高知県東部へ

5月に二週間奈半利に滞在して撮った高知県東部の写真をそろそろどうにかしたいと思って、今再び来ている。
前回は奈半利に滞在して周囲の町へ出掛けていたが、今回は行く先々で宿を取って回っている。
日曜日(17日)の夜、いつものサンライズ瀬戸で東京を出て、翌朝高松に着き、徳島に移動してから牟岐線で海部に行き、阿佐海岸鉄道に乗り換えて一駅先の宍喰(ししくい)に行きぶらぶらして、そこに泊まった。
翌日の火曜日は徳島県から高知県に入り、一つ先の阿佐海岸鉄道の終点甲浦(かんのうら)に行き、ぶらぶらした。駅から港までの道の脇にあるお好み焼き屋で昼御飯を食べたのだけど、店の人曰く、甲浦は大阪と高知を行くフェリーが停まっていて、その道も以前は賑わったそうだが、今はフェリーも寄る事は無くなり、すっかり寂しい町になってしまったそうだ。
甲浦のお好み焼き屋「ふじ」
鉄道はここで途切れているので、バスで少し先の今は同じ東洋町、野根に行く。
丁度昼を跨いで野根に来たのだが、甲浦で少し早い昼食を済ませておいて良かった、野根はもっとうらぶれた町で、ご飯を食べる所など一軒も無い。
野根を四時過ぎに出たバスは室戸岬を回って6時半頃、高知方面から伸びてきているごめん・なはり線の安田に着き、そこに泊まった。
翌日はごめん・なはり線の中心駅、安芸に行き宿を探して、空いていた(この時期四国はお遍路さんが多いので部屋が塞がっている事が多く、宿探しには苦労する事がある。)「清月」に荷物を置いた後、安芸の町をぶらぶらする。
翌朝、ごめん・なはり線に乗ってあかおかに行き、夜須に戻って手結(てい)の港辺りをぶらぶらした後、安芸に戻り帰りの寝台列車の個室の券を買う。JRの全国の切符が買えるのはごめん・なはり線沿線ではここしか無く、翌日以降来た道を戻って奈半利方面に行ってしまうので。
素泊まりで泊まっていたので、夜は「吉田類の酒場放浪記」に出ていた安芸の店「大衆のれん 白牡丹」へ。
大衆のれん白牡丹 安芸市
昨日の朝安芸を出て奈半利に行き、室戸方面行きのバスに乗って少し先の加領郷へ、小さな漁村。港にある、安芸の病院を退職したおばさんが始めたという料理屋があって、おいしかった。
前述の通り、ここより少しは大きい町、野根でも一軒も食堂は無かったし、手結でも無くて菓子パンを売る店のおばさんに味付け卵を貰って港でかじっていたし、ここでもその様な顛末を覚悟していたのだが、良かったし、それがこんな「当たり」であるとは。
夕方奈半利に戻り、以前お世話になった「なはり浦の会」の森さんの旦那さんに連れられて今夜の宿、「ホテルなはり」の地元の人向けの飲み放題イベント、ビール祭りに行き、近くのスナックに移動して飲み、ホテルに帰ってきて寝た。
今翌朝の8:50、これから奈半利の人が安田の観光施設に連れて行ってくれるというので、取り急ぎ。


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