D-ライティング

Nikon D2x DX17-35mm F2.8 CaptureNXにてRAW現像+Dライティング
今回はデジタルカメラの話です。
Nikon D2x で逆光の赤ちゃんを撮る事など(今の所)無いので、良い機会だから再び他人の赤ちゃんを借りて…
ニコンのデジタル一眼レフカメラには、CaptureNXという純正RAW現像ある(別売り)。その中にニコンが誇るD-ライティング参考参考)という機能があり、逆光で人物などを撮った時に、通常の様に露出を多めに与えて被写体(人物)を明るくすると、背景が更に明るくなって白くなって(飛んで)しまう事を防ぐ機能で、逆光で明るくなってしまっている背景はそのままに、逆光で陰になっている暗い被写体の部分だけを明るくしてしまおうという機能。
正に前回の写真のような状況のためにあるような機能なので、これまで使った事が無かったけれども(余り建築写真には必要とされないであろう)、やってみようと思った。
結果は上図の通り。トーンカーブの上をそのままにして、下の方を持ち上げた様な感じで、僕は気味が悪いと感じた。逆光の抜けた様な感じがなくなって、ヌメッとした感じ。好みではあるけれども、僕としては背景は飛んじゃうけど、普通に露出補正した方が自然で好みだな、僕は。
前回の記事と見比べて見てください。


久々に写真を撮ってみたり

涼しくなってきたし、半年ぶりに作品作りをしようと十一時頃、池袋に出て写真を撮る。
何かデータを渡すので来て欲しいとかで、有楽町線で新富町へ行き、築地の会社へ。
データを貰って、そのまま銀座のニコンサロンへ。引っ越しをしてきれいになり、過去を振り返る「ニコンサロン1968-2006展」二期目(11月14日まで)。過去にニコンサロンで発表された写真の中で、今回は私写真をまとめる。荒木経惟が、奥さん陽子さんを撮った写真展の会場に佇む陽子さんを撮った写真は、凄い存在感。さすが「アラーキー」。
銀座で少々写真を撮って、帰途、駅から帰るバスの窓から見えた街道沿いの喫茶店「Titika(ティティカ)」に寄る。まだ帰ってお米に火をつけるには早すぎるし。
紅茶とケーキでぼーっとしている所。六時も過ぎたし、そろそろ帰るか。
友人の古関さんが数日前来て、手賀沼で写真を撮っていた


やっとNikonCapture

写真の話です。
その事に気付いたのが今年の初め、問い合わせをしたのが3月1日。何も反応が無いので「どーなってるの?」と催促したのが5月ぐらいだったっけな?
やっと昨日ニコンサポートの方から電話があって、その不具合(私のD2xや友人の買ったD200でイメージダストオフが効かない)が修正されたアップデータを出したという事だった。
まだ使っては居ないけれど、あちら(Nikon側)でもこちらの言った不具合が同じように起きたという事なので、大丈夫だと思う。
しかし同じ様な症状に悩まされている人が居ないかググっ(Googleで検索)てみたけれど他に出てこないし、3月の不具合の記事には何の反応も無かったし、MacOS10.3のG4で、NikonCatptureを使っている人は余り居なかったらしい…


ふらふらする眼

写真展の感想は、余程心に残った時しか書かないようにしているのだけど、昨日最終日に寄った、新宿のコニカミノルタプラザでやっていた、「フォト・プレミオ」という一年間で24人の新人を送り出す企画の、年度賞の三人の受賞者の展示があったのだが、山方伸なる人の「Bee fly」は良かった。色々な地方都市の何でもない風景を、切り取って歩く。
僕が方々の、観光地でも無い地方の町をうろうろする時目に入ってくる風景って、こういう感じなんだよなあ。
余り一般的で無く、特に目を引かないであろうこういう写真って、続けるのも大変かと思うけど、頑張って欲しい、と真摯に思う。


吉住志穂の事(思い出)

今朝、いつものようにデジカメ関連のニュースを巡回していたら、ソニー α100【第1回】お気に入りのデジタル一眼、α Sweet DIGITALとの違いは?という記事が出ていて、書いているのが吉住志穂嬢。
高校時代、雑誌CAPAに写真を投稿していて、その時に同じように出していたのが彼女。
載ると学校名が出るのだが、我が都立高校の近所の女子高に通っていた彼女がそれを見て「都立○○高校にいるはずの増田新様」宛という変な手紙(しかも便箋入り)を出してきて、クラスの人(担任含む)に冷やかされたのを覚えている。
きれいな花の写真という、僕とは全く違う写真を撮っていた彼女だが、時々会い、彼女は写真の専門学校に進み、風景写真で有名なT先生の事務所に勤め、最近独立してやっているとの事で、写真を観に行ってきたりしていた。


興味のおもむくまま

昨日、打ち合わせの後、昼食をとってからコニカミノルタプラザに行った。
三つの部屋のうち、ギャラリーAでやっていた『フォト・プレミオ −24人の新しい写真家登場−永冨恵子写真展「東京ノラ猫生活」』が面白かった。
内容はタイトルそのままで、東京の諸処に居る野良猫を撮ったものだけど、後から付ける理屈はあるにせよ、「野良猫が方々に居る」→「かわいい」→「写真撮ろう」という素直な気持ちに、心地良い物を感じた。
何かをテーマに写真を撮ろうと思う時、それが与えられた仕事でなければ、何らかの興味を持った事に対してカメラを向ける事になるのだろうけど、昨今、写真がアートの様な物に接近してきて特に、「興味を持つ」から「写真を撮る」に至る行動の中に色々な考えをするようになって、中には「考えた所で終わってるんじゃないの?」という写真も多くなっている。
画面の整理はできてないし、プリントは下手だし… 技術的な事を言い出せばきりがないけれども、彼女にはこれからも、そういう純粋な気持ちを忘れずに写真を撮って頂きたいと思った。今後が楽しみな人だと思う。
フォト・プレミオ−24人の新しい写真家登場−門山大介写真展 「STRIPE」
も面白かったし、今回のコニカプラザは結構当たりだったのかも。


通常営業


写真展も(昨日)終わり、実家に泊まって、今日は朝から撮影(仕事の)に行ってきました。
金曜日には打ち合わせもあり、もう通常営業状態です。(あ、僕の「通常営業状態」とは、映画観て、寄席行って、美術館に行って、偶に作品撮って、仕事は程々にする事ですのであしからず。)
あ、仕事の友iBook、帰ってきました。早速今夜の今日の撮影画像のRAW現像から活躍してくれそうです、閑つぶしに。
朝の国立駅。とんがり屋根の駅舎。


寝過ごした…


昨日は、某社に二時に請求書と写真を届けたら、仕事が終わって夜九時に新宿で待ち合わせの友人と会うまで閑なので、久々に新宿の末廣亭(末広亭)という寄席に入って桟敷でゴロゴロしながら笑って閑つぶし。
九時に会って、呑んで、バスが無いので酔い冷ましがてら駅から歩いて、帰ったのが午前一時。
目覚ましを鳴らしそびれて、撮影に遅刻してしまう。
そのまま、いつもなら相手先の会社に行き撮影画像のチェックをする所だったのだけど、担当のSさんの御配慮で京橋の自分の写真展へ。
静かで、ぼーっとして、気持ち良いなあ、こういう空間。
写真は昨日の末廣亭の桟敷席。


なんやかやと一段落


仕事の撮影も一段落して、来月の写真展の為の現像(紙焼き)も土曜日に終わり、スポッティングをして、額装をしてもらうため、早稲田の会社に預けに行こうと、常磐線を南千住で降りてから都電三ノ輪橋の電停まで歩き、そこから早稲田まで全線走破。時間に余裕がないとできないワザだけど、今日はのんびり「チンチーン」雨の中を「ガッテンゴー…」。
額装を頼む予定の山之手写真製作所は、以前コニカミノルタプラザでの写真展の時も紹介されて頼んで居たので、今回も。と思ったら、早稲田から中野に会社が引っ越していた。早稲田から中野まで、地下鉄東西線で。
その後、中野から地下鉄東西線に乗り、飯田橋で地下鉄有楽町線に乗り換えて築地の会社(最寄り駅は新富町駅)にお届け物。
そのまま写真展をやる京橋の画廊に行って、打ち合わせなど。
これで一段落して、明日から我孫子でのんびりできる。畳に寝っ転がって新聞を読んだり、落語を聴いたり。
都電荒川線終点の早稲田駅