仕事前に美術館に行く

国際子ども図書館のカフェテラスで絵本を読む子ども
築地のI社に請求書を出しに行く道すがら、上野の都美術館フェルメールを観に行った。
こないだは入るのにさえ15分待ちだったけれども、雨模様の今日はチケット売場に人が並んでいる程度だった。
フェルメールの絵は他のフェルメールの展覧会がそうであるように、同時代の作家達の絵と並べられていたが、それによって、その良さがよく見えていた様に思う。
フェルメールの絵は、他の同時代の絵(フランドル派だとかデルフト派だとか)と際だった違いがあるわけでもないし、特別凄いという訳では無いけれども、描写が特に精密というわけでもないのに、一つ一つの物がそこにあるような質感描写が良い。
フェルメールの後は、芸大美術館に行く途中を左に折れて、国際子ども図書館へ。ここで前から観たかったチェコの絵本の展示を観る。
こども図書館と言うだけあって、全てが子連れ仕様。
本を読むところは読み聞かせOKだし、持ってきたお弁当を広げるコーナーもある。
一階のカフェテラスで休憩中。大人がお茶を飲む間見せるのだろうか、絵本が置いてある。しかしチーズケーキがでかい、スタバの倍ぐらいある…
今朝の朝顔


虫が来なくなった(久々に朝顔)


火曜日に婆ちゃんが来て、草取りをした。丁度一日中涼しくなった頃に重なった。
昨日婆ちゃんを返して「一人ゆっくり一日家で」なんて思っていたけれど、気が付いたら馬喰町(ばくろちょう)のギャラリーの写真展が今日までで、ついでに新宿まで足を伸ばしてコニカプラザに行って友人夫婦とご飯を食べてきた。
今朝の朝顔。毎朝一つ、昨日とは別の花を咲かせてくれている。
庭のたたきの照り返しがきついので盆明けぐらいによしずを買ってきたのだけど、立てかけたのは数日のみ。高かったんだけどなあ。
草取りをして庭の雑草やらつるを払ったら、朝顔に取り付いて栄養を吸い出していた茶色い亀虫が居なくなった。どこか供給源になっていたのか。


色々写真日記をいじった


時間ができたら、ここに書こうと思っていた事がたくさんあったと思うのだが、いざそうなってみると思い浮かばないものだ。
この写真日記の個々の日記と、月毎のまとめの右上に、懐かしの「指さしマーク」を復活させた。生々しくて変な感じ…
父方の実家(群馬県甘楽郡甘楽町秋畑)に行っていた時に少し登って撮った景色。向こうに見えるのは来波(らいは)の集落。こちらは降っていた雨が一時間ほど前に上がって晴れているけれども、山の上は雨らしい。
山奥で標高があるので、涼しくて気持ちの良い散策だった。
場所はどこかと言うと、日航機墜落事故のあった上野村の近く(近くもないけど)
藤岡の遺体安置所とを行ったり来たりするヘリコプターが、ここらからも見えたとか。


週末の上野美術館

国立博物館「対決-巨匠たちの日本美術」展覧会で紹介された絵師を描いたバッジが出てくるガチャガチャ
父方の群馬の田舎に一泊して、昨夜、実家に帰ってきた。実家に泊まって今朝、吉祥寺の伊勢丹の上にある武蔵野市立吉祥寺美術館小磯良平の絵を観てから、上野へ。
土曜日とは言ったってお盆で空いてるんじゃないかと甘い期待をもって行ったけれども、甘かった。
都美術館のフェルメール展は15分待ちという事で後日平日に伺いましょう。
国立博物館の「対決-巨匠たちの日本美術」は明日までという事だし、20分待ちだそうだけれども、折角上野で降りたのだし観ていく事に。
いや炎天下並ばされて(テントの下だけれども)、入っても凄い人で、中を歩いて来るだけという感じだった。
僕の様に背の高い人間は良いけれども、背が低けりゃ全然見えないんじゃないかと。
みやげ物売り場に展覧会の目録やなんかと一緒にあった、バッジのガチャガチャ。展覧会で紹介された絵師を描いたバッジが出てくるという奇妙な物だけれども、親が連れてきた子どもを黙らせるには良いかも知れない。


取り立てが来た

サラ金からの督促状
一昨日の金曜日、来客があった。
「キンコーン」と鳴ったので僕がドアの横の台所の窓から顔を出すと、生瀬勝久似の怖いお兄さんが、黒いスーツに腕やら胸やらに金色のをチャラチャラさせて立っていて、僕の顔を見るなり、ドスの効いた声で「あぁ、お母さん居る?」と言ってきた。
僕は何が何やら分からず、「…用件は…?」とオズオズ訊くと、「増田○子さん居る?お母さんに用があるのっ!」。
そんな用件も言わなければ名乗らない様な人間には真面目に応えるのもバカバカしくて、しばらく、そのコワイ人と「いや、ご用件は。」「お母さんに言う。」「いや、そう言われても。」を十回ぐらい繰り返した揚げ句、僕が折れて(もう十年ぐらいここで一人暮らしなんだからお母さんも何も居ないのだが。)、「いやまあ、今居ないんで…」と言うと「何時頃帰ってくる?」と言う。
「さあ、何年後になるか、数日で帰ってくる事もあれば何年も帰ってこない事も。」なんて落語の『蒟蒻問答』みたいな事を言ったら大変そうな雰囲気だったので、「七時か八時には…」と言うと、「最初からそう言えば良いんだよ。」と相変わらず横柄な男は持っていた書類を封筒に入れ、「これ、お母さんに渡しといて。」と言い残しそれっぽい車で帰っていった。
帰っていってからおずおず封筒の中身を開けてみると、サラ金からの「督促状」だった。
曰く「…早速ですが、あなた様は当社との金銭消費貸借契約に基づき、下記債務を負担しお支払期日が過ぎておりますが、ご入金がなされておりません。…」
なるほど、こういうのが来るのか。と、一応まだそういう所にお世話になった事のない僕は思ったけれども、そうなれば増田○子さんは全くの他人、僕の母親は増田×子だし、人違いも甚だしい。
払ってくれない人間には直接家に押しかける、というのは一つの金貸しの使う手だろうけれども、借りてもいない人間のトコに押しかけてどうしようと言うのか。よくテレビで「払って頂けないですとね〜、お宅に伺う事になりますよぉ〜。」ってのを見るけど、何で俺がいきなり「お宅に伺」われなきゃならないんだ。
こんな書類を間違って渡したまんまじゃまずいだろうから、取りに来るのかなと思って記念にスキャナーでパソコンに読み込んだ後丁寧に封筒に戻しておいたのに、それきり音沙汰無い。
しかし数年前にも前のアパートに来たはずのサラ金からの(「お宅に伺う」前段階であろう普通の「金返せ」葉書)が来たし、今回も近所の家と間違えられて、家は見るからに金に困っていそうに見えるのだろうか。
Googleのストリートビューってんで実家周辺を見たら、母親がダサい格好して出掛けるとこが写っていた。


雨が降り出した夕飯

連れてきてもらった二人は風呂に行き(僕は昼間プールに行って温泉にも浸かってヘトヘト、生まれて始めてウォータースライダーというのもやった。管の中を水流と一緒に駆け下って、結構おもしろかった。)、一人コンビニで買ってきた缶ビールをちびちび。
外は先ほどから降ったり止んだりを繰り返していた雨がざーっと降り出して、向こうの山(ここは八階)がけぶって、ここと同じような向こうのリゾートマンションの食堂が見える。
改めて思うけれども、孤独って良いね。一人コンビニ弁当を食いながら向こうの家族連れを眺める。この寂しさがたまらない。


なんだかんだで0円ケータイ


ケータイをズボンの後ろポケットに入れていた頃は、auの「a1402s」という携帯電話は小さくて良かったのだけれど、胸ポケットに入れる様になってから(お尻のポケットに穴が開いた)は、どうも分厚くてかさばるなとは思っていた。
もう携帯電話なんて殆どの機種が0円という時代から機種変更をしていないので、色々な機種の値段を見る度にびっくり。
始め狙っていたのは以前と同じメーカー、ソニーエリクソンのreという奴。ところがこれ三万幾らもする、発売されたばかりの「夏モデル」という奴だかららしい。
それで見つけたのが春モデルで安かった(それでも一万円)W61Pという奴
薄いしワンセグでテレビ見られるし、SUICAなんかも入っていておサイフケータイだし(使わなそうな機能ばかりだけど)。
一万円の出費は仕方ないかなと思っていたら、なんか僕が持ってきたチラシ(よく見てなくて二千円の割引券が付いているという事しか知らなかった)で、夏モデルじゃない古い?携帯電話は半額になるらしく五千円、そこから割引券のお金を引いて三千円。長く使っているのでポイントというのが溜まっていたらしくこれが丁度三千円分。という訳で目出度くゼロ円でご購入という事に相成りました。
昼過ぎ買ってきてまだ大して触っても居ないけれど、良さそう。
本体は薄いんだけどボタンは盛り上がって更に文字部分がミミズ腫れみたいに盛り上がっていて、押した感触がきちんとする。
畳と、買った赤色が似合っていたので、一枚。