分に行っていた赤坂の料理写真のスタジオに行って、カメラとレンズ一式を借りてくる。カメラは清掃に出していなかったのだから、レンズだけ借りてくれば良い様なものだけど、そこはキヤノンのカメラとレンズばかりで(以前まで当たり前の様にニコンで揃えていたけれども、全部売っ払っちゃったとか、そういう話多いね。)、明日使わないからという事でEOS-1Ds とレンズを三本借りてきた。
ある程度のカメラマニアとしては、触る事のない35mmフルサイズの1Dsなんて面白いし、発売当時(確か僕がニコンのD2xとどちらにしようか迷っていた頃だと思う)100万ぐらいしたカメラなんて触っても楽しい… 筈なのだけどそのスタジオでロケに使って出ていたのを借りてきたのが午後七時、僕は翌朝持って出ないといけないんで、一所懸命あたふたあたふた、操作は分からないし(大体最近やっとキヤノンもそれを認めてがらりと変わったらしいけれども、EOSの操作のインターフェイスは使いづらい。)、仕事で失敗があったりする訳にいかないし…
EOSのデジタル一眼レフは皆そうらしいのだけど、ニコンと違ってRAWデータはTIFF画像として吐き出されるみたいで、これがかなりドキッとしちゃうんだよね。TIFFで撮ってしまったという事はもうホワイトバランスも露出もトーンカーブも変えられないという事だから。
「翌日使うから、そっち撮影終わったら返せよ。」と言われていたので横浜の撮影が終わったらすぐに赤坂のスタジオに返却。
と思ったら、帰りの京浜東北線の中で某I社のSさんから「明日、急で悪いんだけどさ〜 宇都宮行ってくんない〜?」と言われ、まあ何もないので引き受けたのは良いものの、カメラの問題が。
また明日もこんな思いをするのはたくさんだ。大きな不満は多々あれど(タダで機材を借りた分際で言いたい放題言ってすみません)、明日は印刷物の撮影だし、
●画面周辺の色収差の補正もできない(わけじゃないけど自動補正の機能は無いのでやりたい人は自分で数値を入れて取り除かないといけない)。
●色空間がsRGBだけでAdobeRGBが無い。
●トーンやシャープネスの設定も無い(のか分からないけど取り敢えず見つけられなかったし勝手にいじるのも悪い)。
から総じて質感描写にも関わる(絵がシャープならばちょっと見た目は良いんだけど、「ギラリ」とか「ツルリ」とした質感は出ても「ザラザラ」の質感は出ない。)のですぐさま銀座のニコンへ。
サービスセンターのおじさん曰く、レンズはこっちで預かった物でNPSで預かってはいないので代替品の貸し出しは駄目。
「NPS」という核不拡散防止条約みたいな名前のプロ専用のサービスセンターみたいなのは一般人用サービスセンターの隣にあって、ムサい「プロカメラマン」の方々が出たり入ったりしている。中ではコーヒー飲み放題でフカフカのソファがあるらしい。レンズなんか修理に出しても、貸し出しの品があればそれを修理の間貸してくれるとか。
う〜ん、もうこっちで修理受けちゃったから駄目って、素晴らしき縦割り社会、さすが旧日本軍御用達の「日本光学」。でもサービスセンターのおじさんもこちらの事情をよくきいてくれて、35-70mm F2.8 というフィルムサイズのレンズなら(ちょっと昔のだけど)あるからこれなら貸してあげられるよ、とのお言葉。ありがたくお借りし(借りたレンズを持ってこないと修理が終わったレンズは返してくれないのだとか、まあ総計50万円のレンズが人質って事なのね。)
なんとか明日のレンズを得て(トキナーの 12-24mm F4 は家にあるので大丈夫。)、帰りの我孫子駅で翌日の新幹線の切符を買う。翌日使い慣れたD2xと共に出発。11時過ぎ上野発の新幹線なのでちょっと余裕。しかも昨日買った切符を見たら、指定席券は「Maxやまびこ 2階席」としてあるし。
人生初の二階建て新幹線の二階ですよ。宇都宮までの少しの旅だけれども、なかなか気持ちいい。
仕事が終わって、某I社の一緒に来た女性に、「まっすぐ新幹線で帰るんですか〜?増田さんは電車好きだから帰りはもっと変なルートで帰るって課の人言ってたのに〜」って… こんな重い荷物しょって、乗り換え乗り換え帰れますか。
そりゃ宇都宮から小山まで東北線で出て、そこから水戸線で結城(ゆうき)を通って下館(しもだて)に向かい、そこから関東鉄道常総線で取手まで行って、常磐線で我孫子に戻るというジグザグコースを辿ろうかと一瞬思わなくも無かったですけど。
素直に帰って(風邪っぽかったし)、今日は一日家でゴロゴロしてました。明日も一日家でゴロゴロしている予定です。
小旅行(病院行ったり来たり)
毎年の事で、経過観察のため先日取手の病院で脳の写真を撮ったのだけど、偶には治療(ガンマ・ナイフ)を受けた勝田の病院まで行くことに。
取手の病院で受け取ったフィルムと手紙を持って(結構でかい、B2ぐらいある。)、常磐線でえっちらおっちら、水戸の一つ向こうの勝田まで。
勝田から茨城交通湊線というローカル線に乗って二つ、最寄りの金上(かねあげ)で降りて歩く。
このまま帰るのも癪なので、茨城交通で金上から二つ先の那珂湊(なかみなと)の漁港で、お昼を食って勝田に戻る。
フィルムを返したり、向こうで書いたもらった取手の病院の先生への返事などを病院が閉まる五時までに届けたいので、帰りは途中土浦まで特急で。
そのお陰で自由席特急券900円損してしまったが、病院には間にあったけど、結局一日費やしてしまった。
木曽日帰り
一昨日我孫子に帰って機材を取ってきて、
昨日は朝から中野の漆器屋さんの所に行って、それから一緒に車で木曽に連れて行って貰う。以前行った際に撮りこぼした数点を撮る為に。
助手席に座っていると、高井戸から入った車は中央高速をずんずん進んで塩尻の方へ。
途中「八ヶ岳サービスエリア」で休憩。田んぼに作った「風林火山」の文字を見る。今、山梨県内のサービスエリアは「風林火山」ばっかり。
紙コップのコーヒーの自動販売機があるのだけど、これが凄くて(コテコテで)、お金を入れて商品を選ぶと、「コーヒールンバ」の「ズンチャカズンチャカ」というメロディーと共に前のモニターに現在の内部のコーヒーの様子(豆をひいたり紙コップが出てきてコーヒーが入ったり)が、御丁寧に「あなたのためにドリップ中」という字幕まで付いて、行程毎に中継され、出てくるという人を食った代物。
ホントは出来上がった液体をジョーッと入れてるだけなのだがホンモノっぽさを出す為にそんな映像を(中継のフリして)流しているだけなのかもしれないけど(大体あんなたくさんのカメラを自動販売機の中に一々設置するのは大変だろうに)、何かアヤシサが何とも言えない感じを漂わせてジーッと見入ってしまう、BGMは哀愁をおびたコーヒールンバのメロディーだし。
あちらに着いて、まずはお昼御飯。国道19号線沿いの「ていしゃば」で天ぷら蕎麦を頂く。
一仕事終えたらもう七時で、再び「ていしゃば」で地酒ときのこの天ぷらを頂く。おいしい。漆器屋の社長さん曰く、このそば屋のおじさんは自分で山に入ってきのこを取ってくるからおいしいのだそうな。
こちらは地酒。外側は漆塗りのひのきのおちょこと。天然の鮎の塩焼きもおいしかったんだけどこれは撮るのを忘れて食べちゃった。
中央道を帰る。帰宅は十一時。なんか色々おいしかった。ごちそうさまでした。
正教会さんぽ
昨日は、土日月の連休最後の日。
昼から急に思いついて、家の近所の沼の向こう側にあるのを最近発見知った、「手賀ハリストス正教会」に歩いて行ってみる事にした(地図 我が家は手賀沼公園の近く)。
近所のそば屋で腹ごしらえをして、てくてくてくてく。
手賀沼湖畔の道をひたすら歩いて上流へ。
散歩日和の気持ちよい日、けど暑い。
一体誰がこの舟を使うんだろうか?風が強い。
大体の場所は分かっては居たけど、インターネットで地図を調べただけで、思いつきで出てきたので場所も分からず、でも周囲をぶらぶらできればいいやと、テキトーに歩く(一応教会を探しながら)。
テキトーに歩いていたのに、ふと見上げると見慣れた正教会の十字架(罪名の札と、斜めになった足の台がある)の建物。田んぼの中という訳でもなく、少し入った林の中にあって、たどりつけたのが不思議。
「かみのおみちびき」という奴だろうか、それともぶらぶら歩く人間の嗅覚だろうか。
何も教会の方に連絡をしていなかったし、また来ればいいやと思い、周りを少し見てまたてくてく帰る。
誰もいない食堂で鯉のあらいを食べる。
食べ終わってまた歩き始めたら遊歩道をアヒルがてけてけ歩いていた。
まだ風は強い。
到着(我が家の台風被害)
先程家に着きました。
台風で家が吹っ飛んでるんじゃないか(本当に東北は凄かったんだから)と思ったら、庭にバケツが転がってるぐらいだった。
家の中には何も被害無く、取り敢えずお風呂沸かしましたよ。疲れた〜。
勝手知ったる常磐線
仙台を出て、乗り継ぎ乗り継ぎ帰ってきました。一応記録を。
太子堂(仙台市内の道中庵ユースホステルの最寄り駅)9:31-原ノ町10:43
原ノ町10:50-いわき1207
いわき12:11-水戸13:56
水戸14:32-我孫子(着いてないけど)16:01
いわきぐらいは、天気も悪くなってきて、霧も出てきて雨も降ってきて。
左(上野に向かって)が海なら、右はずーっとこういう風景。
水戸では乗り換えに時間があるので、一旦外に出て、駅前のマクドナルドで昼飯を買い、ホームのベンチで食べる。
水戸からは上野行き。我孫子に着くのを待っていればいい。
途中の石岡駅。今年三月に廃線となったばかりの鹿島鉄道。常磐線との連絡橋の部分を残してホームは無くなり、線路ははがされ、地面は整地されていた。後ろの建物は機関区。
土浦を出る。段々と現実に帰る。