全面禁煙

この春から私鉄全線(だと思うが首都圏だけか?)で全面禁煙となり、喫煙所がなくなった。僕は大変な煙草嫌いでもちろん自分も吸わないが、今回の措置はいただけない。
大体その根拠となる法律が良くない、「健康増進法」である。だいたい国になんか「健康」を「増進」されたくないし、物事は、逃げ場もなく徹底的に「やりすぎる」ということはいけない(と思っている)。
喫煙者というのは、中毒のようなものらしいから、「吸ってはいけない」と云われても吸うだろう。喫煙所があればそこで吸うなり、そこに行くように云うなりできるが、「一切吸うな」ということはさすがに云えない。


昇降機の順番待ち

今日新宿駅で、階段を登ろうと思ったら、上から昇降機(手摺りについている車椅子を乗せて上がり下がりする機械)が降りてきた。それは良いのだがホームに上がったら更にもう一人車椅子の人がいて待っている。良いことなのだろうが、何か複雑な、奇妙な、笑い出したくなるような、不思議な気分。
もっと公共交通機関(というと難しくなるけど、要は「バス・電車」)を、車椅子の人でも、日常的に利用してほしいと思うし、それが将来の人の為になるとも思うのだが。


杖をついているから…

電車の中などで、よく席を譲られる。杖をついているからそう思われるのだろうし、実際立っているのが大変という人もいるのだろうが、僕は別に立っていることが辛くはないし(そりゃ単純に「疲れた」というのはあるけど)、立ったり座ったりすることの方が大変だし、動く車内で移動する方が危険なのだ。気持ちはありがたいのだが、(遠慮ではなく)お断りすることが多々ある。ただ、そういう時譲った人は大抵もう腰を上げていて、断られてももう一度座りにくい。(困った問題だが、結構そういう人は多いと思う。)