昨日、柏に出て「THE 有頂天ホテル」を観た。
公開すぐ銀座に観に行ったものの、朝一番から混んでいて観られなかった因縁の映画。
顔ぶれも豪華だし、公開前から諸メディアに露出の高い作品で、かなり期待して行った。
面白かった。面白かったが期待のし過ぎだったのだろうか。「笑うぞ、笑うぞ。」と肩を怒らせて行ったのがいけなかったのか。どうもそれほど。
豪華な配役が交差する群衆劇で、その交錯が妙味であるべきだし、でなければ個性的な俳優を並ばせる意味は無いと思うのだが、どうもうまく交錯していない。絡み合っていなくて、最後までドタバタして終わってしまう。
帰りは駅から家まで歩いた。分かれ道の神社。
カテゴリー: 我孫子ご近所あれこれ
さぶ〜
首都圏大雪、さぶい… 新聞取りに行っただけで凍えて…
東戸塚
只今、横須賀線東戸塚駅の改札の前にある、ドトールでお仕事撮影前の朝食中です。
戸塚なんて、ヨットスクール以外に何かあるの?と思いつつ、人はやたらたくさんウロウロ…じゃなくて出勤してる。
横浜の向こうだと聞いて五時に起きて(正確には目を覚ましたのが五時で、起きたのは半だが。)来たのだけど常磐線から横須賀線って以外と近い。九時半の待ち合わせなのに八時半に着いてしまった。
天気は良いのだけど空気が淀んでいて、建築撮影にはどうかな。風でも吹いてくれると良いのだが。また風邪ひいたりして。
初詣
なんかご近所一周してきた
映画「メゾン・ド・ヒミコ」を、家の前の沼の後ろにある(位にしか認識していなかったけど結構遠いのね)国道沿いのでっかい車の用品店に入ってる映画館「スーパーオートバックスシネスクープかしわ沼南」で観ようと、一旦柏に出てから東武バスで大津ヶ丘の方へ。
結局目的のバスが来なくて、国道を歩いて、結局遅れて観られず。
郊外特有の、場所にあかせてやたら広い、ホームセンターみたいな車の用品店の二階におまけのように映画館があって、でも数スクリーンあるみたいだから中は広いのかも知れないが。(観ていないのでなんとも云えないけど、郊外のこういう「ついでに映画館」みたいな所は、往々にしてフィルムをテレビみたいな電子信号にしてからスクリーンに映して「ハイ、映画。」というパターンがあるので要注意。)
国道の歩道は、案の定ガードレールも無くすぐ横を大きな車がゴーゴー通り抜けていく。空気も悪い。
そのまま大津ヶ丘団地から手賀沼を超えてくるバスで帰宅。
新装開店「エスパ」見物
今日リニューアルオープンしたという「あびこショッピングプラザ エスパ」なるものに行ってきた(というか連れて行ってもらった)。
我孫子というのは駅を挟んで南側に手賀沼があり、その近辺が住宅街であり、僕がよく行くスーパーやら商店があり、まあそれだけで殆ど街の体をなしているのだが、十数年前から、寂れていた(国道16号線 水戸街道はあるので車には好都合)北側にマンションが建ち並ぶ様になり、そちらは新しい車社会としての体裁を整えていった(ように見えた)。
そしてその街(我孫子駅の北側の地区)の中心を為すのがその「あびこショッピングプラザ エスパ」で、スーパーの他に色々なお店が入った田舎の「ジャスコ」みたいなヤツで、
お父さんが子どもを遊ばせている間にお母さんは下の食料品売り場で買い物をして、その子どもの服を買って、その子どもが大きくなったら何か知らぬブランドの洋服屋さんで服を買って、その子どもが結婚したらまたそこでお爺ちゃんお婆ちゃんにその子どもの子どもの面倒を見てもらいながら二人でCDやDVDを買って…
とまあ何とも気持ちの悪いサイクルの組まれた施設なのである。
この輪廻に飲み込まれたが最後、クルクル回るハムスターみたいに、盲目的にただひたすら足を動かさなければならないし、今日の資本主義社会に生きている以上、そういうシステムに組み込まれてしまった方が楽だとは思うのだが、そんな化け物が大きな口を開けている様な店内なのである。
古い岸辺をてくてくと
一日家で仕事。作るのも面倒でこのままカップラーメンという悪の道に進んでしまいそうなので、洗濯物を取り込んでから、心おきなく一時間ほど歩いて喫茶店「Calla(カラー)」へ。
手賀沼沿いにただ柏方面に歩いていくだけなのだが、いつもの道はこの大きな沼が埋め立てられてから作られた、いわば「新しい岸辺」なので、元々の「古い岸辺」の道をくねくね。
車が一台やっと通れるかという道をてくてく歩いていくのは楽しい。
帰宅後、また仕事。とは云いつつ涼しくなったので、以前の様にトトロのお父さんよろしく、窓を開け放ち、ランニング(は着てないけど)でうちわパタパタしなくて良くなり、快適。
「つくばエクスプレス」に乗る
仕事の撮影が守谷(茨城県守谷市)であり、その後打ち合わせが秋葉原(東京都千代田区)であった(というかそこにしてもらった)ので、自宅の我孫子から二駅、常磐線を海に向かい、取手から関東鉄道常総線で守谷へ。その後守谷からつくばエクスプレス(TX)で秋葉原へ一直線。
名称に英語を使ったり平仮名を使えば現代っぽいという根性が軽薄で気にくわないのだ。だったら「筑波鉄道」にすれば良いじゃん。あれ?どっかで聞いた事のある名前だな…
安いと云われていた運賃は「意外と」高い。都心側は確かに安い(「秋葉原」から隣の「新御徒町」まで160円)けど、郊外側は高く(「守谷」から隣の「柏たなか」までは240円)してある。それでも巨額の借金を抱えている事は間違い無いが、返済期限が四十年後だというので、最初は料金を安く設定しておいて、マンションやら建てて、沿線に人が住み始めてからじっくり料金を上げようという腹ではないかと思っている。だから沿線にマンションなんか買おうという方はご注意あれ。
というわけでつくばエクスプレスの写真なんか載っけると思ったら大間違い。できたばかりの鉄道より、昔からある鉄道の方が「萌え〜」なのだ。取手で常磐線を降りると待っていた、関東鉄道常総線のキハ0系。
「トークショー」を聴きに
昨年六月に開業したばかりという、銀座の写真ギャラリー「puntum(プンクトゥム)」に『「フォー・ディレクションズ #2」恵上美保(えがみみほ)・大社優子(おおこそゆうこ)・小高美穂(おだかみほ)・的場ゆう子(まとばゆうこ)』を観に行く。
四人の新進写真家の、いわばグループ展。この四人の「新進写真家」が、どんな話をするのだろうと、トークショーなるものも聴きに行く。
四人の内、的場ゆう子さんは、昨年コニカミノルタプラザで観て(木肌の写真の人です)、興味を持って。
けれども昨年のコニカミノルタプラザの写真展から四点のみ抜粋して、題名を変えた(「大地展景」)のみ。少々残念。観る側の想像を制限するような題名はどうかと。けど次の作品の構想なども聴けて面白かった。
大社優子さんは、会場内で観る事の出来た過去の作品は、随分きちんと撮れていた印象があるのに、今回のは「どうでも良い」感じ。
小高美穂さんは、演出された覗き写真とは云え、もうちょっと「覗きのドキドキ」があると面白かったなあ。何か腰の引けてる感じ。
恵上美保さん、目に映った物をただ撮って、女性だから「ハイ、作品。」という時代はもう過ぎたのでは無いかと。
「トークショー」とは、編集者後藤繁雄氏が、口の重い四人相手に質問をして、話を聞き出すという物。トンチンカンな応えをする人相手に、質問する方も、やや誘導尋問気味かも、なんて。結局、的場ゆう子さんが考えがしっかりしていて、話が面白かった。何も考えずにただシャッターを押すのが「カッコイイ」という時代は終わったって。
しかしこのギャラリー、好き。権威も何もないけれど、若い作家を応援しようという小さな力。「トークショー」も、小さなギャラリーにパイプ椅子を並べて(今日は盛況で、廊下にも立ち見の人が溢れていたけど。)、大学(日芸だけか)の授業を思い出す。
近所の公園では、「地場産業祭り」みたいなのをやっていて、植木や野菜に混じって、なぜか羊や山羊(やぎ)がいた。紙を食わせてみようと思ったら、「紙を上げないでください」の張り紙。先を越されたか。
空模様
降り出してくる前に、図書館に落語のCDを返しに。