ジグザグと大分へ

那覇市内にはJR九州の支店があって、一昨日後輩に沖縄観光に連れて行ってもらった際、最初に連れて行ってもらったのがそこだった。そこで今日の、鹿児島から大分方面(明日はフェリーで四国に渡りたいので)に行く切符を買った。
考えるに、ただ四国側の海岸線を行く日豊本線を、都城、宮崎、延岡、と通って今回四国に渡るフェリーに乗る、大分の少し南
、臼杵に行くのは面白くない。そこで思いついた楽しいルート。
鹿児島中央(元の西鹿児島)から観光特急「はやとの風」に乗り、錦江湾に浮かぶ桜島を眺めながら宮崎方面に向かい、隼人から肥薩線に入って山の中を進んで終点の吉松で降り、(行きは逆のルートを吉松に来る吉都線で来たのだけどそちらには曲がらず)肥薩線の観光列車「しんぺい」に乗って人吉の辺りの鹿児島県から熊本県に至る峠越えの絶景を堪能し、人吉から「九州横断特急」で熊本から阿蘇を通って文字通り九州を東西に横断し、大分から臼杵に至るという物。(参考)
「はやとの風」は残り席わずかだったけれども取れて、沖縄にJRの支店がある事に感謝。
鹿児島中央-吉松「はやとの風」
隼人を過ぎ、肥薩線に入ると売り出した弁当、「かれい川」
「はやとの風」車内で売り始めた弁当「かれい川」
来る時に降りたけれども、嘉例川にて停車。
嘉例川駅に停車
こちらも百年以上経過した、大隈横川駅舎。鹿児島本線として早くに開業した肥薩線だけに、古い駅舎も残っている。
大事に手入れしているのか、単に利用者が少ないのか、その両方か。
大隅横川駅に停車
吉松-人吉「しんぺい」
「しんぺい」は普通列車なのだが、観光列車。乗車券(青春18きっぷでも可)の他に五百円の座席指定の券が要る。
前の「はやとの風」と同じく工業デザイナーの水戸岡鋭治さんが古い気道車をリフォームしている。

えびの高原、霧島連山を望む場所や、今登ってきた線路が見える所などでは停車してくれる。
停車時間は結構短い割に色々な所を見てこいと言うので乗客はあたふた。

人吉-熊本-阿蘇-大分「九州横断特急」
「九州横断特急」も、急ぐ特急というよりも、やはり観光特急の様で、所々でガイドのアナウンスが入る。
熊本までは球磨川に沿って進む。

今回はきれいに見えた阿蘇山。

大分からは鈍行で少し南(宮崎方面)に戻り、臼杵へ。
宿は予約していなかったので「少し街をさまようかな」と思っていたら、改札を出ると観光協会の人が立っていて、目的を告げると港までの道順と、駅前のビジネスホテルを紹介してくれた。
昨晩はフェリーの雑魚寝だったし、今日はジグザグルートでさすがに疲れた。
今朝気が付いたのだが、数日間奄美や沖縄をぶらぶらしていた報いか、泳いでもいないのに手の皮が所々剥けてきた。


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