書を観に

台東区立書道博物館内の張り紙
コニカプラザに今日から始まった写真展を観に行ってから、日暮里から少し歩き根岸の台東区立書道博物館に行き、王羲之(おうぎし)顔真卿(がんしんけい)の書を観てきた。
書道博物館だけあってか、館内の注意書きの貼り紙の字も味わい深い字で筆書き。
文も面白い物が多い、仏像の前には「触ってもご利益はありません」とか、庭の展示室の入り口には「猫が入りますので ドアは必ず閉めて下さい」。


木の芽

見上げれば木の芽
昨日実家に帰ってきて、今日婆ちゃんとお昼を食べに行って席に着き見上げたら、木に芽がふいていた。
訊いたら、ハナミズキの木だそう。五月に花を咲かせるのに、今からつぼみを膨らませているとは、支度の早い事。


筑波山へ

筑波山
昨日の朝は起きたらすぐ、一昨日行った筑波山(何度も私用で行っているけれども、今回は仕事の取材。)の写真を載せようと思っていたが、撮った写真の整理や何かで忘れていた。
取材が終わり、ライターさんの車で土浦まで送ってもらう途中、車を止めて撮った。
つい二十数年前までこの景色の中を筑波鉄道のディーゼル車がトコトコ走っていたのだ。


銀座ライオンで呑む

銀座ライオンのビアホール
昨日は大学時代の友人と待ち合わせ、早稲田のビジュアルアーツギャラリーに行った。
数年前に清里に出したとかで、彼女の作品もあった。
その後東京都写真美術館に行き、それから銀座のニコンサロンに須田一政さんの写真展を観に行き、近くのライオンのビアホールで呑んだ。
この天井の高いタイル張りの厳かな雰囲気と、喧噪と。


無事退院しました

経過観察で異常が見つかり、取手の病院から紹介してもらった土浦の協同病院にて一週間ほど入院し、脳のカテーテル手術を受けてきました。
手術と検査で疲れて、数日間は実家にて休養します。
局部麻酔でやったので、もう痛くて痛くて(脳の血管にも神経あるんですね)。
「お見舞いに行って良い?」というので「良いけど、土浦だし遠いよ?」と言ったら、それきりメールの返信が途絶えた奴、一生忘れません(笑)。


新幹線も「汽車」

昨日は巣鴨にできたマンションの撮影だった。
お昼頃一旦撮影を終え、夕方再度撮るという事になったのだが、さて数時間どうしよう、六義園にでも行って紅葉でも眺めるかなと思っていたのだが、巣鴨からは都営地下鉄三田線一本で大手町に出られる。大手町で読売新聞に勤める大学時代の講師の先生を呼び出し、少しお話しした。
話がその六十台前半の先生の先日のコラム(その先生は紙上に月一回コラムを持っている)に及び、北海道のナントカという場所の話だったのでどう行ったのかという話になったのだが、その行程を「取りあえず八戸まで『汽車』で出て…」と曰ったのだ。
地方に行くと年配の人は電車でもなんでも取り敢えず「汽車」と呼ぶのは知っていたが、在来線のみならず、新幹線をつかまえて「汽車」とは思いもつかなんだ。という話。
数十分お話しをした後、その先生は丸善に本を買いに行き、私は地下鉄で巣鴨に向かった。


困難は忍耐を生じ…

「困難は忍耐を生じ、忍耐は練達を生じ、練達は希望を生ず。」の書
久我山のピアノの先生の家で、押し入れの中に丸くなって仕舞ってあった掛け軸をもらってきて掛けた。
これまで床の間には、道後温泉の旅館が廃業する時に客室にあった山水をもらって掛けていたのだが、それはもう廃棄処分。
久我山のお宅で、何か良い物は無いかな?と思って片っ端から押し入れに入った掛け軸を広げて見ていたら、正月の七福神や山水に混じって、こんな物があった。漢詩か何かかと思ったら先生曰く、聖書の中の言葉で「困難は忍耐を生じ、忍耐は練達を生じ、練達は希望を生ず。」だそうだ。末尾には漢字で「ロマ書第五章」と書いてある。なんでも親戚が書いたそうで、こりゃ面白いと思い貰ってきた。
誰か家に来たら「キミこれが分かるかね?」と、したり顔で説明してやろう。