風景写真

昨日、恵比寿の東京都写真美術館で、「ランドスケープ 柴田敏雄展」を観た。観たい観たいと思いつつ、最終日の昨日になってしまった。
この人が木村伊兵衛賞を取ったのが92年、もう十年以上前か。当時(と言っても受賞時の既刊雑誌)は雑誌に載った写真を見ても「ふーん」という程度だったが、ある程度の量を大きなプリント群で見せられると、迫力が違う。日本の地方の異様な巨大建造物(砂防ダムだとか崖崩れ止めにコンクリートで覆ったりだとか)を前にしたその場に居る様だ。雑誌では分からなかったけれども8×10inch(ネガの一コマがB5版ぐらい)の、大伸ばししても細部まで描く描写力もあり。
風向明媚な所を撮ってコレクションするばかりが風景写真では無い。これも今の日本の風景写真。
とこんな事は92年の木村伊兵衛賞受賞時にさんざ言い尽くされたんだろうけど。
メモ
MacOS10.5のTimeMachineからの復旧は、OSインストール後はエラーが出て駄目だったけれどもCDから起動してやったらすんなり元通りに。


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