往年のアイドル

六本木ヒルズ内のシネマコンプレックス(一つの映画館がスクリーンを6つも7つも持っている。割とマニアックな物もやっている。)にて、成瀬己喜男監督の「浮雲」(1955年)(3月11日まで)を観に行く。
以前日芸の授業でレーザーディスクでか何か観たのだけど、面白かったので再び。
館内には「往年のアイドル」「森雅之」を再び観ようと来たオバサマ方が一杯。
映画の登場人物というのは、自分の近辺に居ちゃ困る位バカでイヤな人間の方が面白い物だ。その点この主人公の富岡(森雅之)という男は申し分ない逸材で、終始女にだらしない。
日比谷の「みゆき座」が閉館になってしまうそうで、それにあわせて「往年の名画」って奴を一本300円(やけだな)で観せてくれるのだそうな(3月26日〜3月31日)。混むのだろうと見越して、3月19日から指定席券(500円だけど)を売り出すのだそうな。
中には、1964年の「博士の異常な愛情」なんてキューブリックの白黒映画もある。
原題は「Dr.Strangelove」。凄い翻訳があった物です。


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