「映画と建築」(トニー滝谷)


日曜夜のドラマ「Mの悲劇」がおもしろい。松本清張が原作らしい。
原作の連載が延びて話を続ける必要に迫られたのか、最近長谷川京子が善玉に変わっちゃって、あの「何を云っても企んでる」ワルい女ぶりが見られ無くなって惜しい。
金八先生(リンクは現在放映中の物)」では教員、「グッド・ラック(GOOD LUCK!!)」では(飛行場の)地上整備員が流行って、今度は警備員ブーム?しかしあんなに現場からボコボコ本社に上がるもんなんだろうか。
新宿のコニカミノルタプラザにて、
AMRIT VAJRACHARYA写真展「私の街 パタン」-Kingdom of Nepal-
ハレの場ばかりなのが気にならないではないが、かなり撮り溜めたであろう内容の濃さ、面白かった。
陳衛中写真展「第三極 —中国西部印象」CHEN WEI ZHONG PHTOGRAPHY EXHIBITION The Third Pole-West of China
派手な風景写真だなあと思ったら撮影者は「上海を基点に活躍するコマーシャル写真家」だそうで、道理で。
映画「トニー滝谷Yahoo!ムービーによる紹介)」を観た。監督: 市川準、音楽: 坂本龍一、撮影: 広川泰士(写真家)、そして出ているのがイッセー尾形と宮沢りえ、という何だか豪華な布陣である。しかも原作は村上春樹の短編というのだから、怖い物無し。
内容は、「ドロドロの寸止め」。
総じて建築が凄くて、主人公、トニー滝谷の家は横浜の高級住宅地らしき丘の上。窓の大きな、白を基調とした家が、彼の空虚且つ孤独な環境を物語っていて、秀逸。
開演前の映画館にて、がら空きの客席に向かってテアトル系映画会員の宣伝をする男。「こんな人生もあるのかな」と思ったり。


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