「死者の書」

川本喜八郎チェコ、カルロビバリ国際映画祭での川本喜八郎についての紹介)の人形アニメーションの最新作、「死者の書(原作: 折口信夫)」を観た(岩波ホール 4月7日まで 予告編 釜山国際映画祭の予告編)。
岩波ホールだけの単館上映だが、11:30の回に二十分程前に行ったのに、混んでいたのは驚いた。
一時間の上映時間の内、二十分程は奈良及び物語の背景の紹介ビデオ。残り四十分が映画。四十分だけの内容に二千円余り払う映画があっても良いし、川本氏の作品は十分その価値があると思うのだが、どうもそれでは許されないらしい。
全体に流れる幽玄美が、テレビのような、あまねく全てをカメラの前にさらけだす照明によって消し去られていたのは残念。


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